ナカムラクニオのレビュー一覧

  • 古美術手帖 はじめての骨董

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    借りたもの。
    著者による素敵なイラストレーションと簡潔な解説で分かりやすい古美術入門書。導入として、非常に惹きつけられる。
    文章だけだけれど、古美術を日用に使うことも提案……

    古美術と言えば、大定番の陶磁器に始まり、書画、彫刻、工芸品……
    著者の踊るような文章で綴られ、それぞれの魅力が伝わってくる。
    各種の特徴だけでなく、ざっくりとした歴史解説や制作者の略歴などが添えられているので、足掛かりとなる。
    モダン家具…イームズ(椅子)の巨匠であるファン・デル・ローエやアルネ・ヤコブセン、北欧陶磁器の代名詞のようなリサ・ラーソンおばあちゃんまで!!
    これも古美術に入るんだ……

    また、古美術に関わる

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    2025年10月09日
  • こじらせ美術館

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    自分でも知っている画家さんが取り上げられているのが良かったです。
    画家さんの波乱万丈な人生は絵画の糧であって、
    大変だなぁ〜と思う反面で平たんな人生を歩む自分には、僅かな憧がれを感じます。
    それにしても、波乱万丈にも程が過ぎる波乱加減ですね。
    美術館に行きたくなりました。

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    2025年07月06日
  • こじらせ美術館

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    美術の資料集に書いてあるような小難しい解説ってあんまり身に入らなかったけど、こういう砕けた感じの人物紹介があると俄然興味がわいてくるから不思議。

    アートを見て直感的に楽しむのもいいけど、画家の人生を理解してから鑑賞するとまた違った切り口で楽しめる気がする。
    美術館に行きたくなった!
    アートの入り口に立たせてくれるような本でした。

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    2025年03月05日
  • 人が集まる「つなぎ場」のつくり方 都市型茶室「6次元」の発想とは

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    元テレビのディレクターからカフェのオーナーに。

    「もしかしたらこんな出会いはもうないかも」と思えるような一期一会がある場所

    自分の好きなものを書いていって、それが重なるところにあるもの。

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    2025年02月02日
  • 美術館に行く前3時間で学べる 一気読み西洋美術史

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    一気に読む西洋美術史とタイトルにあるように、絵はなく文章のみ。
    絵画鑑賞の要素はないが、 
    作者の新しい視点や、名画の裏話、 
    画家の人生など、興味深い内容で
    飽きさせる事なく、西洋美術史の流れを
    一気に学ぶことが出来る。

    ラスコー洞窟画から、バンクシーまで
    2万年以上に渡る歴史を読んできて、
    バンクシーのアートが、実は先史時代の壁画
    と似ているという指摘は、興味深かった。
    他にも金ピカうさぎのオブジェが、
    100億円!など面白い話が満載で、
    美術館に行く前に3時間で読みきるのは
    難しいが、美術館に行くのが楽しみになる良本
    だと思う。

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    2024年11月26日
  • こどもとできる やさしい金継ぎ

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    すごくいい!金継ぎにまったく触れたことがない初心者にはベストの本ではないかと思う

    かぶれない「新うるし」を使った金継ぎを紹介していること
    小学生ふたりが実際に金継ぎに挑戦する、第五章「はじめての金継ぎ体験記」

    このふたつが特によい

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    2024年09月10日
  • 古美術手帖 はじめての骨董

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    古いものが好きな人におすすめです。
    私は、茶道で使うお道具のことを知りたくて手に取りました。リアルに特徴をとらえたイラストが魅力的です。知りたかった陶磁器の歴史から分類やかたち、主要な人物まで、コンパクトにまとめられていて分かりやすいです。

    その他、書画、彫刻、工芸、西洋陶磁器など幅広く掲載されています。骨董市で見かける高価なものは網羅しており、価値の分かる人になれる本だと思います。先日訪れたアフタヌーンティーで使われてたハンガリーのティーセットもこの本に掲載されていて感動もひとしおでした。

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    2024年06月08日
  • 猫思考 自由に生きるためにやらニャいことAtoZ

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    私のやらニャいことは…
    ◾️年齢なんて気にしニャい。
    ◾️時には爪を立てることをためらわニャい。
    ◾️自分の名前にとらわれニャい。
    ◾️ビビビ!と感じたことに逆らわニャい!

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    2024年02月15日
  • こじらせ恋愛美術館

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    おもしろかった!!
    才能に溢れた美術家たちもこんなにこじれていたのかと、なんというか励まされるというか、元気が出る。
    モネの睡蓮見るたびに「愛人とその子どもたちと同居して妻の看病をさせ、その後再婚したのか….睡蓮とかひたすら描き続けて生活費稼いだんだな…」と人生模様も想起するなど。

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    2023年08月15日
  • 人が集まる「つなぎ場」のつくり方 都市型茶室「6次元」の発想とは

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    ◯◯ナイトや、掛け算的に場が使われていく感覚、リアルと空想の間の原っぱ、積ん読の可能性、たまり場的、民芸柳、あたまんだら。場作りとしてかなり参考になる

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    2023年08月03日
  • こじらせ美術館

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    この本を読むまで、サルバドール・ダリが画家の中では一番こじらせているって思っていたけど、一番まともでした。

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    2023年02月12日
  • 村上春樹語辞典 :村上春樹にまつわる言葉をイラストと豆知識でやれやれと読み解く

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    どのページを開いても心躍る私は、ハルキスト、もとい、村上主義者(フランスでいうところのムラカミアン)なのかしら?
    イラストも素敵で、見ていて飽きない。

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    2023年01月08日
  • こじらせ美術館

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    感受性が豊かで繊細で脆いから画家になるのか、
    画家になると波瀾万丈の人生になるのか。

    著名な画家の人生がさくっと読める。
    名前と作品名でピンとこなくても、作品のイラストを見るとこの絵画知ってる!という人ばかり。写真がないのが残念だけど、イラストもなかなかよかった。

    画家って自殺者や精神病院に入る人が多いんだなと改めて実感。
    そういう人を特集しているからというのもあるだろうけど。
    画家だけでなく作家もそんなイメージがある。
    芸術家というのは生死や光と闇、幸と不幸、愛憎など、どちらかに極端に振れてしまうのかな。

    画家の背景や精神性などを知ってから作品を見ると、これまた面白い!

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    2022年10月15日
  • こじらせ美術館

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    作品はテレビや本で見たことあるけど、作家の背景まではほとんど知らない。こんな知識なしのまま読み始めましたが、問題ありません。作者のナカムラクニオさんの描いた?味のある模写イラストがまた素敵!この絵の作者はこの人だったのかと思わず口に出しながら読み進んでました。

    カラヴァッジョとマグリットのエピソードが特に食い入ってしまった。作品をただ見るだけでは感じなかったことを、作者の背景を知った後にネットで検索して見ると感じ方も変わりました。

    一人一人のこじれたエピソードが数ページで終わっているので、サクッと読めるのも嬉しい!経歴や家族の紹介(仕事や出身)もわかりやすくまとめてあるのも良かった。

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    2022年02月06日
  • 人が集まる「つなぎ場」のつくり方 都市型茶室「6次元」の発想とは

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    自分が新しくはじめるコトを考えるにあたり、
    今のカフェのコンセプトが当初どのように考えられたのか、それからどのように変わっていったのか、著者の考えていたことが具体的に書かれておりとても参考になった。
    特に、「場」とはどのようなところなのかという問いに対する著者の深堀が面白かった。

    「6次元」にいってみたいな、

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    2022年01月31日
  • こじらせ美術館

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    画家たちの波乱万丈な人生や性格の特徴をしっかり押さえていて、それでいて親しみのある語り口で綴られていて非常に面白い。

    各画家の有名な作品のイラスト挿絵があるのも「あぁこの絵を描いた画家ね!」と分かりやすく、画家たちの関係図がイラストタッチで掲載されているのも良い。

    1冊で画家の関係性や時代の流れ、特徴、人生をざっくり知ることが出来るのがポイントが高い。
    これは、作曲家などでも類書を出してほしいなぁ。
    にしても、音楽家よりも画家の方がよっぽどこじらせてる人が多い所に、なんだか愛着が湧いてきます(笑)

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    2021年11月17日
  • こじらせ美術館

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    コンパクトでユーモアを含ませた読みやすい文章と画家の作品の模写風イラストがまたいい感じで楽しい。
    巻末の参考文献兼おすすめブックリストのおかげで、また積ん読増えちゃうな

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    2021年08月15日
  • こじらせ美術館

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    なかなか面白かった。画家の人生を知るたびにガッカリというかなんというか、人としてしょーもないなァと思っていたが、改めて読んでも本当に情けない。この苦悩を心理学でいう「昇華」しきっていたら他人に迷惑かけずに済んだのだろうが…しかしそんな昇華では収まりきらない破滅性が迸る作品だからこそ魅力的なんだろうな。(ただ、DV野郎は最低なので容認できないのですが)

    著者の、アーティストたちに対する呆れながらも愛のある視点がこの本全体を貫いていて、こんな内容なのに不思議と嫌な気持ちにならない。ある程度美術の有名作品を知っている人なら楽しめる本だと思います。

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    2021年08月01日
  • 描いてわかる 西洋絵画の教科書

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    とても面白い企画だ。見開き2ページに画家の肖像画、代表作、その画家が使っていると著者が考えるテクニックを使った幾つかのモチーフの絵と画家の紹介文、なかなか鋭い画家の手法の解説が載せられている。肝なのは、絵をすべて著者のナカムラクニオが描いていること。実際に画家であるナカムラクニオさんが描いてみて分かることがあるという。確かに、今までの解説書にない視点からその画家を見ることができた。特に手法においてだが。しかし、手法こそその画家にとって最重要かもしれないのだ。惜しむらくは、描かれた絵がみんなナカムラクニオさんの絵にしか見えなくて、ちょっと飽きてしまうことだ。そりゃ、ナカムラクニオさんの絵だからね

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    2021年01月06日
  • 人が集まる「つなぎ場」のつくり方 都市型茶室「6次元」の発想とは

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    人をつなぐ場とはシンプルだけれど、深くて難しい。この本は筆者が1から完璧な場所を提供したのではなくお客さんと作り上げてきた不思議と心地の良いカフェのプロセスが書かれていて、自粛期間が終わったらぜひ行きたい。

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    2020年05月21日