阿川尚之のレビュー一覧

  • 憲法改正とは何か―アメリカ改憲史から考える―

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     アメリカの建国から現在までの歴史を通してのアメリカの憲法の制定と改正に関する歴史の物語です。海外出張に当たっての飛行機での睡眠導入にもなるかなと思って読みはじめたのですが,内容がとても面白く,眠るどころか最後まで通して読んでしまいました。アメリカ史の把握と言うことにもありますし,アメリカにおける憲法の位置付け,そしてその位置付けが確保されるまでの背景など,経緯とともに興味深く読みました。
     日本の憲法についてもいろいろと意見がありますが,個人的には,少なくとも,憲法についてどう考えるという議論はあってもよいと考えています。何も考えないままに最高法典として触れてはいけないものとして盲信するのは

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    2016年11月27日
  • 海の友情 米国海軍と海上自衛隊

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     海上自衛隊と米海軍の交流を描いた書である。日米とも海軍について書かれた本は第二次大戦までは多くあるが、戦後は実戦がないだけにほとんど見当たらない。特に、どのような人物がいたかは全く知られていない。
     本書を読んで初めてそれを知り、立派な人たちが多くいたことを知った。それは米海軍も認めていたからこそ、両者の関係が次第に強まり、かつての敵対関係が陸空に先んじて同盟関係にまで達したのであろう。
     それを促したキーパーソンが両国にいたことが幸いしたこともあったが、彼らの活躍も両組織の理解があったからである。
     本書は戦後の日米関係の一端を知るのに好著である。

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    2016年03月26日
  • 海の友情 米国海軍と海上自衛隊

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    たいへんいい本を読んだ。

    湾岸戦争の後
    海上自衛隊の掃海部隊は、
    ペルシャ湾の掃海に従事した。

    その掃海作戦について、
    この本で初めて詳細を知った。

    アメリカ海軍に「アーレイバーク」という駆逐艦がある。
    イージスシステムを搭載した防空駆逐艦だ。

    「アーレイバーク」は、アメリカ海軍のアーレイバーク提督の名前をもらったことは知っていたが、
    アーレイバーク提督は、日本と関係が深いことを初めて知った。

    海上自衛隊の「こんごう」級は、
    「アーレイバーク」によく似ている。
    ほとんど同型艦だ。

    先日の観艦式の予行のチケットを前日になって入手したが、
    さすがに「前日」は無理で、フネには乗れなかった

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    2015年11月29日
  • 海の友情 米国海軍と海上自衛隊

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    ある米軍士官の研究した帝国海軍から海上自衛隊まで変遷(1920年から80年にかけて)を中心としたの話。

    若き将軍の朝鮮戦争と併せて読むと、重なる部分(時期)の極東情勢に膨らみが増した。

    本書の方が永田町、霞ヶ関、極東司令部や米国本土の動きがより描かれている。

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    2018年11月18日
  • 海の友情 米国海軍と海上自衛隊

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    海上自衛隊の創設から、その後の発展の裏には日米軍人たちの友情があり、その中核であった人々にスポットを当て海上自衛隊の歴史を記したもの。ネービーとは、国内の他機関とのつながりよりも、他国のネービー同志のつながりが強く、同じ環境下で育った者同志の独特の一体感があるようだ。どのような組織でも人が重要であり、人と人とのつながりが組織に大きな影響を与えることがよくわかった。多くの米海軍軍人から厚い信頼と尊敬を得て大きく育った海上自衛隊は、なんと幸せな組織であろうとうらやましく思った。

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    2018年11月15日
  • 憲法改正とは何か―アメリカ改憲史から考える―

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    アメリカにおける憲法の歴史についての本。日本の状況を客観的に再考するのにいいきっかけになると思う。ありきの前の歴史的な歩みといったところ。

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    2017年12月18日
  • 憲法改正とは何か―アメリカ改憲史から考える―

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    アメリカの憲法史。予備知識の不足が過ぎて厳しい面もあるが、勉強になった。
    世界最古の現存する成文憲法とも言われるアメリカ合衆国憲法であるが(著者は厳密にはそうではないとしている)、過去27回の改正を行っている、元はイギリスのコモンローを構成する、マグナカルタや権利章典を受け継いでいる。独立当初にバラバラだった13州の調整を取らなければならず、最初はとりあえず成立させ欠落していた権利章典を改正で追加する。大きな変化は南北戦争であり、奴隷制の否定に関わる部分を明確にしていく。また南北戦争や大恐慌時代など大統領が憲法の解釈を超えて行動したことや、実質的に解釈が変わったことも多い。
    ただアメリカ合衆国

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    2016年09月01日
  • 海の友情 米国海軍と海上自衛隊

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    自衛隊の歴史には全然前知識なしで、海上自衛隊と米海軍のエピソード集的に読みました。
    旧海軍出身者から続く、たくさんの人の努力があって今の海上自衛隊があるのだなと思いました。何か一つ掛け違っていたら、今の状況はなかったかも知れないわけで。
    それにしても戦後さほど経たないうちから米海軍に協力的な人が多くいたことは意外でした。

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    2015年12月23日
  • 海の友情 米国海軍と海上自衛隊

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    太平洋戦争で歴史に幕を引いた日本海軍は、どのようにして海上自衛隊として復活したのか。著者は阿川弘之さんの息子。

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    2015年11月18日
  • 大井篤海軍大尉アメリカ留学記 保科さんと私

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     大井氏が最晩年に水交会の雑誌に連載したエッセイをまとめたものである。1994年に92歳で亡くなり未完となったが、昭和一桁の時代のアメリカ留学の話を、自身や同行の保科善四郎の日記を参考にしつつも、平成の時代に書くのだから凄い。これだけでも大井氏の頭の良さが窺える。
     保科さんと私という副題ながら、次第に私が何を考えていたかに重点がおかれていく。丁寧で飾らない文章は読みやすいながら、ジェファーソンやアリストテレスを引用してのアメリカ理解、「リクツヤ」の自覚、海軍留学組や現地の人々との交流、など昭和初期の海軍エリートの等身大の姿がよく表れていておもしろく読めた。

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    2015年05月02日
  • マサチューセッツ通り2520番地

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    阿川さんの駐米日本大使館公使時代の回想録。阿川さんが公使の間に2回ほどワシントンを尋ねたし、公使就任が決まるプロセスで阿川さんが必死に人事情報を隠そうとしてるところなども見ていただけに、その舞台裏を懐かしく、また面白く一気に読み進んだ。
    外交に興味がある人、ワシントンDCとはどんな街かに興味がある人にはとてもお薦めの一冊。

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    2013年02月25日
  • 海の友情 米国海軍と海上自衛隊

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     著者の阿川尚之は、あの阿川弘之の息子さん。

     本書は、太平洋を越えて結びつく日米のNavyの物語である。『よみがえる日本海軍』の著者として知られるジェームズ・アワー氏を軸にして、戦後日本の海上自衛隊を築き上げた海の男達の友情を描いている。
     戦後の日米安保体制において、日本の海上自衛隊が背負ってきた役割について、考えさせられる本だろう。

     ただし、やや単線的に海軍力の増強や積極的な海外派兵を主張する結論だけはいただけない。

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    2010年02月07日
  • 憲法改正とは何か―アメリカ改憲史から考える―

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    米国の憲法改正から憲法解釈や日本国憲法との関係性について書かれた一冊。

    英国からの独立時に制定された合衆国憲法から27回の改正を経ている米国の憲法について、フェデラリストとアンチフェデラリストの間で改正についての議論を重ねた結果現在のかたちに至ったことや南北戦争終戦後に13条、14条、15条の修正憲法により人種差別の撤廃を謳ったことや憲法解釈をめぐる最高裁と大統領の関係を判例を用いて解説されていたりと米国の憲法を通して自分の知らなかった憲法の
    側面を知ることができました。
    また、ルーツにあるのが欧州の列強各国から自国を防衛することを目的としていることも知ることができました。

    日本では一度も

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    2018年02月01日
  • 憲法改正とは何か―アメリカ改憲史から考える―

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    アメリカの憲法も、その成立について違法性が指摘されていること。改正条項により成立させる事ができ、また憲法としての正当性に寄与していること。解釈改憲が行われてきたこと等について、初めて知った。
    日本国憲法も改正条項がありながら、一度も改正されてこなかったのであり、国民の意思としてその必要性が強く認識されなかったという事だ。自主憲法論は、一からの作り直しがその目的となっており、ここまで長きにわたり改正を必要としてこなかったこととの整合が取れない。
    今一度、憲法の存在理由を国民の全体で考え、認識し直す事から始めるべきである。

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    2016年10月27日
  • マサチューセッツ通り2520番地

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     阿川さん一族の本が好きで、結構読んでます。普段、目にすることのない大使館の舞台裏を、わかり易く読めました。
     NPBでは、読売贔屓で何ら改革もせず現状維持を貫き通してる加藤良三コミッショナーが、大使時代はすばらしく仕事ができる人だった、という話を聞いて大変驚きました。

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    2013年05月31日
  • 海の友情 米国海軍と海上自衛隊

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    日米海戦でまみえた見本海軍とアメリカ海軍は、お互いに尊敬と共感を抱いているという話。海の男の共感というやつもあるのか。

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    2011年10月20日
  • マサチューセッツ通り2520番地

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    阿川尚之慶大教授著。駐米公使に任命され、免官されるまでの回想記。平易な文章でとても読みやすい。民間人・学者の外交官起用といった話に興味があれば読んでみることを薦める。

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    2010年08月18日
  • アメリカが嫌いですか

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    アメリカに好意的な視点から書かれたアメリカ論。あまり、我々はアメリカという国を知らないのかもしれないという風に感じさせてくれる1冊

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    2009年10月04日