猪谷千香のレビュー一覧

  • 美術業界を蝕む女性差別と性被害 ギャラリーストーカー
    バレエもそうだし、絵画などの芸術は昔からパトロンに支えられて活動してきたという歴史があり、そういう暗部がようやく表に出てきたという事ですね。
    芸術分野に限らず、どの世界でも有名人や影響力がある人と知り合いだとか、人脈を武器に近付いてくる連中はろくでなしや小者。
    こういう問題は嫌悪感を覚えるし、無くな...続きを読む
  • 美術業界を蝕む女性差別と性被害 ギャラリーストーカー
    そんな存在がいるとは全く想像もしてなかったギャラリーストーカーというか勘違いされる方々にゲンナリ

    そして美術界に今なお色濃く残るジェンダー意識の低さには開いた口が塞がらない

    ただこの本が出版されたことや被害者達が声をあげ始めた事、そして現在の価値観にキッチリ合わせてきている学校等があらわれてきて...続きを読む
  • 町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト
    地方創生プロジェクトの中でも常に名前があがるオガール紫波。
    どうやってこのプロジェクトが生まれ、成功したのかがこの一冊を読めば非常によくわかります。
    元URの方を始めとして豊富な経験者が集まったことはもちろん、何よりもこのプロジェクトに熱意を持った方々がこれだけ集まったことが成功の一因なのだと感じま...続きを読む
  • 町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト
    2日で読み終わった名書。
    持続可能性な社会(SDGs)、カーボンニュートラルなど2〜3年前から耳にする事はあっても良く分からないと言うのが実態でした。

    岩手県紫波町を舞台に民間主導で発足したオガールプロジェクト。民間主導の街づくりに対し行政は?そこに住む住人は?何を求めているかのリサーチ力、色んな...続きを読む
  • ナウシカの飛行具、作ってみた 発想・制作・離陸――メーヴェが飛ぶまでの10年間

    嬉くってしょうがない

    「実録なつのロケット団」の関連書籍として見付け、入手した。
    「風の谷のナウシカ」をロードショーで見たのが20才台の前半。5年程たって、同人誌でメーヴェとガンシップの空力特性の解析をやったのを思い出した。その時の結論としては、現代技術では実現不可能な構造重量だが、それだけをフィクションと割り切れば、操...続きを読む
  • 町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト
    「新・建設業 まちを創る会社はこうしてつくる」の中で紹介されていたので読んでみた。
    町づくりってこうやるんだ!というお手本がここにあった。
    マスタープラン(プロジェクト全体を見渡せる俯瞰図)の大切さ、いろいろな専門家の力を借りることの大事さ、その専門家にワクワクさせるプロジェクトであること等、読んで...続きを読む
  • その情報はどこから? ──ネット時代の情報選別力
    ネット時代と言われる今の情報選別力を考えさせられます。
    何が正しい情報か、何を信頼すべきかをすごく考えさせられました。
  • 町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト
    普通のまちづくりとファイナンスが圧倒的に違った
    誰かが俯瞰して全体をコーディネートする人が必要だと感じる
    ナショナルチェーンの排除が生き残る鍵か?
    これからのまちづくりは不動産と切っても切れない

    ものすごく参考になるの本だった。
    今後の仕事の手本としたい
  • 町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト
    仕事に関連して、購入
    新たな手法、新たな視点…
    大変勉強になった。いつの時代も、やはり大切なのは「人間」なんだと痛感。
  • 町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト
    2月に思いがけず見学させてもらったプロジェクトの裏側を、改めて学ぶことができました。事前段階からじっくりと練り上げられた方法論がすごい。行政感覚もわかっている民間と、民間感覚もわかった行政が組むと、本当にパワフル。
  • 町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト
    紫波町を、自分たちの町を将来にわたって永続的に続く住みよい町にするためにはどうするか、町や住民、関係する全ての人たちの共通のビジョンを確立し、様々な課題に直面しながらも、その心意気に賛同するプロフェッショナルを巻き込みながら、ひたむきに前進して行く。その志に心意気を打たれました。仙台市のような大きな...続きを読む
  • ナウシカの飛行具、作ってみた 発想・制作・離陸――メーヴェが飛ぶまでの10年間
    「風の谷のナウシカ」に登場するメーヴェを現実に(勝手に)作ってしまう話。
    この、「中2のココロと大人の技術の融合」ってすごい。
    いつの間にか「おっさんのくたびれたココロと中2のままの幼稚な技術の腐れ縁」になっていたんだな、と思うと、なんかすごい喪失感。

    ちゃんと真面目にバカをしよう、と思う。
  • ナウシカの飛行具、作ってみた 発想・制作・離陸――メーヴェが飛ぶまでの10年間
    本書は八谷さんがアニメ「風の谷のナウシカ」に出てくる”メーヴェ”を自分で作ろうと思い立ち37歳でプロジェクトを立ち上げてからの10年を綴ったものである。
    手に取るまでは、専門用語と数式ばかりの字が細かい論文のようなものだったらどうしようと心配していたが杞憂に終わった。
    八谷さんのの話を猪谷さんがまと...続きを読む
  • ナウシカの飛行具、作ってみた 発想・制作・離陸――メーヴェが飛ぶまでの10年間
    すごく面白かった。
    特に第3章、八谷さんの生い立ちが書かれていて、いろいろ参考になる。
    いろいろなプロジェクトを並行してかかえ、お金になる仕事はその半分、とか。

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    (オープン・スカイについて)「タイトルは誰もが知っている英単語ふたつを組み合わせてつけること」です
    滝川にある
    300万かけて制作...続きを読む
  • 美術業界を蝕む女性差別と性被害 ギャラリーストーカー
    眼が惹かれてずっと眺めていたいもの。心に引っかかって外れないもの。ひとがつくった美しいもの。その作品の向こう側に、この社会の不均衡が凝縮されていたのか。アートの世界には自由な空気があるものだとばかり思っていた。
    読み進めるほど、これは美術界だけの問題ではないし、美術界だけで解決できるものでもない、と...続きを読む
  • 小さなまちの奇跡の図書館
    椋鳩十さんの講演で、話を聞いていたので、懐かしく読みました、頭が柔らかい‼️そして挑戦の活動‼️イッキに読みました❗️
  • 町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト
    オガールプロジェクトの全容を知るために読んでみたが、携わった人に敬意しか湧かない。壮大とも思えるプロジェクトも一つ一つの積み重ねの結果。「オガールプロジェクト」という幹がしっかりしているからその枝葉の施策が一体的になってるし、本来のまちづくりってそういう思想が重要なんだなと改めて認識させられた。

    ...続きを読む
  • 美術業界を蝕む女性差別と性被害 ギャラリーストーカー
    まったく知らなかった業界のハラスメント事情。前半は、クリエイターとギャラリー、ギャラリーに訪れる客との間の問題、後半は芸術全般の業界構造にせまる内容で知らないことも多かった。
    ビジネスの世界では当たり前とされているハラスメント対策が、芸術の世界では徒弟制度や予備校時代からの狭い強いつながりの名残か、...続きを読む
  • 町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト
    オガールプロジェクトの斬新さは、「稼ぐインフラ」という異名をとるほどのファイナンスの構造にある。
    (引用)町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト、著者:猪谷千香、発行所:株式会社幻冬舎、2016年、106

    皆さんが町長なら、10年間も塩漬けにされ、一銭も生み出していない町有地をどのよ...続きを読む
  • その情報はどこから? ──ネット時代の情報選別力
    情報の取捨選択についての1冊。
    教育に1人1台のタブレットが使われる令和の世に、本の世界のはしっこで仕事をする人間として、伝えていけることはなにかなあ、と。

    情報をアップデートし続けるのは大変だけど、今後はどれだけその波に乗り続けられるかがポイントになるなと思った。人間、常に勉強ということですね。...続きを読む