高見浩のレビュー一覧

  • カリ・モーラ(新潮文庫)
    あんまりサイコ・スリラーって感じではなかった。
    レクター博士みたいなのを想像してたから全く違ってて。
  • 心を強くする「世界一のメンタル」50のルール
    気になっていた本。大阪なおみ選手を世界一にしたコーチがどんなことを書いているのだろう。

    今日のなるほど
    ・自分を怖がらせるほどのリスクを。コンフォーゾーンを出て初めて人は成長する。
     ・・最近、コンフォートゾーンの中にいるなぁ
    ・先に大きな自信を抱いてしまえばいい。脳もそれを信じる。努力も忘れずに...続きを読む
  • カリ・モーラ(新潮文庫)
    やはり、トマス・ハリス!と思って期待しすぎた。
    映像化したら、おもしろそう!
    カリの強さが、もう少し前面に出てたらもっと良かったのかな。
    一気読みはできなかったので、のんびり読んでしまったけど、一気のほうが楽しめるかもしれない。
  • カリ・モーラ(新潮文庫)
    『羊たちの沈黙』などハンニバル・レクター博士シリーズでお馴染みのトマス・ハリス氏の新作『カリ・モーラ』が出版されたので読んでみました。

    う~ん。まあまあ面白いんだけど、なにか満足感がないんだよね。
    例えるなら、凄く面白い超大作の小説をむりやり2時間枠の映画に撮って、それを見せられた時に感じる心境っ...続きを読む
  • カリ・モーラ(新潮文庫)
    舞台はマイアミ、船や海辺のシーンが多く、明るい情景の中に、陰惨な場面が対比され、強調される。
    犯人はレクター博士にくらべて小物感が。
    しかし、主人公のカリ・モーラは魅力的。
    この主人公でシリーズ化して、強力な敵と戦ってもらいたい。
  • カリ・モーラ(新潮文庫)
    トマス・ハリスの映画は見たけど読むのは初めて。トラウマの過去を持つ主人公が、犯罪者の隠し金を狙う悪党たちの抗争に巻き込まれ、偏執狂の対象にされてしまう。そして…。出だしは淡々と読ませる感じでいたが、後半から映画にある臨場感と緊迫感を感じた。
    映画化の可能性あるかも。
  • カリ・モーラ(新潮文庫)
    骨太コロンビア系サスペンスと言うべきか、コロンビアから移民してきた悲しい過去を持つカリモーラを主人公にしたサスペンス。周りを囲むドンや、異常殺人者のキャラクターがよい。ただ主役級がボンボン死んでしまうのは、びっくり。コロンビアの内戦の話や、移民の話なんてのは、あまり知らなかったので興味は持てたし、ア...続きを読む
  • カリ・モーラ(新潮文庫)
    うーん、ワニやエスカルゴの描写はなんで必要?
    カリのその後どうなる?中途半端な気が。
    TH作品としては緻密性な荒書きな感。
  • カリ・モーラ(新潮文庫)
    マイアミに暮らす美貌のカリ・モーラは25歳。
    故国のコロンビアでの凄惨な過去を背負い、移民として働きながら、獣医になることを夢見ている。彼女は麻薬王の邸宅管理のバイトがきっかけで、屋敷に隠された金塊を狙う犯罪集団の作戦に巻き込まれ、彼らと対立する臓器密売商の猟奇殺人者シュナイダーの妄執の的になってし...続きを読む
  • カリ・モーラ(新潮文庫)
    ふらふらっと立ち寄った大型書店で見かけた。えっ!トマス・ハリスの新刊?これは当然買いでしょう。

    「羊たちの沈黙」や「ハンニバル」は学生時代に貪るように読んだ。ホントに懐かしくて嬉しくなる。
    トマス・ハリス御大はもう80近い。なのに、こんなテンポのよいポップなスリラー小説を書いたことに感動を覚える。...続きを読む
  • ハンニバル・ライジング(下)(新潮文庫)
    「ハンニバル」で終わったと思ったが、続編が出ていたとは。続編というか、少年時代というパターン。
    あのレクター博士がどのように出来上がったのかと興味津々で読み終えた。
    もっとページ数があってもいいのに。
  • ハンニバル・ライジング(上)(新潮文庫)
    このシリーズにまさかの日本文化が描かれていて驚き。最初は親近感がわいて読み進めるが、これはレクター博士の独特な性質を印象付けるためかなと思われる。
  • 移動祝祭日
    みんなロストジェネレーションよ、という言葉をヘミングウェイに送った女史など、パリで出会ったアーティスト達との交流記。
  • 羊たちの沈黙(下)(新潮文庫)
    The Silence of The Lambs

    有名はハンニバル・レクター博士が登場する。彼とクラリスの会話シーンは面白い。

    文章が読みやすく、スラスラと読めるが推理小説ではないので注意が必要。
  • 移動祝祭日
    過去の読書会課題本。著者が晩年にパリで過ごした若き日の思い出を書き溜めていたものを、その死後、妻が中心となって編集・出版したというモノ。ヘミングウェイの人柄などが見え隠れする部分が多く、そこは面白く読めた。
  • ハンニバル(下)(新潮文庫)
     うむむ。上巻の熱情に比べると、個人的には地味なように思う。というか、クラリスが都合のいい女になりすぎじゃないか? 男のロマンというか、マイ・フェア・レディというか。そうして作り出された彼女に私は魅力を感じなかった。
     マーゴの方が興味深い。

    (以下若干のネタバレあり)

     しかし、概説を読むと、...続きを読む
  • ハンニバル(下)(新潮文庫)
    クラリス…、そのラストはないだろう。
    こうなったら、もう一度グレアムに出張ってもらうしかないんじゃないの。
  • 羊たちの沈黙(上)(新潮文庫)
    難しい文章じゃなくてほっとしている。
    レクターが難しそうな話をしているイメージがあったので。

    レクターの周りの人間が不気味。レクターの人を壊す方の力が、立ち直らせる力になったら近くの牢の人が救われただろうに。
  • ハンニバル(下)(新潮文庫)
    食人(カニバリズム)を連想させる名前の通り、この作品の終盤にはハンニバル・レクターによるグルメショーがある。そこに至るまでにも様々な活劇がある。それは多くの読者が期待したものでもあるだろうし、見たくなかったものでもあると思う。厳戒房に囚われた危険でミステリアスなカリスマは、この作品で正体を晒し、ただ...続きを読む
  • ハンニバル(上)(新潮文庫)
    名作「羊たちの沈黙」の続編。トマスハリスは寡作の作家で、この続編が出るまで何年も待たなければならなかった。

    これも緊張感があって面白い作品ではあったが、ただ、期待が高すぎて少々アレだったかなというのが正直な感想。
    やはり、囚われの身でありながらその頭脳で外に影響を与えるという構図がレクターのカリス...続きを読む