高見浩のレビュー一覧

  • 移動祝祭日

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    1920年代のパリの雰囲気を感じられた。もっとヘミングウェイを読んでから、この本を読んだ方が楽しめるのかもしれない。フィッツジェラルドとのやり取りは映画になりそうだなと楽しく読んだ。

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    2021年11月11日
  • 羊たちの沈黙(上)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    大まかな内容は私でも理解出来たし、面白い!
    しかし!クラリスもレクター博士もクロフォードも頭が良すぎて絶妙な駆け引きとか言葉の意味とか細かいところに理解が及ばなかった!
    クラリス頭の回転早すぎだろ( ˙-˙ )
    また、話の舞台がFBIなだけあってアメリカの行政に関する専門的?な言葉が多いように感じた。もう少し私に知識があればね、、、
    ストーリーの本筋はやはり面白くてさすがに映画化されてるだけあるなという感じ。ホラーとかグロイ系の映像が受け付けない人間なので今回は小説で読みました。下巻も読みたい!

    ネタバレ部分⚠️
    性転換手術希望者にテストを課すのは未だに行われているのかな?小説上のフィク

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    2021年09月29日
  • ハンニバル・ライジング(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    レクター博士はなにゆえ怪異な人物になったか、の興味だけでは終わらない意表をついた小説だった。

     そのひとつ、前半のヨーロッパ戦線における少年時代のハンニバルの経験は、ミーシャという妹ともに『火垂るの墓』を髣髴させる、戦争のいたましさ。これはおぞましさも加わって。

     トマス・ハリスも1940年生まれ、戦争の悲惨さは記憶としてはっきり経験していないと思う。知らないことをありがたく思うだけではいけない。書いても書いても語りつくせないを書く作家魂。

     ふたつめは日本文化吸収のこころみ。源氏物語、紫式部にあこがれを持ったらしい。日本の時代がかったエッセンスが加わったごった煮で、相変わらずこそばゆい

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    2021年08月22日
  • ハンニバル(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    面白い。
    間違いなく面白いんだけど、『羊たちの沈黙』に比べると、登場人物全員の魅力が下がっちゃってるかなぁ。
    レクター博士が超人的なのはいいとして、そんなら超然さを貫くか、あるいは逆にもっと俗さを出してほしい。
    クロフォードやバーニーもそれぞれが魅力減。
    挙句の果ての主人公たちの結末は、結局レクターの一人勝ちかいという感想しか出てこなかった。

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    2021年03月20日
  • 移動祝祭日

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    ネタバレ

    前半は余り面白く無かったですが、フィッツジェラルドの辺りは楽しく読めました☆ただ、二番目の嫁さんを完全に悪者に仕立て上げていた点は若干どうかなと思いましたが(^^;)。

    アメリカのドルが急速に価値を高めていく中、アメリカ出身の芸術家たちがこぞって物価の安い(でも文化レベルは非常に高い)フランスに集まっていたんだなあという事を感じる事が出来、歴史的にも価値のある作品だと思います♪

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    2021年03月18日
  • 心を強くする「世界一のメンタル」50のルール

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    生きていくことに自信を深める50のルールが記されている。
    例えば、快眠のための投資を忘れない…
    SNSには距離をおく…
    親子関係を見直してみる…などシンプルでよく聞くフレーズが書かれていました。
    大切なことは当たり前のことが多く、何も特別なことができなくても当たり前の積み重ねが成功に繋がってるんだなあと思いました。

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    2020年11月28日
  • 心を強くする「世界一のメンタル」50のルール

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    ネタバレ

    学びポイント(本文抜粋)
    「他人に何を期待するか」ではなく、「自分に何を期待するか」なのだから。
    100%の力を出し切っていなければ、自身を偽り、傷付けていることになる。そして全力を出し切っているかどうかは、自分にしかわからない。周囲の人がなまけていても関係ない。

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    2020年09月19日
  • ハンニバル(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    クレンドラーの脳を食べる(食べさせる)シーンはゾッとした。
    上流の暮らしを描くシーンにはうっとりさせられた。
    しかし結末がふに落ちない。薬の影響なのか?あと、クラリスの「ヘルメットのような髪型」はどんなものなのだろうか…笑

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    2020年08月17日
  • ハンニバル・ライジング(上)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    博士の過去

    悲しすぎる…が、今のところ、殺してはいるものの、誰も食べていないので、どこでそういう影響を受けるのかが気になる。

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    2020年08月08日
  • カリ・モーラ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    トマス・ハリスの新作。
    レクター博士シリーズを読んだ身としては少し刺激が足りなかった。
    もう少し、サイコパスな登場人物が居たりとハラハラするような展開にして欲しかった。

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    2020年07月08日
  • カリ・モーラ(新潮文庫)

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    なんとトマス・ハリスの新作。しかもレクター以外の新作はデビュー作以来なので期待が大きかったが…。

    麻薬王エスコバルがマイアミの別荘に隠したとされる金を巡る悪党たちの争奪戦。

    さすがにハリスが作ったキャラだけにブラック・ユーモアと言えるほどアニメっぽい異常振りは半端ではないし、随所に描かれるガジェット(人体溶解機!)は面白いが、無駄な描写も多いわりには話は小粒で中編程度のボリューム。

    一気に読めるエッジの効いた作品ではあるけど、レクターシリーズのような読みごたえを期待すると外す。

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    2020年07月04日
  • カリ・モーラ(新潮文庫)

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    内容にしたら少し短すぎる印象。
    おかげでテンポはいいものの、登場人物に対するイメージが出来上がる前に物語が進んでしまう。そこが残念。
    映画にして映像があればテンポはいいのかもしれませんが。
    映画化するのかな?

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    2020年06月23日
  • カリ・モーラ(新潮文庫)

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    トマス・ハリスのレクター無しの新作。過去の大作に比べてちょっとページ少な目ですぐに読み終わってしまうのが残念。
    しかし、テンポよくマイアミの美しい自然を舞台に犯罪組織の抗争と美女の活躍が微妙なバランスで展開され読みやすい。
    続編があっても驚かない。

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    2020年05月31日
  • 心を強くする「世界一のメンタル」50のルール

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    ・肉体を鍛えれば、メンタルも強くなる
     トレーニングで苦難を乗りこえることで、精神力も強くなる

    ・自信は移ろいやすいから、一瞬で最高レベルにもなる

    ・嫉妬は原動力
     自分にないものが気になったら注意

    ・笑いは成功を近づける

    ・ポジティブな人生は、ポジティブな仲間がつくってくれる
     陽気で明るいと付き合う

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    2020年05月20日
  • カリ・モーラ(新潮文庫)

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    トマス・ハリス!と飛びついて買ってしまったけど。
    期待しすぎたかもしれない。
    メインである部分はそこまで盛り上がらず最後だけやっと面白かったかなあ・・最後は特に映像にしたらドキドキ怖そう。

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    2020年05月13日
  • 移動祝祭日

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    ミッドナイトインパリを観返したくなる。猛烈にって程ではないんだけど、パリの街でヘミングウェイとハドリーに想いを馳せながら時を過ごしてみたいと思う。

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    2020年02月04日
  • カリ・モーラ(新潮文庫)

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    あんまりサイコ・スリラーって感じではなかった。
    レクター博士みたいなのを想像してたから全く違ってて。

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    2019年11月13日
  • 心を強くする「世界一のメンタル」50のルール

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    気になっていた本。大阪なおみ選手を世界一にしたコーチがどんなことを書いているのだろう。

    今日のなるほど
    ・自分を怖がらせるほどのリスクを。コンフォーゾーンを出て初めて人は成長する。
     ・・最近、コンフォートゾーンの中にいるなぁ
    ・先に大きな自信を抱いてしまえばいい。脳もそれを信じる。努力も忘れずに。
    ・ときに利己的に。嫌われる覚悟を。
    ・肉体を鍛えてしまえば、自ずとメンタルも強くなる★
      ・・やっぱりこれか!
    ・共に笑う→チームの仲間意識を高める最良の方法
    ・ポジティブな人生はポジティブな仲間がつくってくれる
      ・・不機嫌を現さない

    よし、筋トレに行こう!

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    2019年11月04日
  • カリ・モーラ(新潮文庫)

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    やはり、トマス・ハリス!と思って期待しすぎた。
    映像化したら、おもしろそう!
    カリの強さが、もう少し前面に出てたらもっと良かったのかな。
    一気読みはできなかったので、のんびり読んでしまったけど、一気のほうが楽しめるかもしれない。

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    2019年10月06日
  • カリ・モーラ(新潮文庫)

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    『羊たちの沈黙』などハンニバル・レクター博士シリーズでお馴染みのトマス・ハリス氏の新作『カリ・モーラ』が出版されたので読んでみました。

    う~ん。まあまあ面白いんだけど、なにか満足感がないんだよね。
    例えるなら、凄く面白い超大作の小説をむりやり2時間枠の映画に撮って、それを見せられた時に感じる心境って感じかな~。出来事がそれぞれ単発的に発生して、すぐに終わって、また次の出来事が起こって、そして終わるみたいな・・・。

    ヒロインも登場する多数の悪役キャラクターもそれぞれ良いし、個々のエピソードも面白いんだけど、なんか全部さらっと駆け足でいってしまって心に残らないんですよね。

    おしいな~、せめて

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    2019年09月24日