柿原日出子のレビュー一覧

結婚式の夜の誘惑 愛を知らない男たち Ｉ

キャロル・マリネッリ / 柿原日出子

これハーレ…？
淡々と自分探しをしててロマ度低め
（二人の関係はドラマティックなんだけど…）

登場人物紹介が間違っているし、
ヒロインが父親のこと名前で呼んでるから最初混乱した

記憶の中のきみへ

アニー・ウエスト / 柿原日出子

二年前に別れた二人。ヒーローは事故で記憶喪失、ヒロインはシングルマザー。互いに誤解したまま知らずに２年。
ラストは期待と違ったけど、ヒーローの苛立ちもヒロインの切なさも素敵で面白かった。

ボスとの秘密の一夜

キャシー・ウィリアムズ / 柿原日出子

元園芸店員でダサいアガサ・ヘイヴァーズはこねで金融会社に入るが仕事はできないし合わない。社長のルーク・ロートンは母親の頼みで雇っただけのつもりが…。ダボ服の下はスタイル抜群とか、秘書にしたら仕事ができるとか、ありきたりの安心パターン。いきなりベッドすぎたり、強固な独身主義が別れた後いきなり愛してるとか、ハーレクインらしい読み捨ての一冊。

スペイン公爵の愛人

シャンテル・ショー / 柿原日出子

スペイン人の恋人ラモンが実は公爵で、ローレンは愛人といわれた為、妊娠を告げずに別れ息子を産む。そして１年半後に再会して…。

一夜の愛に賭けて 麗しき三姉妹 ＩＩ

ペニー・ジョーダン / 柿原日出子

自分に自信のないヒロイン。魅力的なヒーロー。お互いに惹かれあって障害は、ヒーローの遺伝子は過去に残忍な人間を輩出している事。結果…実は残忍な遺伝子を持つ母親は他人の卵子提供を受けていた。これでいいのか？もっと違う結末を考えてました。犯罪者の子供は犯罪を犯す遺伝子を持ってる…みたいな結末はいけないんじゃないかしら。ヨーロッパはこんな結論にＯＫだすのか？
ストーリー以外で疑問一杯。ペニーにしては評価下の方です。　

ギリシア式に愛して

キャシー・ウィリアムズ / 柿原日出子

勤め先のレストランを経営するミハエルの婚約者として、アビーは彼の家族がいるギリシアの島にやってきた。家族はみなアビーを歓迎した。しかし彼の兄で海運王国を支配するテオだけは、あからさまに疑いの視線を向けてきて…。

罪深きイヤリング

マーガレット・ウェイ / 柿原日出子

同じ作者の「愛の形見を胸に」系。
負の感情に囚われた人が多すぎて人間関係がドロドロしていてイマージュぽくない。周辺人物の行動にそれぞれ背景があるようだけどそれを描いていないから行動がなんだか唐突。もしかして原作を大幅にカットしているのかも（だったらMIRA文庫で出せばいいのにー。そうしたら小説としてもっと楽しめたと思う）。タイトルも全然関係ないし、なんだかハーレ日本法人のやっつけ仕事の感が否めない。

プリンスの秘密

サブリナ・フィリップス / 柿原日出子

普通のR
前半、ヒロインのことをものすごく見下していて、それでいて欲望は抑えられなくて…というヒーローが嫌で読むのを止めようとも思ったけど、後半に入りヒロインのことを理解し認めるようになってからはドラマティックな展開が最後の最後まで続き、飽きさせなかった。前半のヒーローのキャラがひっかかるのでトータルでは☆3.5かな。

再会は秘密の園で 選ばれし花嫁 ＩＩ

マーガレット・ウェイ / 柿原日出子

普通のイマージュ。結婚を意識していないというのはあるものの（出会ってから日も浅いし当然といえば当然）、一目ボレからすぐに良い関係になるので、あらすじの「愛が深まるのを恐れる」というほどのこともなく、さくさく進む。ただ、あっさりと話が進みすぎて主人公の気持ちの変化もあっさりすぎて拍子抜け。延々と自問自答を繰り返すばかりのだらだらイマージュよりはずっといいけど。

疑われた愛情 恋はポーカーゲーム Ｉ

ミランダ・リー / 柿原日出子

ベッドに横たわる美しい新妻ドミニクに心を残しながら、チャールズは金曜の夜恒例のポーカーの集いに出かけた。新婚一カ月の彼にとって、愛する妻と離れるのは心底つらい。しかし、友人四人で行うカードゲームは大事な習慣だった。その晩のゲームにチャールズは負けつづけた。ドミニクへの愛で頭がいっぱいだったせいだ。そんな彼に、ポーカー仲間のリコが言い放った。ぼくはドミニクが財産目当ての女だと知っているし、証拠もある、と。リコの告げた驚愕の事実に、彼は耳を疑った。

結婚前に秘密があるのはそう珍しいことではないと思うが。それにお金持ちと結婚することを望むことも。結婚した相手がどんな人間か、それは自分が一番わかっていることだろうに。でもまあ、展開は面白かったし、ヒロインも悪くなかった。

楽園の誘惑 恋する男たち ＩＩ

ミシェル・リード / 柿原日出子

『シークの祈り』のスピンオフ。
ヒロインにイライラする。ヒーロー・イーサンもどーしてこんな女に惚れたんだか.....。
スピンオフでなければ処分してるな。

水の都に魅せられて

キャスリン・ロス / 柿原日出子

「君をひと目見た瞬間、ベッドをともにしたいと思ったんだ」同僚の結婚披露宴に参加していたキャサリンは、知り合ったばかりの男性にそう告げられて、狼狽した。パーティの間じゅう、彼にじっと見つめられているのは知っていた。まるで……獲物を見定めるようなまなざしで。彼の名はニコラス・ゼンテナス。披露宴会場であるこの有名ホテルのオーナーだという。浅黒い肌と黒髪、そして端整な顔立ちが危険な雰囲気を醸し出している。警戒しつつも、キャサリンはニコラスの魅力に陶然となった。彼が残酷な復讐心を胸に秘めているとは、もちろん思いもしなかった

異国から来たナイト 情熱の国の人

ジェイン・ポーター / 柿原日出子

世間には伏せているが、デイジーの父はアルツハイマーを患っている。正常な判断が出来ないまま不利な契約を結んでしまい、デイジーの家は破産の危機にある。とうとう契約相手の息子ダンテ・ガルバン伯爵が取り立てにやってきた。出会ったとたん、惹かれあう２人。しかし、現実にはデイジーは父の代わりに家業を立て直すことが先決だ。

愛を置き去りに

キャサリン・スペンサー / 柿原日出子

[トト]

酷い人だと思う

話は面白く最後まで、胸が痛い思いでした。ヒーローのした事が、傷つけ方が毎回余りに酷く、それに対する贖罪ともなる、苦悩こそが 話のカタルシスになるのに、その傲慢さと冷酷さとに見合うほどのヒーローの苦しみが、感じられません。なんで❓あんな事言ったの？に対する明快な答えが見つからないです。言葉だけでなく、行動も酷い。彼女をそこまで拒む理由も不明。ヒロインがそうまでされても許してしまう理由もわからず、心が痛いままです。