DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最近の社内の流行語「パーパス」。社会人7年目になる前に、会社のパーパスはもちろんのこと、自分の存在意義って何なのか?、仕事を通じて何を実現して、どうなりたいか?を考えてみたいと思って読んでみた本です。
【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】
パーパスとは決して、業界用語を詰め込んだ使い回しの利くフレーズではない。明確かつ個人的で、あなた(だけ)の心に響くものでなければならない。
仕事上のパーパスを達成するにあたり、私たちは仕事に意義を見出すのと同じくらい、仕事に意義を与えることに注力する必要がある。言い換えれば、パーパスはつくるものであり、見つけるものではない。
個人のパーパスを考え -
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Posted by ブクログ
「自信」を体系的に学べるというよりはいくつかの論文・ケーススタディを通して自信に関する理解を深められる1冊。自分だけではなく、自信のない部下にどう接するのがいいのか、女性・男性のリーダーシップ像違い、自信がないことで人間努力を重ねるのでポジティブである要素であったり自信に関して4-5冊読んでも知れなかった視点も得ることはできる。
ただ、自信に関する1冊目の本として読むに網羅的ではない。
・自分に対する「共感」をどう育てるのか。「自分はOKだ」「やっちゃっても大丈夫」「なんとかなるだろう」初めから正解なんてないのだから、やってみてから修正すればいう考えが有用である。また、自分に対する「信頼」を -
Posted by ブクログ
説得するのが苦手だ。自分の意見は言えるが、相手に納得させるにはそれなりのテクニックが必要だと思っている。そのヒントがありそうな気がして読んだ。
コミュニケーションのうち、特に説得力が求められる「プレゼン」を想定した内容が中心で、スピーチやストーリーテリングに際して心がけるべきことなどは、なるほど分かりやすかった。強い口調の相手には口籠ってしまうことが多いので、ストレス・コミュニケーション(という表現は初めて知ったが)の対処法もなるほどな内容だった。
結局大事なのは誠実さと共感という、素人でも薄々勘づいていることではあるが、具体的な行動指針を持てたことは有意義だ。相手のコミュニケーションスタイ -
Posted by ブクログ
ポーターの理論がテンポ良く要約されていた。
業界の競争環境を5フォースのフレームワークを軸に分析して平均的な収益性を把握し、その中で独自性を追求したポジショニングとそのために企業内外の全活動を方向付けることで模倣困難な競争優位性を獲得するのが戦略である。決してオペレーション効率を追求することが戦略ではない。
そして、情報技術が競争優位の獲得・維持・強化に必要不可欠であり、企業活動の有効な連携のためにシステムを戦略的に構築することが重要である。
衰退産業では収穫戦略(製品・サービスの種類とグレードを低下させつつ当面の収益確保)や撤退戦略だけでなく、衰退の速度や競争環境を踏まえて、可能であれば、他 -
Posted by ブクログ
1
言語スタイルの多様性を理解して、柔軟に対応、調整する
2
意思決定スタイルの違いを理解して説得に臨む
3
効果的な説得は「交渉と学習のプロセス」
賢明な妥協策を用意してから
軌道修正しようという肯定的な態度
相手が自分の専門知識と信用度をどう評価しているか
4
リーダーが率先して誤りをみとめる
部下のミスは、論点を部下本人から全体にずらす
7
弱気タイプはだめ(相手の意見をすぐに取り入れるようでは自分の意見に執着しなさすぎる)
8
メッセージ、仕事観
9
相手を尊重する=自分にも落ち度があったかもしれない
受け止めるけど議論しない「あなたがそう思うのに至った理由はわかる。でも、そういうつ -
Posted by ブクログ
感情はコントロールしづらいが、認知は変えられる。
1.人は認知を使って物事を理解するが、人を行動へと突き動かすのはあくまで感情。
認知は外部から収集した情報を処理してアウトプットを出す脳の情報処理を指す。
感情は物事に対して抱く気持ち。
2.自分の認知と他者の認知は異なる。
3.人は変えられない。
*対立がある時、その目標は妥協ではなく、溝を埋めて新たな選択肢や解決法を創出することである。
連帯感を持たせ、信頼できる関係を構築すること。
*時間を味方にして、協力者を集める。慌てて行動しない。どのような選択肢があるかしっかり確認する。
*目標を決め、それに集中する。
*人ではなく、問題に集中す -
Posted by ブクログ
最強の会社とは、同じ目標に向かって全社員が協力し一致団結している状態だと思う。たとえお金や時間が無くても知恵と根性で切り抜け成功した起業家は多い。しかし、これが意外に難しい。同じ目標に向かっていながら、一定規模の組織の中には足の引っ張り合いや責任回避に長けた「やっかいな人」が必ず存在しているから。
本書は、自分ではそうだと気づいていない「やっかいな人」や無自覚に行っている「やっかいな人」などの対処法を具体的に論じた実践書です。したがって、新人教育や幹部教育などでも有効活用できる良書です。
全11章からなっていますが、忙しい人は最初の3章までだけでも目を通すことをお勧めします。(特に第2章の「ス -
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Posted by ブクログ
ネタバレ内省し、自己を明確に理解することにより得られることがある。
生産的な自己洞察を増やし、非生産的な堂々めぐりを減らすためには、「なぜ」ではなく「何」を問いかける べきだ。「何」という問いは、客観性と未来志向を保つ一助となり、新たな洞察に基づいて行動を起こす後押しと
リーダーが自己をより明確にとらえるスキルを身につけるには、内面と外面両方の自己認識を高めることを意識し、愛のある批評家からの率直な意見を求め、「なぜ」ではなく「何」を自問すればよい。自分についてより多くを知れば、そこから得られる恩恵も
好きになるには、心がわくわくすることが必要だ。好きなこととは、頭で考えて好ましいと思うものでは -
Posted by ブクログ
ネタバレ■背景
- ポストモダンの世界に入り、大量生産/消費から少量多品種、個別最適、パーソナライズの世界へ。
- デジタルネイティブが世代化し、サプライヤの前に立ちはだかるのは競合の営業力よりも「顧客の学習能力」にシフト。
■趣旨
- ソリューション営業から「インサイト営業」へ。このトレンドは加速していく。
- 顧客が購入する可能性よりも、「顧客が変化する可能性」を重視する。
- さらに、RFP発効後、自社が求めるものを明確にしていた顧客を、新たなニーズに直面したばかりの顧客へ変貌させる=新たな気づきをを与える。
- 「顧客の学習能力」に対抗する手段は「教える能力」。顧客が見