感情タグBEST3
Posted by ブクログ
主人公バーテンダーの身の回りに起こるお話。
まぁ、たまにはこういう小説もいいかな、と思って普通の小説を。
普通です。本当普通。(悪い意味ではなく、よい意味での「普通」)
何気ない事ばっかりだったりするので、特に身の回りに起こる事柄も、
些細だったり、些細じゃなかったり(どっち・・・;)
読み終わりは、スッキリ!ではないですけど、
まぁ読者なりに色々考えられる終わりだと思います。
そんな起こる事象に対して、主人公である山県というバーテンダーが色々~云々って話です。
山県さんは、主人公にありがちな性格の持ち主だなぁ、と。
かなり、いい人です。
逆に、こんないい人現実にいないよ!と思いながらも、
優しくて、ジェントルマンな人は好きなので、私は好きです。笑
Posted by ブクログ
メメントモリ
「死者を想え」、「死への警告」という意味。
メメントモリというバーで働く、1人のバーテンダーが主人公。
多くの登場人物が繰り広げるストーリー。
面白い内容でした。
くすりと笑える部分もあれば、ハラハラする部分も。
カクテルって美味しそうと思った1冊。
Posted by ブクログ
行きつけの本屋さんがお薦めしていたので読んでみることに。
さらっと読めました。
都会で働いていた腕のあるバーテンが、
場末のスナックで自分の居場所を見つけることが出来るのか・・・
的な話。
主人公のとらえどころない感じが好き。
カクテルが飲みたくなった^^
Posted by ブクログ
読み物としてはかなり軽い感じで・・・いろんなエピソードが詰まっているんですが、「A HAPPY LUCKY MAN」みたいなぎっしり感はないです。
最終的には、まあ同じようにいろんなエピソードが解決していくんですが・・・やっぱりどれももうちょっとあってもいいんじゃないか?という印象。これは・・・こうなりました!みたいな結果が先に出てそれをとりまく人々の心の機微みたいなものがあっさりしすぎているんじゃないだろうか、と。
特にそれまでヒロイン然としていた亜須美あたりが顕著に感じました。
Posted by ブクログ
本書はバーテンダーとそれを取り巻くスナックの人々のお話である。
「今宵も奇妙な人々が店にやってきます」
バーテンダーの小説と聞くと、ついこういうフレーズを想像してしまう。照明の絞ったバーで質の良い木製のカウンターに立つ年季の入った柔和なバーテンダーが、一癖も二癖もある客達の様子を面白おかしく語っていく。そんな光景。
けれど、本書はどちらかというと語り部になりがちなそのバーテンダー達にスポットライトを当てて描いていく。
といっても、その特殊な職業に深く切り込んで描くわけでもなく、カクテルも出さないようなスナックに勤めることになってしまったバーテンダーが、次々と降りかかる受難を乗り越えていくというストーリーだが。
「エンド・クレジットに最適な夏」同様、さっぱりしていて物語に入りやすい文章ですらすら読める。
展開が読める場面もあるが、良い意味でこちらの予測を裏切ってくれそうな期待感が懐かせてくれる。
ただ、やはり「エンド・クレジット」と同じで終わり方がふわっとしている。余韻が残るというよりも、気持ちよくマッサージチェアに揺られていて、眠気に身を委ねようという時に唐突にマッサージが終わってしまい、違和感を感じて起きてしまうといった印象。
これはわざとなのだろうか。