ナカムラクニオのレビュー一覧

  • こじらせ美術館

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    適度に知らない画家もいて、
    とても勉強になった。
    私もこういう「こじれた」画家のほうが
    好きです。
    ただ、肝心の絵が全部イラストだからなぁ…

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    2021年12月31日
  • 人が集まる「つなぎ場」のつくり方 都市型茶室「6次元」の発想とは

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    都市型茶室の発想がとても面白くて、今の時代、これからの時代を見据えた空間なんだろうなと思った。これからは自分でカスタマイズして情報を吸収して発信していくことが大事なんだなと。SNSを流行で使うんじゃなくて、自分が編集者になった視点で集めていくべきなのかと。そんなノウハウを学べた気がする。

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    2021年11月01日
  • 村上春樹語辞典 :村上春樹にまつわる言葉をイラストと豆知識でやれやれと読み解く

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    ネタバレ

    ドーナツの穴
     からっぽなのに雄弁

    比喩
     相反するもののぶつかり合いで生まれるイメージ
     物語の筋と関係ないシュールな詩的な息遣い

    喪失と修復
     西洋的な孤独が描かれていると同時に
     社会性を排除した世界の中に、それを乗り越える
     軽い楽観的なファンタジー的な神話的な要素で埋めあわせる。
    (ストラスブール大学 Antonin Bechler教授)

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    2021年10月17日
  • こじらせ美術館

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    横流しを流し読みしたせいか、いまいち没頭して読めなかった。もやもやと不完全燃焼感あり。
    芸術家一人一人について書かれた本を読んだほうが楽しいかもしれない。

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    2021年09月23日
  • こじらせ美術館

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    こじらせ…というか、波乱万丈の人生を生きた芸術家の生涯を紹介した本です。色々な問題を起こしつつ、それが作品をより優れた物にしたり、魅力になったりするのでしょうが、周りにいたら嫌だな。そして多分品行方正な芸術家の方が断然多いのでしょうが、こんな本読んでると芸術家全員が破天荒みたいな気持ちになって困る(笑) 
    あと、版権の問題なのか肝心の作品は代表作のイラストばかりで本物の写真は掲載されていないのでちょっと物足りませんでした。

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    2021年08月01日
  • こじらせ美術館

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    歴史に残る芸術は偉大なる「こじらせ」から生まれた!? ゴッホ、ダリなど巨匠たちのエピソードを紹介する。美術鑑賞がもっと楽しくなる、イラスト挿絵満載の美術ネタ帳。ホーム社文芸図書WEBサイト『HB』連載を書籍化。

    あとがきに書いていたが,「読むアートセラピー」という言葉がぴったりかも。

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    2021年06月27日
  • 描いてわかる 西洋絵画の教科書

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    読んで連想したこと

    ◯ジョルジュ・ド・ラ・トゥール
    ろうそくの灯りがきれい
    いまフランスが売り出し中と別の本で書いてあった

    ◯ガウディ
    映画も良かったけど、2026年に完成してしまうなら、完成前に観に行きたいな

    ◯ダヴィンチ
    機会を見つけて外出し、リラックス
    外から帰ってくるの判断力が確かなものになる

    ◯ユトリロ
    他人とのコミュニケーションが苦手だったユトリロの作品にはほとんど人が描かれない
    何気ない風景に精神の安定を求めた





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    2021年02月07日
  • 洋画家の美術史

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    ネタバレ

    <目次>
    はじめに
    第1章  憬れの「舶来洋画」がやってきた
    第2章  成熟する「和製洋画」革命
    第3章  ニッポン独自の「昭和モダン」
    第4章  進化する「日本的フォーヴィスム」

    <内容>
    アートディレクターによる近現代の日本洋画家16人の紹介書。いわゆる美術史的な紹介ではなく、著者自らの思いがたくさん詰まった本である。一人当たり10ページ前後。高橋由一から三岸節子まで。最後にその洋画家が、影響を受けたであろう人物を円グラフで表示しているのが斬新。

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    2021年01月30日
  • 洋画家の美術史

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     著者の好きな日本の洋画家の作品と人物をコンパクトに紹介したものである。

     ページの制約もあり、その紹介にやや物足りないところもあるが、カラーで、その色遣いの特徴はある程度掴めるし、どういった流派や先人から影響を受けているかをまとめた成分表の工夫は面白い。

     特に、長谷川利行、曽宮一念、鳥海青児、須田剋太(「街道をゆく」の挿絵を描いていた人というしか知らなかった)といった人たちは、ほぼ本書で初めてその画業を知ったので、是非作品を直接見てみたい。

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    2021年01月24日
  • チャートで読み解く美術史入門

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    コートルド美術館展@愛知で発見して
    美術の繋がりが気になっていたので読みました。


    ・アール・ヌーヴォーp26
    1890-1910、欧
    装飾芸術運動
    花、植物、海、風など自然の構造を取り込み曲線的な表現を多用

    ・ガレ、仏>ミュシャ ★ミュシャ展いく!
    ・ガレ>ガウディ、西 
    ・アール・ヌーヴォー>クリムト<琳派

    ・最後には「溶ける」(ポロック)
    後期印象派>キュビズム>溶ける(ポロック)
    新印象派>抽象化>溶ける(ポロック)

    ☆日本の城と世界のお城の発展の違いが気になる


    ・著者ナカムラクニオさんの仕事遍歴、アートへの考え方も面白い。
    美術はつながりが面白い
    美術は「心の鏡」「心の窓

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    2020年02月29日
  • 人が集まる「つなぎ場」のつくり方 都市型茶室「6次元」の発想とは

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    都市型茶室と位置づけるカフェ「6次元」を始めるに至ったわけ、カフェとはなんぞや、読書とは、ほんとはなんぞや、そして仕掛けているいろいろなイベントのこと。想定も中身もかなり癖があって、読み手を選ぶかなあ。
    読んで気がついたことがある。僕はわかったようなわからないようなことが大好きで、しかし、わかったような気になるがわからないモノの名づけ方が苦手だということだ(店名のことじゃないよ)。しかしモノには名前を付けないと人に伝わらない。でもつけたくない。これが自分と他者のコミュニケーション阻害の一因だろうなあ、と。表現されないと気づかないが表現してほしくない。そんな感じ。ああうまくいえない。

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    2014年04月08日
  • 人が集まる「つなぎ場」のつくり方 都市型茶室「6次元」の発想とは

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    個人的にすごく心に残ったのが、「ブックバン(BOOK BANG)」としてまとめられていた、「本は、もはや紙の束ではなくなりつつある」という話。

    ★読む人がコンテンツを得る手段を仮に「本」と呼ぶなら、本のトークイベント、検索する作業、ツイッターを読む行為、ブックカフェという場、これらはすべて「本」である
    ⇒では、今、本とはなんだろう?

    今後、自分なりに考えを深めていきたいしもっと本の業界のリアルに触れたいなぁと思いました。

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    2014年02月14日
  • 人が集まる「つなぎ場」のつくり方 都市型茶室「6次元」の発想とは

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    昨今、人と人との「繋がり」とか「絆」が大事だという話が世の中に多い。それ自体が間違っているとも思わないし、大事なことだとも思うのだが、大切なのは日々の生活、何気ない日常の中にそれをどう根付かせるかだと私は思っている。

    「6次元」の取り組みはナカムラさんにとっては日常の中にその「繋がり」の感覚を取り戻す作業だったのかもしれないが、残念ながら筆者にとっての「日常」は、多くの読者にとっては「非日常」の世界だ。

    “発想”と“実行”の間に隔たりがある場合、正しいことや理想的なことを真面目な顔で言われてしまうと、正直引いてしまう。それは確実に読み手であるこちら側の問題であり、そもそも“そんな人たちは相

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    2014年02月03日
  • 人が集まる「つなぎ場」のつくり方 都市型茶室「6次元」の発想とは

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    おしゃれな一冊。
    できれば、「6次元」(この本で語られる“つなぎ場”となる喫茶店)が出来るまでの苦労、構想、試行錯誤がもっとあっても良かった。大半は成功例で、やや“鼻ニツク”感が否めない。
    著者が死ぬまでにやりたいこととして挙げた「カフェ」「古本屋」「ギャラリー」、その実行例がこの喫茶店であるが、やっていることは常々浮遊していて、おそらくこの現状にとどまることはないのだろうなと思わせる。興味を持ったなら5年以内に訪ねる場所ではなかろうかと、そこはかとない“儚さ”を感じさせる。

    電子書籍になじめない“紙”世代としては、古本屋としての機能、図書の管理、ディスプレイ方法の例は楽しい。そういう点では

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    2014年01月27日
  • 人が集まる「つなぎ場」のつくり方 都市型茶室「6次元」の発想とは

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    知合いより推薦の本。
    いわく「鼻につくかも」との通り、自分語りの多さと、業界人にありがちの言葉遊びについ「虚業」という言葉が頭に浮かぶ。
    大人になっても「サークルの部室」があれば、そりゃ楽しいけど、それこそサークルのように似たもの同士ばかりで集まっていないか。
    それでもコミュニケーションの場として機能してるので良いとして、広めるならば、もっと、場の作り方に重きを置いた本であっても良いのではないか。こういう特別な場を作れた自分に酔ってしまっては、波及効果は得られないのでは。

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    2013年12月16日
  • 人が集まる「つなぎ場」のつくり方 都市型茶室「6次元」の発想とは

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    ネタバレ

    知り合いのブックカフェのオーナーが「店が儲からなくて困る」といったことをボヤいており、なんか出来ないかな、と手にした本。

    ブックカフェは元より、喫茶店というのは、「たまり場」なんだと本書では書かれている。
    会社や家族ではない、「偶然的コミュニティ」それが「たまり場」であると。
    それは、歴史を遡れば、純喫茶や社交サロン、寺や神社へと辿りつく。
    老若男女、価値観や年齢の違う人同士が集まる場が「たまり場」

    そんな「たまり場」に本棚を置く理由は、もちろん、時間を潰すということもあると思うけど、楽しみを共有するということが本当の理由なのでは?

    本書では、読書会のことにも触れていた。
    「本来一人で楽

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    2013年11月03日