原田隆史のレビュー一覧
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出会うべくして出会えた本。
とても基礎的な内容だけど、それを徹底させていくことがどれだけの成果をあげていくかということが原田さん自身の実証のもと、書かれている。
目標の大切さや、徹底的にやりきること、あいさつ、礼儀・・・どれもよく聞く言葉ではあるかもしれないけど、それをやりきることは難しい。
それでも徹底できたときには、こどもたちは全国でも戦えるということ。
逆にいえば、多くの人が自分の能力を十分に発揮できさえすれば、多くの人が全国で戦えるともいえるかもしれない。
細かいことにきづけるような人間力の養成もこの本から学べた。
あとは実践するのみ。 -
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ネタバレ言わずと知れた、原田先生の本。
もともと学校の先生なのだけど、
経営者や企業などを対象にセミナーをしたり、研修をしたりしていて、
「教育」「人を育てる」という点については、
子供も大人も関係ないんだなと思わされる。
人を育てる、
より良い社会を作る、
という点について、読む度にヒントが得られる本。
具体的手法も多く、これを確実に実行できれば、確実に成果を出せると思う。
ただ、なんでもそうだが、
正しい成果を出すための正しい行動を身に着けるためには、
継続が重要で、それを実行できるかは、これを読んだ本人の意思と行動力による。
個人的には、この本は何度も読み返し、ここに書かれていることを -
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(商品説明より)
荒れた公立中学校を建て直し、
ついには13回もの陸上日本一を成し遂げた伝説の「カリスマ体育教師」「生活指導の神様」が、子どもたちを夢実現に導いたノウハウと哲学を余すことなく紹介したのが本書です。
成功した人の成功の背景をとことん調べて、
「成功は技術だ」と示した本です。
抽象論ではなく具体的な御話でとても読みやすいですよ。
個人的には、”リーチング〝という考えが「なるほど☆」と入りました。
企業でも、事業計画を作る時に、
現在から将来の間をどう埋めていくか、
どんな経営資源をどう配分することが必要なのか、
そのイメージが漠然とし、事業計画が粗いことが往々にありますが、
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私が一番尊敬している集団「東京教師塾」の塾頭の原田隆史先生が書いた本。
原田先生の本は毎回「カリスマ体育教師」という文句が入るので知らない人からすると
抵抗がありますが、中味はすごいです。
自分に自信の持てない。
自分のやるべき方向性が持てない。
そんな子どもが多い ということを前提に話が進んでいます。
子どもに必要なことは
自分自身を信頼できるまでとことんがんばってみるという体験をどこかでやること
としています。
教師がやるべきことは
目標や役割に対するやり切り、やらせ切り指導
であるとしています。
原田隆史さんの論理で特徴的なことは
「心技体」でい -
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「究極の荒れた学校」とまで言われた大阪市立松虫中学校に赴任し、学校再生のため、「陸上部の子どもたちを2年後に日本一にする」と宣言して実現させた体育教師がいる。原田隆史だ。赴任後7年の間に、陸上競技の個人種目で13回の日本一を達成するなど輝かしい実績を残し、「松虫の奇跡」と驚嘆された。だがそれは、「奇跡ではない」と原田は言ってのける。どうしてそのようなことが可能となったのか。その指導法を明らかにしたのが本書だ。
原田は生徒たちを変えるため、経営者の勉強会でマネジメントの発想を学ぶとともに、強い選手の徹底研究を行った。その結果、成功者に共通しているのは強い勝利意識と高い目標設定であり、強い選手ほ