宇沢弘文のレビュー一覧
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日本の経済学者ではあるが、経済だけでなく、様々なことに造詣が深く、示唆に富んだ講演の書籍化。宇沢弘文の社会的共通資本を知るのに、入門編としてちょうど良い。平易な言葉で、より良い経済活動のあり方、倫理的経済のあり方について述べており、初心者にもおすすめ。Posted by ブクログ
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2020.25
社会的共通資本の補足的な本。
よかったのは、
「あるアフリカの民族には、
「宗教」「文化」「自然」が同じ言葉である」
ということ。
僕たちが捉えている以上に、
文化や宗教、自然は深いもの。Posted by ブクログ -
内田樹さんがオススメするので、
そしてまた自分の仕事に使えるロジックかと思ったので、
名前は知っていたが、ついに読む。
経済学的にも業績を残した方であるが、
評価は難しいな。
本の内容もあまり感心しなかった。
でもまた読む返すのではないだろうか。Posted by ブクログ -
40年前のこのような考え方を著した事に脱帽.数値的には古いが社会的共通資本という考え方は色あせない.ただ現実のどう落とし込んでいくかと言うのは難しいね.Posted by ブクログ
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宇沢哲学がコンパクトにまとまっていると思います。石橋湛山やヴェブレンに共感する姿勢に氏の一生を通じて辿り着いた哲学がみてとれます。経済学部出身の私としては、経済学とは何ぞやということを30年振りに考えさせられました。Posted by ブクログ
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宇沢弘文の経済学に対する考えに触れることができ、新たな学びがあった。経済学とは豊かになることが前提だが、豊かになるという事がどのような事なのかを考えさせられる。相手も自分も幸せになるために、心をどれだけ豊かにすることができるのかが経済学の根底かもしれない。Posted by ブクログ
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人類の歴史を振り返ってみるに、所謂、産業革命以後の経済活動以前から、大なり小なり商業資本主義の活動は営々と継続されてきたわけである。その中で、金融も経済活動の潤滑油として機能してきた。
そして、そのような経済活動はその民族の歴史・文化・自然条件・立地条件、宗教などなど、先人が培ってきた様々な制度を...続きを読むPosted by ブクログ -
昨年亡くなった宇沢弘文さんの代表作ということで何気なく読み始めたところ、とても面白い著作でした。自動車を引き合いにした、新古典派経済学の批判の書ということなのだが、それよりも1970年当時の自動車社会に対する世の無批判に対する憤りを読者に強く感じさせるところが名著たる所以なのだと思う。Posted by ブクログ
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延長すれば良かったのに時間切れ 経済理論より歴史的記述として勉強になる さすがはこの先生 社会的費用 資本の問題は重要であり難しいかな
フリードマンに対して、個人的には誤解もあるような気はしますPosted by ブクログ