トルーマン・カポーティのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
映画がやたら有名だが、未視聴で読んだ。
(よくパッケージに採用されている、オードリー・ヘップバーンが肘をついている写真くらいは知っている)
登場から退場までホリーらしい自由奔放さで、周囲を振り回しつつも結構な人が好いてくれるという、まさに物語のメインヒロイン。
解説にて訳者は、ホリー=オードリー・ヘップバーンという認知度が高すぎて、原作のホリーはまた違うので、あの映画の写真を表紙にしないで欲しいと頼んだらしい。
実際読んでみて、オードリー・ヘップバーンは容姿として完成されすぎており、大人っぽい。
原作では19歳の少女として、行動は大人の模倣というか、なんらかのキャラクターを演じているように発 -
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Posted by ブクログ
10年前くらいに新潮文庫で読んで再読。以前読んだ際の記憶は全くなく、終始こんな話だったけ?の連続で、自分の記憶力のなさに驚いた。特に、成長して落ち着いたアイダベルが登場するはずだと思い込んでいた件については、自分のことながら開いた口が塞がらない。
ジョエルの目を通して物語は進んでいくが、時に見栄をはってでっちあげを言ってしまうような純粋で不安定な少年性については自分の過去と照らし合わせて実感を伴ってくる。
アイダベルとの少年少女らしい戯れや、ズーの凛とした様子やジョエルとの友情も微笑ましかった。その分、移動式サーカスの夜を経た後、ジョエルの心が死んでしまったような状態や、報われなさすぎるズ -
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Posted by ブクログ
PREMIUM COVER2023できれいなティファニーカラーの装丁に惹かれて買った本。
「ティファニーで朝食を」は有名だし、オードリー・ヘップバーンが主演ってことはもちろん知っているけれど、映画は一度も観たことがない。なので全くどういう話なのかも知らないまま読んだ。訳者あとがきを読んで、確かに映画を観たことがない私でもホリー・ゴライトリーのことを考えるときにオードリー・ヘップバーンの顔を思い浮かべたので、映画の影響はすごいと思った。でも、私が思うホリー・ゴライトリーを作って想像しながら読んだので、映画を観る前に読めて幸運だったかもしれない。訳者あとがきにも「できることなら映画からなるべく離