DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ありのままの自分でいられる、情報がそのまま伝わる、社員の長所が伸ばせる、社員が成長を感じられる、意義のある仕事をしていることが実感できる、ばかげたルールがない組織がよいとあった。どれもしっくりくるが、そうできているか?とも思う。ありのままの自分でいられるということは、長所を活かせているということにもなる。ある社員のことを思った。彼女はリーダーシップを見える形で発揮したりというタイプではない。しかし、だから評価を低くして、彼女の苦手なことだけを指摘することに意味があるのだろうか?私はうーんと思ってきた。それよりも彼女の持ち味を生かした貢献が出てきている限りは評価して、自分の仕事に誇りをもって仕事
-
Posted by ブクログ
# 目標がチームと個人の生産性を上げる
## 面白かったところ
- 海外の事例を通して、チームの生産性や突き当たる問題に対する新しい知見を見られること
## 微妙だったところ
- 最新の知見の割に、実験の詳細や具体的な数字が出てくる事例が少ない
- 個々人と言うよりはチーム単位での話が多いと思ってたけど、割と個々人の話が出てきて見当違いだった
## 感想
近年のハーバード・ビジネス・レビュー論文のまとめって言うから、期待値高めで読んだ。チームの一員としてかなり納得できる話はあったし、この本を読んで上司が思い悩むネタも少し学ぶことができた。
達成すべき目標を定めること。目標を達成 -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ「リーダーシップ」に関する書籍はそれこそたくさんあるのだが「オーセンティック」≒「自分らしさ」という点を深堀りしたものが本書である。
オーセンティック・リーダーシップにおいて重要視されるのは自分や他人の「感情」を感じることである。その中で、自分自身の本当にしたいことと向き合い前に進むこと、生まれる「共感」が結局のところメンバのやる気を引き出すということなのだろう。
またこの本の特徴としてオーセンティック・リーダーシップに関する失敗についても触れている。極端な適用、前提を無視した運用は時に問題を生じがちだが、その点にも触れることでより深い理解を促している。 -
Posted by ブクログ
勤務先が、『間違った意思決定をするリスク』に敏感にならざるを得ない状況なので、読んでみた。
悪い例を見るとつい『あるある』と思ってしまうのは、それこそバイアスが掛かっているのかもしれない。
発表から10-20年経っている論文が多いので、既に古典として評価が定まった感あり、安心して読めるが、逆に、「そう来たかー」というような意外なことはあまり書いてないかもしれない。
P196 シェブロンには、意思決定分析グループがある。
P201 経営陣が理解できない分析モデルを事業に組み入れない。
P212 人間は元来、脳の中に備わっている二つの意思決定プロセスに縛られている。人間の脳は。「パターン認 -
Posted by ブクログ
ネタバレ経営者がどのようなことに注目しているのかを知りたく、手に取った本。
要するに、業績をどのようにあげるかがキーなのだが、組織を扱う以上、多くの要素が存在する。一つ一つ丁寧にフォローしていく必要があると思った。
・目標を達成する方法(ストラテジック・インテント=奮起が必要。挑戦を設定し、社員のモチベーションを上げる)
・売上の成長があるか
・CEOを含め、自分を成長させる潜在能力があるのか
・できる社員の引き止めができているか(給料を多く与え、タスクを与え、チームを与え、タイムを与え、テクニックを与える)
・5分以内で説明できるビジョンがあるか -
-
-
-
Posted by ブクログ
企業変革を推進するリーダーが、知っておくべきこは?『ハーバード・ビジネス・レビュー』編集部が厳選した企業変革に関する論文集。
■説得が変革の土壌をつくる
・変革を成功させるには、社員が変革を受け入れるよう「説得作戦」を立て、これを実践する必要がある。
・説得作戦は
①変革を受け入れる下地を整える
②情報やメッセージを解釈するフレームワークを提供する
③社内の雰囲気を盛り上げる
④望ましい習慣を徹底させる
という4つのプロセスから成る。
■個から始まるしなやかな組織改善
・組織内の旧態依然としたやり方に穏やかに異を唱え、社風に変化が起こるよう静かに働きかける。このように改善を促す人材 -
-
-
-
Posted by ブクログ
■「自分らしさ」を貫くリーダーシップ
・「オーセンティック(自分らしさ)」を貫くリーダーは、自分自身をよく知っている。ゆえに自らの価値観をぶれることなく実践し、感情の面から人々を引っ張る。
・こうしたリーダーになる方法には、次のようなものがある。
- 自分史に学ぶ:自分の半生における様々な経験を理解し、意味を与えることで、なすべきことを見つける。
- 自己認識力を伸ばす:本当の自分を知るため、自らの過去を調べる。すると、自分の弱さを認められるようになる。
- 価値観を体現する:自らの信念から生まれた価値観を、行動によって表す。
■「自分らしさ」を保つ工夫
・リーダーが自分らしさを保ち、 -
-
Posted by ブクログ
現代においても、地理的要因は企業にとって極めて重要である。かつては安い人件費やインフラの整備状況といった比較優位をもたらす要素が重要だったが、現代は、イノベーションを促す良好な競争環境が重要であり、競合の存在、先進的なニーズを持った市場の存在、関連産業と支援産業の充実が揃った地域において事業活動のコアな部分を展開することが、競争優位の確立に不可欠になってきている。
産業ごとに、適した地域が存在し、産業クラスターが形成され、地域の経済発展の原動力にもなる。
企業は、競争を忌避して規制強化を求めるロビー活動を行うよりも適切な競争の中に身を置くことで競争優位の獲得につながり、地方政府も、主力企業を保 -
Posted by ブクログ
■意思決定をゆがめる心理的な落とし穴
・人は、第一印象など、最初に得た情報にこだわり、次に続く思考や判断を鈍らせてしまう(アンカリングの罠)。
・人には、行動を起こすことによって生じる批判や後悔などのダメージから自分を守るため「現状維持を選択する強い傾向」がある。(現状維持バイアスの罠)
・こうした心理的な罠に陥らないためには、罠が存在することを常に意識する必要がある。そうすれば、判断ミスを犯す前に、思考回路の間違いに気づける。
■意思決定のRAPIDモデル
・組織が意思決定を行う際に、ボトルネックを生じさせないためには、役割と責任を明確に割り振ることが大事。
・意思決定プロセスにおいて役割 -
Posted by ブクログ
ネタバレ自己認識の重要性とそのエビデンスを研究していた著書の説明という印象
本のページ数から仕方がない事だが、内容を吟味してポイントを伝えることがやっとだったのだと感じた。
内容はエビデンスに則った良書であるので、読むに値する本だと思うが、満足度から星3つの評価とした。
自己認識を浅く知り、きっかけにするには良い本だと私は感じたが、少し物足りなさを感じる。
印象に残った点は
ターシャ・ユーリックのインサイトの自分の感情、価値観を知ることの重要性に関すること
ジェイムズ・ウィルソンの数値化と見えるかの重要性とそれを使うための工夫について
シーラ・ヒーン、ダグラス・ストーンのフィードバックの受け止め方に -
Posted by ブクログ
人工知能も、禅と似た過程が必要。
人工知能は良く思考すれば、良い行動ができる、という前提で作られている。人間は違う。流れを感じて身を任せることも必要。
マインドフルネスは、実践的な禅のパッケージ。悟りを開くことを目的としていない。
内省を習慣的に行うこと。自分にとって大事なことを見極める。
マインドフルな状態になると、結果に良いも悪いもないことに気づく。
今この瞬間、に気づくこと。
一日を始める前に、座って瞑想する。
マイクロメディテーション=一日数回、1~3分の瞑想を行う。気が散るとき、押しつぶされそうなとき、など。
マインドフルネスインアクション=行動しながら、数秒単位で集中する。
朝起 -