烏賀陽弘道のレビュー一覧

  • 報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪
    事実を伝えないメディア?
    というよりも、事実が分からなかった、のではないでしょうか。今回の3.11原発事故については、当事者である東京電力、監督官庁、政府官邸ともに混乱の極みに達し、錯綜する情報の中、マスコミもまたそれを選別、吟味する能力もたないということが露呈する事態ともなりました。誰かが嘘をつい...続きを読む
  • 報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪
    C0295 検証もせずに健康や財産に影響のある事象を報道するのを称して、報道災害とのこと。まだまだ影響力のある既存メディアですが、ネット世代の人口比率の増加とともに変わると思います。ミスは認めないですよね。新聞・雑誌の訂正記事なんてその典型かと。一般市民は気づいてないとの認識の両氏ですけど、成果物と...続きを読む
  • 報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪
    今の日本の大手メディアがやっていることは広報でしかない。「報道」と言うから
    みんな混乱する。

    根拠無き楽観主義

    クエスチョニング>相手を疑い問いかける

    「権力の言うことを疑う。そのまま記事にはしない」

    記者クラブ>報じないことが権力だった

    日本人は他人が自分と違うといらいらするようだ。

    ...続きを読む
  • 報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪
    原発報道の話しから始まっているが、日本の報道そのものに対する問題点を提起している。記者クラブなど報道業界を批判する発言ばかりなので、ちょっと不平不満を綴った本という印象。だが、これは今の日本のジャーナリズムの実態を表しているのだろう。正しいことが報道されてないのであれば、日本のジャーナリストは存在意...続きを読む
  • 報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪
    ジャーナリズムとか全く自分の仕事の分野とは違う分野の話だったので、知らなかった裏側みたいなものを知ってびっくりした。
    民主主義で日本は言論の自由が進んでいるとイメージでふわっと捉えていたが、数人の人々によって情報が操作され、歪められているという事実を知って恐ろしくなった。何を信じて行けばいいのか、、...続きを読む
  • 「朝日」ともあろうものが。
    我が家では新聞の購読をやめて10年以上経つので新聞記事の現状はわからない。新聞に生き残る道はあるのだろうか。まあそれはどうでもいいけどあの色とりどりの折込チラシの束が欲しい。あれは大好き。
  • 報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪
    3.11報道を見ながら感じていた違和感がこういうことだったのか思わされる一冊です。どのチャンネルをつけても同じ内容でしか報道していなかった。肝心の被曝についてこれではなにもわからないじゃないかと感じたヒトは数多くいたはずですし、いて欲しいものです。被曝に対する不安感が強まるなか、どの大手メディアも国...続きを読む
  • 報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪
    これまでの報道は一体なんだったんだ、と思わずにいられない衝撃を受けました。今回の「大本営発表」についての記載は、これからの新聞の読み方を変えるだろう。
    一方、後半は繰り返す箇所も多く、ここまでの章は要らないなと思い、星の数を減らしました。第1章、2章で二人の言いたいことはよくわかります。