福田栄一のレビュー一覧

  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    架空の町、蝦蟇倉市を舞台にしたアンソロジー。バラバラに書かれたものではなくて、登場人物が重なっていたり、ある作品の事件が別の作品の裏で起こっていたり、作品ごとがゆるく繋がっているのが面白かったです。

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    2015年01月01日
  • 夏色ジャンクション 僕とイサムとリサの8日間

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    全くの赤の他人だった3人が不思議な出会いを通じて8日間の旅を共にする、とても爽やかな小説です。主人公の信之は、根は優しいけど友人に裏切られ挫折したぐうたらな人間。最初はどうしようもない奴なんだけど、善人の勇・リサと旅をするにつれて心の成長を遂げます。3人で東北各地を回り、美味しいものを沢山食べます。食事の描写はこちらもお腹が減ってくるくらい上手でした。しかしタイトルにもあるような肝心の夏っぽさはそれほど出てなく、もう少し「夏」を強調しても良かったかなとは思います。にしても続きが気になる。アメリカ編を是非!

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    2014年03月18日
  • メメントモリ

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    主人公バーテンダーの身の回りに起こるお話。

    まぁ、たまにはこういう小説もいいかな、と思って普通の小説を。
    普通です。本当普通。(悪い意味ではなく、よい意味での「普通」)

    何気ない事ばっかりだったりするので、特に身の回りに起こる事柄も、
    些細だったり、些細じゃなかったり(どっち・・・;)
    読み終わりは、スッキリ!ではないですけど、
    まぁ読者なりに色々考えられる終わりだと思います。

    そんな起こる事象に対して、主人公である山県というバーテンダーが色々~云々って話です。
    山県さんは、主人公にありがちな性格の持ち主だなぁ、と。
    かなり、いい人です。
    逆に、こんないい人現実にいな

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    2010年08月30日
  • メメントモリ

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    メメントモリ
    「死者を想え」、「死への警告」という意味。

    メメントモリというバーで働く、1人のバーテンダーが主人公。
    多くの登場人物が繰り広げるストーリー。

    面白い内容でした。
    くすりと笑える部分もあれば、ハラハラする部分も。

    カクテルって美味しそうと思った1冊。

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    2009年10月04日
  • メメントモリ

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    行きつけの本屋さんがお薦めしていたので読んでみることに。

    さらっと読めました。

    都会で働いていた腕のあるバーテンが、
    場末のスナックで自分の居場所を見つけることが出来るのか・・・
    的な話。

    主人公のとらえどころない感じが好き。
    カクテルが飲みたくなった^^

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    2009年10月04日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    がまくら市という架空の都市を舞台にしたミステリーアンソロジー。
    道尾秀介さんの作品は『いけない』収録作で既読だったので、なんとなく他の作品が追随しているように見えてしまう。
    好みの作品と、ちょっと読み進めづらい作品があった。
    自分的ベストは福田栄一さんの『大黒天』。初めての作家さんだったけど、かなり引き込まれる文章で面白かった。

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    2025年07月25日
  • 青春探偵ハルヤ

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    完全な表紙買いで初読みの作家さん。
    だいぶ前にドラマ化されてたのは知ってますがちゃんとは見ていない。
    主人公は貧乏学生の晴也。最初は友人から、ある女の子がストーカー被害にあってるらしいから捕まえてくれ、って話からどんどん危ない方向へと向かう。
    昔ちょっとやんちゃしてた晴也の度胸を感じるのか、みんなトラブルを相談してくる。
    話の展開はちょっとご都合主義なとこもあるけど、読みやすかったです☆続編はないのかな?
    改めてドラマを観たくなりました☆

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    2025年05月24日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    連作で、それぞれ作者が違う。
    こういうのは、それぞれがお題に沿って書くのだと思っていたら、他の話の人物が別の話に登場したりするのが面白かった。

    単行本のタイトルは『蝦蟇倉市事件』と漢字だったが、文庫本ではひらがなに改題された。
    漢字の方が不思議町っぽい雰囲気がして合ってると思うけど、読めない人が多くて改めたのかな。
    私も読めなかった。

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    2024年12月04日
  • 青春探偵ハルヤ

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    貧乏学生が報酬目当てに始めたストーカー退治から始まり色んな事件に巻き込まれる。巻き込まれたことが他のことに役立って、最終的に全部解決するという流れで面白かった。

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    2023年04月09日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    いつ買ったか忘れるほど前から積んでいました。浜田青年、こんなところにイタンスカ。不可能犯罪ばかりが起こる蝦蟇倉市を舞台にした短編集で、伊坂幸太郎の『ジャイロスコープ』に収録されていた「浜田青年ホントスカ」を改めて読む。

    複数の作家による連作というわけでもないから、この短編集に臨む作家5人の姿勢いろいろ。前の作家の話をまるで気にせずに書いている人もいれば、小ネタ程度に話題に出す人もいる。その点で、道尾秀介から伊坂幸太郎への流れは連作風の楽しさを味わわせてもらえました。蝦蟇倉市地図の掲載もオツ。

    異なる作家陣による2作目もあるとはつゆ知らず。次も是非というほどにはこの1作目全部が全部は面白くな

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    2019年03月11日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    不可能犯罪の名所、架空の都市、蝦蟇倉(がまくら)市を舞台にした、5人の作家の連作ミステリ。それぞれが少しずつ重なりあっており、人間関係も楽しめる。それぞれの作家の作風はそれなりに違うはずだが、違和感なくマッチしている。全部で11人の連作らしく、地図に記載があるが、出てきていない場所も多い。、しかし、架空の地図はどうしてこんなにわくわくさせてくれるのか。
    個人的ヒットは、伊坂幸太郎作品に出てきたホテル「バスコ・ダ・蝦蟇」なのだが、残念ながら地図には乗っていない。

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    2018年06月26日
  • 探偵の流儀

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    ー探偵事務所の所長が階段から転落し意識不明に。残された所員&所長の姪が事務所存続と転落事故の謎の解明に乗り出すー
    というストーリー展開になっています。

    非常に読みやすく、さらっと読めてしまいます。
    ドラマにいい感じかな。

    このメンバーのその後が、ちょっと気になるので2作目も読んでみようかな♪

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    2017年12月08日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    「がまくら市」という架空の市で起こる数々の事件(「不可能犯罪」と呼ばれる)を、5人の作家が描いたアンソロジー。そしてそれは少しずつ繋がっている、というところが面白い。
    やはり、伊坂さんの章が特に面白かったな。最後までまんまと罠にはまってしまった。
    福田栄一さんの「大黒天」の物語の運びもよかったな。これもどんでん返しあり。
    大山誠一郎さんの「不可能犯罪係自身の事件」も展開がテンポ良く、引き込まれた。
    こういう物語の構成、好きです。

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    2017年07月11日
  • 雪桜 牧之瀬准教授の江戸ミステリ

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    江戸ミステリといっても時代物じゃなく、史学科准教授が古文書解読で殺人事件の捜査に協力する話だった。古文書の内容に興味が持てなかったので全体的に面白味を感じなかった。

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    2017年04月18日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    ほとんど読まないアンソロジー。
    ふだん読まない作家の作品を読めるのが、いい。

    作家や登場人物よりもさらに、
    蝦蟇倉市に愛着がわいた。
    実在して、ほんとうに登場人物たちが
    暮らしているみたい。
    それぞれの話のなかに、別の作品の登場人物が
    さらりと出てくる、その感じは、現実社会みたい。

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    2016年07月31日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    ネタバレ

    蝦蟇倉市で起こる不可解な事件の数々を題材としたアンソロジー。
    まさかまさかの展開に驚いたのは、やっぱり道尾さんと伊坂さんの作品ですかね。
    微妙にお話が繋がっている所もよかったといいますか。

    <以下、ネタバレです。>

    で。
    道尾さんのラストについて。
    車にはねられたのは、一体、誰なのか?
    心情的には、ひき逃げ犯の彼であって欲しいんだけど、ネットでネタバレを検索すると、私的には考えもしなかった刑事さん説が。←
    部屋の位置、車の進行方向を考えると、そうなる…んだろうか?
    でも、あの刑事さん、別のお話でも出てくるんですよねー。
    時系列でいうと、道尾さんのお話直後だと思われますし?
    うーん。

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    2016年06月24日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    何人かの作家たちによるアンソロジー。
    不可能犯罪ばかりが起こるがまくら市を舞台に、不可能犯罪を描いた短編集。
    それぞれの作家の色が出ていて面白い。

    いくらなんでもその犯罪はありえないと言うものから、すっきりするもの、オチまで行かないとさっぱりわからないもの、色々あります。

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    2016年04月03日
  • 監禁

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    なんか普通に読んだけど、多分あんまり残らない。
    あのメモかけて、机に入れて…がうまくいれこめてない感があったけど。
    小此木、残念‼︎

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    2016年03月04日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    ミステリ短編集。
    伊坂さんの短編はジャイロスコープで読んじゃったから、そこだけ残念。
    いろいろな不可解事件で警察の仕事量と住民の死亡率はめちゃくちゃ高そうだから、町には住みたくないけど、謎マニアだったらその事件の新聞記事を読むのがが楽しみになりそう。

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    2015年11月28日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    いろんな作家が一つの街を舞台に殺人事件を書いている。
    最初の2つがいいのであっと言う間に読める。
    動機とか強引なところはあるものの、短編なので気にせず楽しむのが正解だと思う。

    轢かれたのはアイツかよ…

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    2015年11月14日