中沢康彦のレビュー一覧

  • 星野リゾートの事件簿 なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか?

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    事件が会社を強くする。
    何か問題が起きた時に、それをウヤムヤにせず、原因を追求する。冷静に見つめ直し、原因がわかれば、ノウハウとして蓄積していく。
    どんな内容にも通じる普遍的な考え方を知ることができた。
    収録されているエピソードはどれも面白く、スラスラと読めてしまうところにこの本の出来の良さを強く感じる。

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    2014年12月12日
  • 星野リゾートの事件簿 なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか?

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    雲海テラスには行きたいなあと思ってたのだがこれがアルファリゾート・トマムだとは結びついていなかった。

    経営破綻トマムの再生に乗り出した星野社長がスタッフに言ったことは「リゾート運営の達人を目指す」「コンセプトを明確に定め、顧客満足度を上げよう」「全員が自由に意見を出そう」。これまではトップダウンでコストカットばかりが言われていたためスタッフはなかなかなれなかった。顧客満足度を上げるために部門ごとに今後一年の戦略を発表するように言われたゴンドラ・リフト部門は悩んだ結果お客様にあいさつをしようと決め、最初はぎこちなかったがだんだんと慣れていった。ある時戦況報告会で「トマムの夏の魅力を高めるために

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    2014年01月21日
  • 星野リゾートの事件簿 なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか?

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    星野リゾートの某ホテルには4回行っている。それは、あそこに行けば必ず楽しく過ごせるという確信と期待があるからだが、本書を読んで、それが「顧客満足度を高めてリピーターを増やす」という星野リゾートの戦略の成果だということがよく分かった。
    本書は、星野リゾートの各施設における破綻から再生のストーリー、特にそこで働く人の変化に焦点を当てたドキュメントである。1つ1つの話の主役は、そこで働く人なのだが、影の主役である星野佳路社長の存在も大きい。再生に当たり、入念なリサーチを行い、コンセプトを決めたらぶれずに徹底するということ以外は、各施設で働く人の自主性に任せるという星野スタイルは、次々に成功を収めてい

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    2013年10月24日
  • 星野リゾートの事件簿 なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか?

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    事件簿とのタイトルになっていますが、星野リゾートにおける人の働き方、社長である星野氏の人扱い方が学べる本です。

    お客様中心に考えろとか現場に考えさすと口で言うのは簡単ですが、実現するのがこれほど困難な事ありません。ただこの本を読んで星野リゾートが現段階でうまく行っているのは、社長自身が非情に気配りをする人であると同時に確固たる判断軸を持っているからだと思えました。

    現場に任せたら任せたで、上に立つ人は歯痒い思いをしたする場合もあります。ただ任すと決めた以上人を育成する長期的な視野を重視し、自分がトップダウンで意見を述べて、従業員同士の議論を終了させたりしない。

    クレームを伝えた社員を怒る

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    2013年03月11日
  • 星野リゾートの事件簿 なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか?

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    今でこそ売上をたて、良い評価を得ている星野リゾートですが、
    それまでの道のりには、苦悩や議論が必ずあった。
    だからこそ 今この結果があるのか、と勉強になりました。

    短編集のようでとても読みやすく、
    非常に分かりやすい内容でした。

    事件が会社を強くする、そう書かれていた最後の
    部分はとても素晴らしいと感じました。

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    2012年11月23日
  • 星野リゾートの事件簿 なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか?

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    本屋さんで「なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか?」の文字に惹かれて買いました。

    「日経トップリーダー」の編集者さんが取材・まとめたものだそうだけど
    とても読みやすくて良かったです。

    同業者だからと言ってまねできることがあるかというと
    そうではないかもしれないけど
    とにかくどんな立場の人でも意見を言い合える環境の大事さが何度も出てきたと思う。

    エピソードの1つ雲海カフェは行ったこともないのに
    スタッフが試行錯誤しながらいきいき働く姿や
    お客さんが喜ぶ顔
    そして素晴らしい景色が目に浮かぶようで感動しました。

    個人的には「あとがきにかえて」の中の
    ―働き方の多様性―について共感を覚えました

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    2012年08月15日
  • 星野リゾートの事件簿 なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか?

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    お仕事をさせてもらってた関係で、読ませてもらった。
    舞台の裏側を知ってから泊まると、おもてなしの姿がよく解るのです。
    良いところも、悪いところも。興味深いです。

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    2012年07月18日
  • 星野リゾートの事件簿 なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか?

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    久々に読んでてワク②するビジネス書でした。同会社が運営する宿泊施設で起きた失敗をどう成功体験につなげていくか、そこに仕事のノウハウがつまっています。事業再生って何か興味深いです。

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    2014年06月01日
  • 星野リゾートの事件簿 なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか?

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    涙がこぼれそうになる話もあれば、
    読みながら、こうすれば?と簡単に浮かんだアイディア?が延々と議論されている話もあったり…
    星野リゾートに行く前に読めば、違う視点でも楽しめそうです。

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    2012年03月20日
  • 星野リゾートの事件簿 なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか?

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    コンセプトを明確におき、顧客満足を最優先に考えた取り組みは非常に参考になった。売り上げにとらわれず、自分たちが提供すべき価値に対して真摯に向き合うからこそ利益が出ているのだと思う。
    徹底した現場主義というのもすばらしい。時として現場からあがってくる意見に社長が折れるというエピソードもその価値を物語っている。
    それらすべてがコンセプトに込められた軸があるからこそだと思う。
    日々の仕事で参考にしたい点がたくさんありました。2時間ちょいで読める良書です。

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    2012年02月19日
  • 星野リゾートの事件簿 なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか?

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    星野佳路社長の「人を活かす経営手法」により自主的に行動するようになったスタッフが繰り広げるストーリー集。それぞれのストーリーには、スタッフ、そして社長自らの戸惑いが描かれながらも困難に立ち向かい顧客を第一とした解決策を出していく様が見ていて心地よい。星野リゾートのホスピタリティの原点を感じ取ることができる。

    ほしのや軽井沢に宿泊し、ホスピタリティに直に触れる機会を得た。そこで感じたことは、ほしのやのサービスは、外資系一流ホテルにあるような徹底された一流のサービスではなく、スタッフ一人一人が自ら考え、行動することを徹底されていること。少しの未熟さはありながらもそれをカバーし余りある温かさを感じ

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    2011年12月25日
  • 星野リゾートの事件簿 なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか?

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    レストランで起きた従業員のミス。
    それがきっかけで入った一本のクレーム電話。

    これに対してどう対応するか。
    詫びるだけだはダメ。

    さて、星野リゾートの従業員はどうするのかあまり期待しながら読み進めた。

    すると驚愕した。

    クレームのあった翌日午前に責任者が厨房のシェフを伴って自宅を訪問。

    そこで台所を借り、メニューを再現した。

    この対応はすごい!

    成功の裏には、徹底したマーケティングがある。そのうえでコンセプトを固め、とことん継続し追求する姿勢。

    そして、飽くなき顧客満足度向上。

    私は雑誌の編集者という仕事の違いはあるものの、顧客満足度=読者満足度を追求する点では共通しており、

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    2011年10月15日
  • 星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則

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    ネタバレ

    星野リゾートで取り入れらている、経営本を教科書とする取り組みについて実例を交えて説明されていて、なかなか楽しめた。

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    2025年01月24日
  • 教科書経営 本が会社を強くする

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    「成功者は必ず読書をしている」

    とはよく聞くものの、実際どんな本を読んで、どんなことを感じ、どんなことを実行したのかを知るチャンスは少ない。

    本書では、企業の経営者が
    ・経営の手本とする教科書
    ・経営者としての哲学をどの本から学んだか
    ・事情戦略のヒント

    などをどの本から学んだかを、実際の書籍を紹介しつつ説明している。

    経営を志す方だけでなく、企業の中で高い視座を持って仕事に取り組みたい方や、不安定な時代を生きていくための知識を手に入れる入り口になる本なので、おすすめしたい。

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    2024年10月26日
  • 星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則

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    【メモ】
    •教科書に書いてあることを全て忠実に
    •競合環境戦略:コストリーダーシップ、差別化、集中(特定の領域に自社の経営資源を集める)。競合を避ける
    •リーダーは市場でトップシェア、チャレンジャーは2番(リーダーを攻撃)、フォロワー2番(波風立てない)、ニッチャー(大きな市場でフォロワーにならずに小さな市場でトップに立つのを目指す)
    •コモディティ化、サービスや製品の品質による差別化が難しくなる
    •よなよなエール→味のラインナップを増やさない、1つの味を伝え続ける
    •おいしさ保証
    •真実の瞬間→判断の根拠となる情報を持つべきだ
    •ワンツーワンマーケティング→ITの発展
    •ビジョナリーカンパニ

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    2024年10月10日
  • 星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則

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    経営とは徹底である

    教科書どおりにやっても経営は別物だよ、ではなく、それは教科書を誤って理解している(または理解が足らない)、理解していることの実践が足らないだけである

    ■概要
    星野リゾートの事例と著名な経営学(競争戦略、マーケティング、組織など)の書籍をクロスさせて話を展開していく。
    ポーター、コトラー、など

    ■感想
    星野さんの言葉のところは良いが、他の第三者のところは微妙。分析が浅い。単に成功した内容をつらつら書いているだけであり、真髄にまで迫れていない。

    識学との対比【弁証法】
    1つ考えるきっかけを与えてくれたのは星野リゾートがなぜempowermentを重視するのか、の根源がわ

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    2024年02月23日
  • 教科書経営 本が会社を強くする

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    色んな企業の経営者のお薦め本紹介本。76冊出てくる。本を読むだけで経営が成り立つ程甘くないけど、90%は本から得たとか語る社長もいたりで面白い。何冊かは既読の本も紹介されていたり、また未読の本もあったりで自分でも読んでみよう。特に古典系。

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    2024年02月18日
  • 星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則

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    感想
    帰納と演繹の往来。教科書から得た知識は現場で活用できる形に変換する必要がある。得られた結果は次に活かす。PDCAサイクルを回し続ける。

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    2023年05月14日
  • 星野リゾートの事件簿 なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか?

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    星野リゾートシリーズ3冊目に読んだ本。エピソード集なのでサクサク読める。

    従業員自身が主導となって、お客様の満足度を高める。非常に理想的だけども、実際どうなんだろうか?自著の本にも書いてあったけれども、中小企業だからこそ小回りやスピードがあると思う。

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    2023年03月28日
  • 星野リゾートの事件簿2 なぜお客様は感動するのか?

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    現場起点でまず意見を言ってみるという風土が根付いていることに驚いた(そう見せているのかもしれないけれど)。

    サービス業で規模もそこそこだからこそできることもあるだろう。

    訪れる側からすると、元々あった材料やうまく組み合わせて目新しさやコンセプトを出しているだけ、とも言える。だからこそ、次々と小当たりを出し続けないといけないのが難しそう。

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    2022年12月13日