福田栄一のレビュー一覧

  • 監禁

    Posted by ブクログ

    前書きにあるように、最後の一片をはめ込んだ瞬間に世界が確定はするのですが、その世界そのものが矮小で陳腐です。恩田陸や伊坂幸太郎が得意とするパターンですが、彼らに比べると一歩も二歩も遅れてます。「エンド・クレジットに最適な夏」が秀逸で期待していただけに、余計に肩すかしをくらったのかもしれません。

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    2009年10月04日
  • 監禁

    Posted by ブクログ

    監禁について書かれたメモを女性が見つけます。

    たくさんの視点から描かれた事件が、最後にぴったりとはまるパズルのような作品。

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    2009年10月04日
  • 玉響荘のユーウツ

    Posted by ブクログ

    売上金を持ち逃げされたため、メイド喫茶を潰してしまった志郎は、「4日後の正午までに5百万円を返さないと、20万の不足につく、指1本を切り落とす」と債権回収屋に脅された。が、捨てる神あれば拾う神ありで、亡くなった祖母のアパートを突然相続することに。「アパートを手放して借金返済!」と、断トツ人気の元メイド・美保と小躍りしたのはいいけれど、売却するには住民全員が退室届にハンコを押さなければならないという…一風変わった玉響荘の住民たちを相手取り、志郎が奔り回る!出てくるキャラたちがみんなそうとうたってて、おもしろいです。無理難題をどう解決するのかっていうのもいいし。読後爽やかです。

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    2009年10月04日
  • 玉響荘のユーウツ

    Posted by ブクログ

    元メイド喫茶の店長に残された時間はあと4日!4日のうちに500万支払わなければ両手両足の指とさようなら!?そんな事態を避けるため、祖母のアパートを売って返済を目論むがそこの住人はそれぞれ複雑な事情を持っていて立ち退かない。
    誠君がいいです、かわいそう。

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    2009年10月04日
  • 監禁

    Posted by 読むコレ

    狙いは凄く分かるし、ハマってないとは言えないんですが
    何か物足りない...。
    3つのストーリーが段々と交錯していき、最後の真相で
    ピタッと嵌る...のを期待していたんですが、その嵌り具合が
    本当は異なるピースを無理矢理に嵌め込んだような
    心地の悪さを感じてしまいます。

    事件のスタートになる発見されたメモの真相と事件の
    真相が上手くリンクしてなかったり、その真相を追う人物が
    やや強引な設定だったり...。

    やっぱりなんか物足りないー。

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    2013年02月11日