【感想・ネタバレ】愛を置き去りにのレビュー

あらすじ

年老いた祖母の身を案じたエミリーは、久しぶりに祖母の住むベルヴォワ邸を訪れた。十一年前の夏、まだ十九歳だった彼女は隣に住むルーカスに恋をし、眠っていた彼のベッドにもぐりこんで、夢うつつの相手と愛しあった。だが当時医学生だったルーカスにはすでに婚約者がいて、彼は、生き方が違うからとエミリーを寝室から追い出した。その後妊娠していることがわかり流産しても、エミリーは誰にも言わず、ひとりで苦しみを乗り越えてきた。ルーカスはアフリカで医師として働いているはず……。彼が最近妻を亡くして隣家に帰っていたとは知らなかった。皮肉にもエミリーが着いた夜にベルヴォワ邸が火事になり、焼け出された祖母とエミリーが隣家の世話になろうとは。ルーカスと同居する――考えただけでエミリーは頭がくらくらした。

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酷い人だと思う

話は面白く最後まで、胸が痛い思いでした。ヒーローのした事が、傷つけ方が毎回余りに酷く、それに対する贖罪ともなる、苦悩こそが 話のカタルシスになるのに、その傲慢さと冷酷さとに見合うほどのヒーローの苦しみが、感じられません。なんで❓あんな事言ったの?に対する明快な答えが見つからないです。言葉だけでなく、行動も酷い。彼女をそこまで拒む理由も不明。ヒロインがそうまでされても許してしまう理由もわからず、心が痛いままです。








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2020年03月12日

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