あらすじ
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チャートにすると見えてくる!画家同士の意外な繋がりや関連性
年に複数回美術館に足を運ぶ美術ファンは今や国内で1000万人以上いると言われ、日本各地で開催される展覧会の動員数は年々拡大傾向にあります。2018年から2019年にかけてはゴッホやフェルメール、ダリ、ミュシャ、ルーベンス、クリムトの過去最大規模となる展覧会が開催され、日本の画家では伊藤若冲や藤田嗣治、現代美術家の草間彌生の過去最大規模の展示がありました。
美術ファンの裾野が広がる一方で、「もっと深く美術史を勉強したい」「アートの見方を知りたい」という声もよく聞きます。美術館ではそうしたニーズに応える各種イベントが開催されていますが、近年は美術研究者や専門家以外の美術関係者による「わかりやすい」「ウラ話的」なトークイベントに人気が集まっています。本書の著者ナカムラクニオ氏は、そうしたイベントに多数出演しています。特に来場者にウケが良いのは、画家の人脈や系譜などを、相関図(チャート)を作って解説することです。チャートを用いることで画家同士の師弟関係や交友関係、ライバル関係までが見えてきて、より広く深く理解できて、新たな興味が広がります。
本書は著者が作成したチャートによって、画家の名前や作品、人脈について簡単かつ総合的に知ることができる、これまでになかった美術入門書です。「画家の成分分析」などには著者独自の新たな見解が含まれています。西洋美術と日本美術の2章構成で、美術史上最大の芸術運動であるルネサンス、日本人からも人気が高い印象派絵画、さらに日本が世界に誇る浮世絵を軸に、美術史の流れをチャートで紐解きます。著者自身による要点を押さえたイラストも、本書の見どころです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
西洋美術を各時代ごとに主要作家のチャート図、顔の絵の関係図で説明しようってわけ。顔もそうだけど書く作家の代表作もナカムラクニオ氏が描いているのが面白い。西洋美術史のおさらいにはなるんだけれど、それよりもナカムラクニオ氏の絵を見ているのが楽しい。上手いなあ、手間が掛かっていて凄い。リヒテンシュタインの絵なんかいかにもそれらしいけど、よく見るとあのドットがないぞ、アメリカンコミックそのままじゃん、といろいろ突っ込めて楽しめる。日本美術史もついていて、最後に版画史があるのが嬉しい。おお、川瀬巴水、長谷川潔、駒井哲郎がある。
Posted by ブクログ
かなりオススメ
世界の美術史の簡単な流れを知りたくても、どうしても西洋絵画史とかにフォーカスを当てた書籍が多い中、これは絵画に限定してないので建築も出てくるし、アールヌーボー、アールデコに触れてたり、バウハウスにも触れてたりと、世界のアートの流れを網羅してる。ルネサンスから近代まで年代の範囲も広いのがありがたい。日本は日本で分けて詳しく書いてくれてるところもいい。
とにかく基本的でかつ重要な要素を取りこぼしなくまとめてくれてるので理想の一冊
コンセプト通り図解中心なのでとても分かりやすい。視覚的に捉えられます。
この本一冊分の知識があれば、美術館なんかに行っても当たり前に書いてあるワードが分からないってことにはならなくて済むと思います。
あとそういえばこれってどうだっけ?って時に参照できる辞書的な役割も果たしていると思う。
電子書籍で買ったけど実物も欲しくなったので買うかも
ただ一点、本の世界観を統一するためか権利の都合かは分からないけど、作品が全て手書き模写っぽいイラストで代用されてるので実際の作品を見ることはできないので注意。その点は若干イメージ湧きにくい部分はある。
Posted by ブクログ
意外と何派に誰がいてってのは覚えられないまま絵を見たりしていて、この本は誰と同じ時代で、誰の影響で、この人とこの人は何派っていうのが1ページでわかるのが非常に良い。
Posted by ブクログ
コートルド美術館展@愛知で発見して
美術の繋がりが気になっていたので読みました。
・アール・ヌーヴォーp26
1890-1910、欧
装飾芸術運動
花、植物、海、風など自然の構造を取り込み曲線的な表現を多用
・ガレ、仏>ミュシャ ★ミュシャ展いく!
・ガレ>ガウディ、西
・アール・ヌーヴォー>クリムト<琳派
・最後には「溶ける」(ポロック)
後期印象派>キュビズム>溶ける(ポロック)
新印象派>抽象化>溶ける(ポロック)
☆日本の城と世界のお城の発展の違いが気になる
・著者ナカムラクニオさんの仕事遍歴、アートへの考え方も面白い。
美術はつながりが面白い
美術は「心の鏡」「心の窓(作品から未知なる風景に入る)」