彩崎廉のレビュー一覧
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「世の中の関節は外れてしまった。ああ、なんと呪われた因果か、それを直すために生れついたとは!」一人の少女の死が、二人の少年の運命を変えた。孤島に流された「魔法使い」の少女が、二人の少年の運命を変えた。
シェイクスピアの「ハムレット」がたびたび引用され、物語により深みを与えている。Posted by ブクログ -
まさに外伝。短編。
後日譚多めにして、作中のエピソードに繋がる前日譚的なものも。
基本、本編のテイストで進行するが、日常スタイルのものや、バリバリミステリ(推理小説)調の話もある。
この作品好きなので複雑な思いではあるが、このミステリ作品は完結マンガの外伝で語るには勿体ないほどミステリ的。
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【あらすじ】
ある日、魔法使いの姫君が樽に詰められ島流しにされた。ある日、ひとりの少女が唐突に殺され、犯人が捕まらず時が過ぎた。そしてある日、復讐と魔法をめぐる、時間と空間を越えた戦いが始まった!
【感想】Posted by ブクログ -
最終巻。
本編のサイドストーリーとか後日談とか。 気軽に読める短編集で、こういうのは結構好き。
この世に弱い女は居ねえよ
居るのは強い女と怖い女の二種類だけだ
まじで!
真広は最後まで達観してんな〜。でも真理だよな〜。Posted by ブクログ -
7巻まで既読。
謎解き解決編。
3、4巻あたりから7巻までがあまり面白く感じず、7巻読んでから随分間が空いてしまった。
8巻で物語の大きなキーポイントが明かされるため、1、2巻みたいに面白かった。Posted by ブクログ -
本編完結編。
全体を通してよくできたお話しだったのではないでしょうか。
世界を救う為に、まずは学歴を身につけるって解決の仕方が好き。Posted by ブクログ -
大好きなスピンオフ形式!
本編の内容を変えないように、でもサイドストーリーでよりキャラを詳しく描いてくれて、より物語に深みが増しました。Posted by ブクログ -
『世界の関節は外れてしまった、ああ何と呪われた因果か。それをなおすために生まれついたとは!』
表紙の美少年ふたりに惹かれて購入。コミックスの厚みに劣らず内容がしっかりしている。世界の命運がかかっているという緊張感とラブコメの絶妙なバランスがたまらなく好き。ハムレットとテンペストを予習して最新刊に臨み...続きを読むPosted by ブクログ -
この巻で全ての謎が解けた、というところでしょうか。愛花ちゃんは強烈なキャラでしたし、ずっとキーパーソンでしたのでやはり・・・!!という展開でした。本誌はもう最終回を迎えたようで少しさみしいですが、最後まで楽しみたいと思います。Posted by ブクログ
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この巻は本当に清々しかった
不破愛花を殺したのは誰か
絶園の魔法使いが不完全な訳
はじまりの樹と絶園の樹の関係
はじまりの樹の存在理由
これらの謎を順を追って解いていってくれた
内容的にも申し分はなく満点の巻だったPosted by ブクログ -
事件と世界の真相開示篇。
もっとどうしようもない運命に抗う、抗うことすら運命なのかも知れないという疑惑の中でもがく、もしくはそれを利用して自分の願いを巧妙に叶える、という話かと思っていた。というか、吉野君こそそのためにもっとあがくのかと。いや、完全に運命というのは、葉風さんがになっているんだから、こ...続きを読むPosted by ブクログ -
再開!!!!!二人の会話は泣くよ。。。その前の夏村さんとの会話も泣けるし。亡霊にとらわれて破滅するハムレットとすべてを許すテンペスト。羽村くんのおかげで考える時間があったから間違えなかった、というのも泣ける。というか、羽村くんと山本さんの会話も泣ける。
さらにはじまりの木にもっと迫る編。世界樹なのか...続きを読むPosted by ブクログ -
ラブコメ篇、と言う割にはグリングリン状況動いて、おもしろい。
主人公的で結構感情移入もできる気がするんだけど、これまでモノローグはあっても感情の発露がなかった吉野君の慟哭とか、たまりませんね。
羽村くんどうかナー、と思ったけど、なかなか良い感じで、というか降られた彼女というのは、あー、あのとき真広君...続きを読むPosted by ブクログ -
おもろい。
繋がるはずのない原因と結果を意思の力で結びつけるというのが魔法なら、これはまさに魔法バトル。
読者の半歩前で情報出しつつ、読者の半歩後ろで回収していって、非常にスッキリする。
愛花ちゃんの受けた理不尽のために行動する真広君と、愛花ちゃんのために行動する吉野君という対比も面白いです。Posted by ブクログ -
ついにアニメ追い越した…。まだ観てないだけってのもあるけど。
愛花の兄と彼氏が再会。思ったよりほのぼのとした和解を迎えました。
羽村はふっつーの人間だけどよく人を見てるよね。
葉風が過去に行くところで終わる7巻。8巻は核心に触れる展開のようです。Posted by ブクログ -
色ボケが抜けた葉風の本領発揮。
何やらうごめきだしてわくわくの巻でした。
今観てる回が鎖部一族の村に葉風と吉野が向かう回なんですが、アニメはオリジナル展開なんですかね?
しかし、ふつーの感覚を持った、ふつーでない魔法使い・羽村に、ついに吉野の彼女を見破られてしまいました。とうとう真広にも。
ど...続きを読むPosted by ブクログ -
吉野への恋心を自覚した葉風の懊悩と行動がおもしろすぎる。
葉風はよくも悪くもバカなんでしょう、きっと……。
愛花が亡くなった時の悲しみを吐露したシーンに、初めて吉野の人間らしさが垣間見える。
ついに秘密を明かした吉野。真広にバレたらどうなるのかな〜Posted by ブクログ -
ついにすべての謎が解ける。
愛花を殺した犯人を見つけるため葉風は過去へ。
果たして誰が殺したのか?
犯人がわかるだけではなく
なぜ?どうして?どうやって?まですべてわかっちゃいます。
読んでて辻褄合いますねって感じでした。
始まりであって終わりでもある。
また終わりであって始まりでもある。
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どんでん返しかと問われればそうではなく
だが意外性に溢れている、城平先生らしいとも言える展開でした
これまでの謎が明かされ、終息へと向かいます
墓穴を掘った羽村に幸いあれ(笑)Posted by ブクログ -
前巻での予告通り、この作品での最も大きな謎...愛花の死の真相、はじまりの樹・絶園の樹について、"絶園の魔法使い"と"はじまりの樹"の姫宮の正体が語られました。
"絶園の魔法使い"についてはなんとなく想像していましたが、愛花の死の真相はあまり予想してなかった...いや、言われてみればそうであってお...続きを読むPosted by ブクログ