宇沢弘文のレビュー一覧

  • 経済学の考え方

    Posted by ブクログ

    経済学の考え方とはどのようなものか?について、時代を追って解説されています。

    難しいです・・^^;。正直言ってほとんどチンプンカンプンでした。
    経済学の教科書、といった方が良いかも。

    それでも、ちょっと道徳っぽいアダムスミスから始まって、型にはめようと苦心した新古典派経済学へ。
    現実に即したものにしようとしたケインズ、そして、政治的に利用された?反ケインズで失敗・・というふうには読めました。

    読んでいて思ったのは、経済学って、現象を一生懸命型にはめて説明しようとするんですけど、その時になにがしかの前提条件を決めなければならないんですよね。
    でも、現実には条件が一定であるなんてことはなく、

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    2012年12月26日
  • 自動車の社会的費用

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    日本の経済学界を代表する宇沢弘文氏による本であるということ、かつTPPでは経済学者では珍しく反対という立場で鮮明にしていたということで、彼の主張にふれておきたいと思ったので、手にとってみた。正直言うと、岩波でこのクオリティというのは頂けなかった。自動車社会に対する不安を考慮すべきという視点はそれなりに評価すべき点ではあったと思うが、議論の進め方がやや緻密さを欠いていた点で岩波らしさを感じなかった。なにより研究/執筆の契機となった問題意識の書き方が情緒的で具体的な論理に支えられたものではないところが好感が持てなかったのが、本書に対する強烈な感想である。感覚的に経済学に反感を持った人たちには非常に

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    2012年02月27日
  • 自動車の社会的費用

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    ネタバレ

    たしかに、日本の道路は歩行者に配慮在る作りになってはいないが、中国なんかに比べると、運転手が歩行者に配慮しながら走っていることが多いことを鑑みれば、まし、と言えるのではないだろうか。

    作者は、一貫して車を「悪」とみなしていたが、経済がここまで発展したのは車のおかげであり、今の生活にはなくてはならないものである以上、車が優先されてもしかたがないことなのではないかなぁ。と。

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    2012年05月30日
  • 自動車の社会的費用

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    現在日本は自動車なしには生きていけない社会になっている。
    いろんな意味でちょっと古い本だが「こういう視点もあったのか」って思える一冊。常に本棚の手の届くところにあるお勧めの本。

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    2010年05月27日
  • 自動車の社会的費用

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    ここまで言えるのは凄い。でも、自動車無しで生活するのも大変な世の中になってしまった…。後戻りできないところまできてると思う。30年以上前に書かれた本だけど、この人本当に車嫌いなんだなぁ。

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    2010年05月12日
  • 経済学の考え方

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    「経済学とはなにか、経済学の考え方とはどういうものか―日本を代表する経済学者が自らの研究体験を顧みながら、柔軟な精神と熱い心情をもって、平易明快に語る。アダム・スミス以来の経済学のさまざまな立場を現代に至るまで骨太いタッチで捉え、今後の展望をも与える」一冊。

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    2009年10月04日