福田栄一のレビュー一覧

  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    「がまくら市」を舞台にしたミステリー連作。面白い町ですが、人死に過ぎなので住むには適さないな(笑)不意の「バスコダ・ガマ」に吹いてしまった。

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    2015年09月25日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    ネタバレ

    ミステリ。競作。伊坂幸太郎。大山誠一郎。伯方雪日。福田栄一。道尾秀介。蝦蟇倉市を舞台を複数の書き手が共有して物語られるシェアワールド。伯方さんの格闘ミステリ、福田さんのお祖父ちゃんの過去が面白かった。伊坂さんのタイトルにはやられた!

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    2015年09月01日
  • 探偵の流儀II 森笠邸事件

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    ネタバレ

    真相が明かされていくところは面白かったけど、シリーズものである以上主役級の人物は死なないとわかりきってしまっていて場面ごとの緊迫感が薄い。ラストは正直読めてしまったから驚きもあまりなく、瑞希の変貌ぶりが浮いていた。最後をメデタシメデタシで終わらせるのもなんだかなー。伏線の張り方は好みだけど、隠れていた場所が脱力すぎて好きになれない。良祐くんがただただ可哀想だった。

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    2015年08月06日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    伊坂幸太郎目当てで読んだ本。5人の作家さんがとある町『蝦蟇倉』を舞台に描いたお話。一章が道尾秀介だったので読みやすく、そして道尾秀介らしいどんでん返しが楽しめた。
    二章目の伊坂幸太郎はさすが!物騒な話なので一気に雰囲気が明るくなるのは本当にさすが伊坂マジックとしかいいようがない。会話のやりとりも面白く、『本当っすか!』が『本当スカ』とだぶってにやっとした。
    三章目からは一気にまた暗いというか単調な雰囲気に。好みの問題だけど、やっぱり伊坂さんの作風が好きだなぁ。

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    2015年02月24日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    シェアード・ワールド。
    この形式だとある種の縛りがあるからどんな展開になるのか、楽しみが増えていいし、実際カメオ出演なんかもあって面白かった。

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    2015年02月12日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    企画物ってむずかしいんだろうなぁ。
    っていうのがまず最初の感想。

    "がまくら市"という架空の都市を舞台に5名の作家が寄稿した作品。
    ちなみにこの世界、鎌倉市はちゃんと別に存在している模様(笑)

    風光明媚で情緒あるがまくら市の名物は"不可能犯罪"が頻発すること。

    1作目(道尾秀介)はさすが、よく出来ている。が、ちょっとサイコロジカルで不可能犯罪…?という感じもするけれど。
    2作目(伊坂幸太郎)は少し短くて残念。
    らしさはありつつ即興で仕上げたかのような印象。
    と思ったら、実際あとからの参加でおそらくわりと短期間で書き上げた模様。
    でもやっぱり上手いよ

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    2015年01月25日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    軽い気持ちで読むにはちょうどいい。同じ場所が舞台とあって話の繋がりは面白いが、物語としての浅さは避けようがないのかもしれない。

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    2015年01月08日
  • 夏色ジャンクション 僕とイサムとリサの8日間

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    友人から借りた一冊。

    ストーリィの展開,読後感,どちらも残念ながらイマイチでした。友人に申し訳ない。
    ただ,じっくり主人公の心情を追って行って,主人公に変化が見られるのは定番っぽい感じだけど良い。まー,楽しそうな旅だなとは思う。

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    2013年12月26日
  • 夏色ジャンクション 僕とイサムとリサの8日間

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    少しだらだら感があるけど、この先どうなるの?って感じで先へ先へと読み進むことができた。こんな旅もいいなーと。

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    2013年07月03日
  • 夏色ジャンクション 僕とイサムとリサの8日間

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    サラッと読めるけど、これぞロードノベル!という王道。
    ひょんなきっかけで旅をすることになった主人公。
    同行する仲間や旅先で出会った人達とのやりとり。
    なんやかんや、徹底的な悪人はあまり出てこなくて、最後は大団円。
    いい意味で安心して読める一冊。
    ああ、旅に出たい。

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    2013年06月16日
  • 夏色ジャンクション 僕とイサムとリサの8日間

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    恋人と親友に裏切られたことがきっかけで仕事も辞め借金を作り、
    そんな生活から夜逃げしていた青年、信行が主人公。
    ある日彼はひょんな事から肥満気味のおじいちゃん、勇を助けることに。
    そして、駅まで送る途中、どうやら勇が金持ちで
    カバンの中にたくさん現金を持っていることを察する。

    これから昔の恩人との約束を守るため、山形へ向かうという勇を
    信行は車で送ることにする。その途中で現金を奪ってしまおうと考えて。
    その道中、彼らはある目的で日本をひとり旅しているアメリカ人女性に
    出逢い、彼女もまた同行することになって・・・


    帯の「この夏、最高の感動」なんて言葉に期待したんだけど、
    うーん、ちょっとイ

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    2013年06月09日
  • 玉響荘のユーウツ

    Posted by 読むコレ

    こんなのも書いてたんですねー。
    ライトノベルス風な作りかつストーリー。
    主人公が元メイド喫茶の店長ってあたりに
    なんとなくその意図が見え隠れしますが、
    作品的には...まぁ、福田作品っぽくはなっています。
    巻き込まれ系のトラブル・コメディは
    A HAPPY LUCKY MANに近いですかね。

    いくつも抱え込んだトラブルにめげる事なく
    偶然と努力によって結果全てを丸く解決していく
    スピードや、ご都合的な偶然にやや着いていけない
    ながらも、肩の力を抜いて読む作品だから、
    まぁ許容としても...ヒロイン(?)の美穂の存在意義が
    ストーリー的にはあまり関係なく、表に出てこな

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    2013年02月23日
  • 狩眼

    Posted by 読むコレ

    異常犯罪者VS癖あるベテラン刑事+若手刑事コンビという
    ベタかつ王道なストーリー。そしてキャラ!
    何一つ新しさや斬新さもなく、大御所作家の往年の
    ミステリーを読むような安心感(笑)。
    どうやら作者の狙い通りに読まされました。

    事件の裏に隠されたもう一つの真相。その犯人。
    さらには癖あるベテラン刑事の哀しい過去...
    様々な面に於いて必要なベタ要素がちりばめられており、
    その安定さはかなりドッシリ重い。
    この雰囲気をこのクオリティで読ませてくれるのは、
    かなり難しそうですよねー。

    思いの他、面白いVシネマを観たような気分になる作品。
    ただ福

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    2013年02月16日
  • メメントモリ

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    読み物としてはかなり軽い感じで・・・いろんなエピソードが詰まっているんですが、「A HAPPY LUCKY MAN」みたいなぎっしり感はないです。
    最終的には、まあ同じようにいろんなエピソードが解決していくんですが・・・やっぱりどれももうちょっとあってもいいんじゃないか?という印象。これは・・・こうなりました!みたいな結果が先に出てそれをとりまく人々の心の機微みたいなものがあっさりしすぎているんじゃないだろうか、と。
    特にそれまでヒロイン然としていた亜須美あたりが顕著に感じました。

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    2011年04月22日
  • メメントモリ

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     本書はバーテンダーとそれを取り巻くスナックの人々のお話である。

    「今宵も奇妙な人々が店にやってきます」
     バーテンダーの小説と聞くと、ついこういうフレーズを想像してしまう。照明の絞ったバーで質の良い木製のカウンターに立つ年季の入った柔和なバーテンダーが、一癖も二癖もある客達の様子を面白おかしく語っていく。そんな光景。
     けれど、本書はどちらかというと語り部になりがちなそのバーテンダー達にスポットライトを当てて描いていく。
     といっても、その特殊な職業に深く切り込んで描くわけでもなく、カクテルも出さないようなスナックに勤めることになってしまったバーテンダーが、次々と降りかかる受難を乗り越えて

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    2010年11月18日
  • 玉響荘のユーウツ

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    こんなのも書いてたんですねー。
    ライトノベルス風な作りかつストーリー。
    主人公が元メイド喫茶の店長ってあたりに
    なんとなくその意図が見え隠れしますが、
    作品的には...まぁ、福田作品っぽくはなっています。
    巻き込まれ系のトラブル・コメディは
    A HAPPY LUCKY MANに近いですかね。

    いくつも抱え込んだトラブルにめげる事なく
    偶然と努力によって結果全てを丸く解決していく
    スピードや、ご都合的な偶然にやや着いていけない
    ながらも、肩の力を抜いて読む作品だから、
    まぁ許容としても...ヒロイン(?)の美穂の存在意義が
    ストーリー的にはあまり関係なく、表に出てこないのは残念。
    ラノベ的には

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    2010年01月02日
  • 狩眼

    Posted by ブクログ

    異常犯罪者VS癖あるベテラン刑事+若手刑事コンビという
    ベタかつ王道なストーリー。そしてキャラ!
    何一つ新しさや斬新さもなく、大御所作家の往年の
    ミステリーを読むような安心感(笑)。
    どうやら作者の狙い通りに読まされました。

    事件の裏に隠されたもう一つの真相。その犯人。
    さらには癖あるベテラン刑事の哀しい過去...
    様々な面に於いて必要なベタ要素がちりばめられており、
    その安定さはかなりドッシリ重い。
    この雰囲気をこのクオリティで読ませてくれるのは、
    かなり難しそうですよねー。

    思いの他、面白いVシネマを観たような気分になる作品。
    ただ福田作品はやっぱり少しコミカルなものの方が個人的には好

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    2009年10月07日
  • A HAPPY LUCKY MAN(ア・ハッピー・ラッキー・マン)

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    たまたま巻き込まれ系のユーモア系を立て続けに読んでしまった
    事を後悔...し始めたのは最初の数ページ。
    巻き込まれ過ぎだろ!? つーくらいもう普通ならお手上げなくらい
    なトラブルを抱えこむ主人公。もうここまでくるとお人好しというより
    無責任に近い(笑)。 でも一つ一つの問題に誠実に対処しようとする
    彼がイジらしい。

    どうやって事態を収集するんだろうと思って読んでいると、
    アレ? なんかごく自然に解決していってるんですけど(笑)。
    でも安直に不自然にではなくいくつかの問題がリンクして、パズルが
    解けるように解決していく様は流石にミステリ小説!
    オススメ出来る作品スね。

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    2009年10月07日
  • 監禁

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    狙いは凄く分かるし、ハマってないとは言えないんですが
    何か物足りない...。
    3つのストーリーが段々と交錯していき、最後の真相で
    ピタッと嵌る...のを期待していたんですが、その嵌り具合が
    本当は異なるピースを無理矢理に嵌め込んだような
    心地の悪さを感じてしまいます。

    事件のスタートになる発見されたメモの真相と事件の
    真相が上手くリンクしてなかったり、その真相を追う人物が
    やや強引な設定だったり...。

    やっぱりなんか物足りないー。

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    2009年10月07日
  • A HAPPY LUCKY MAN(ア・ハッピー・ラッキー・マン)

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    忙しい時ほど、次々に忙しい、面倒なことが舞い込んでくるという話^^;
    地方寮の寮長をしている主人公。
    とにかくなんでもほおりだすことなくやろうとする。
    事件も、寮内の仕事も、人間関係も、レポートも。
    まぁ最後はめでたしめでたし。

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    2009年10月04日