感情タグBEST3
Posted by ブクログ
感受性が豊かで繊細で脆いから画家になるのか、
画家になると波瀾万丈の人生になるのか。
著名な画家の人生がさくっと読める。
名前と作品名でピンとこなくても、作品のイラストを見るとこの絵画知ってる!という人ばかり。写真がないのが残念だけど、イラストもなかなかよかった。
画家って自殺者や精神病院に入る人が多いんだなと改めて実感。
そういう人を特集しているからというのもあるだろうけど。
画家だけでなく作家もそんなイメージがある。
芸術家というのは生死や光と闇、幸と不幸、愛憎など、どちらかに極端に振れてしまうのかな。
画家の背景や精神性などを知ってから作品を見ると、これまた面白い!
Posted by ブクログ
作品はテレビや本で見たことあるけど、作家の背景まではほとんど知らない。こんな知識なしのまま読み始めましたが、問題ありません。作者のナカムラクニオさんの描いた?味のある模写イラストがまた素敵!この絵の作者はこの人だったのかと思わず口に出しながら読み進んでました。
カラヴァッジョとマグリットのエピソードが特に食い入ってしまった。作品をただ見るだけでは感じなかったことを、作者の背景を知った後にネットで検索して見ると感じ方も変わりました。
一人一人のこじれたエピソードが数ページで終わっているので、サクッと読めるのも嬉しい!経歴や家族の紹介(仕事や出身)もわかりやすくまとめてあるのも良かった。
私は印象派のトゥールーズ=ロートレックとエリック・サティが好きなのだけど、シュザンヌ・ヴァラドンが2人と元恋人なのは知らなかったし驚いた。(ルノワールとも元恋人らしい)
Posted by ブクログ
画家たちの波乱万丈な人生や性格の特徴をしっかり押さえていて、それでいて親しみのある語り口で綴られていて非常に面白い。
各画家の有名な作品のイラスト挿絵があるのも「あぁこの絵を描いた画家ね!」と分かりやすく、画家たちの関係図がイラストタッチで掲載されているのも良い。
1冊で画家の関係性や時代の流れ、特徴、人生をざっくり知ることが出来るのがポイントが高い。
これは、作曲家などでも類書を出してほしいなぁ。
にしても、音楽家よりも画家の方がよっぽどこじらせてる人が多い所に、なんだか愛着が湧いてきます(笑)
Posted by ブクログ
コンパクトでユーモアを含ませた読みやすい文章と画家の作品の模写風イラストがまたいい感じで楽しい。
巻末の参考文献兼おすすめブックリストのおかげで、また積ん読増えちゃうな
Posted by ブクログ
なかなか面白かった。画家の人生を知るたびにガッカリというかなんというか、人としてしょーもないなァと思っていたが、改めて読んでも本当に情けない。この苦悩を心理学でいう「昇華」しきっていたら他人に迷惑かけずに済んだのだろうが…しかしそんな昇華では収まりきらない破滅性が迸る作品だからこそ魅力的なんだろうな。(ただ、DV野郎は最低なので容認できないのですが)
著者の、アーティストたちに対する呆れながらも愛のある視点がこの本全体を貫いていて、こんな内容なのに不思議と嫌な気持ちにならない。ある程度美術の有名作品を知っている人なら楽しめる本だと思います。
Posted by ブクログ
友のお勧め本。
ゴッホ、エゴン・シーレ、サルバドール・ダリ、ムンク…名前と代表作なら数作知ってます!ぐらいの浅い知識しか持っていなかったけど、芸術家の人となりを知る事で作品の観方が少し変わったように感じる。
それにしても芸術家の人生波乱万丈過ぎない?
そしてあまりにも自殺者多過ぎない??
なんとこじらせた人の多いこと。
天才と変わり者(とても失礼だけど)は紙一重だなぁ。面白かった。
美術館や展示会に行くのが好きな今日この頃。更に楽しめそうだ!
Posted by ブクログ
ダリの話がすき
画家側が振り回すことはあっても振り回されるのってレアじゃない?
あとフリーダカーロが繋がった眉毛を"私の額の1羽の小鳥"って呼んでたのがかわいい
Posted by ブクログ
横流しを流し読みしたせいか、いまいち没頭して読めなかった。もやもやと不完全燃焼感あり。
芸術家一人一人について書かれた本を読んだほうが楽しいかもしれない。
Posted by ブクログ
こじらせ…というか、波乱万丈の人生を生きた芸術家の生涯を紹介した本です。色々な問題を起こしつつ、それが作品をより優れた物にしたり、魅力になったりするのでしょうが、周りにいたら嫌だな。そして多分品行方正な芸術家の方が断然多いのでしょうが、こんな本読んでると芸術家全員が破天荒みたいな気持ちになって困る(笑)
あと、版権の問題なのか肝心の作品は代表作のイラストばかりで本物の写真は掲載されていないのでちょっと物足りませんでした。