憲法改正とは何か―アメリカ改憲史から考える―

憲法改正とは何か―アメリカ改憲史から考える―

1,232円 (税込)

6pt

3.8

「憲法は〈国のかたち〉を表現している」「〈国のかたち〉は、改憲しても変わらないこともあれば、改憲しなくても変わってしまうこともある」―― 27回の改正を経てきたアメリカ合衆国憲法の歴史から、「立憲主義」の意外な奥深さが見えてくる。「憲法改正」「解釈改憲」をめぐる日本人の硬直した憲法観を解きほぐす快著。

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憲法改正とは何か―アメリカ改憲史から考える― のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     アメリカの建国から現在までの歴史を通してのアメリカの憲法の制定と改正に関する歴史の物語です。海外出張に当たっての飛行機での睡眠導入にもなるかなと思って読みはじめたのですが,内容がとても面白く,眠るどころか最後まで通して読んでしまいました。アメリカ史の把握と言うことにもありますし,アメリカにおける憲

    0
    2016年11月27日

    Posted by ブクログ

    アメリカにおける憲法の歴史についての本。日本の状況を客観的に再考するのにいいきっかけになると思う。ありきの前の歴史的な歩みといったところ。

    0
    2017年12月18日

    Posted by ブクログ

    アメリカの憲法史。予備知識の不足が過ぎて厳しい面もあるが、勉強になった。
    世界最古の現存する成文憲法とも言われるアメリカ合衆国憲法であるが(著者は厳密にはそうではないとしている)、過去27回の改正を行っている、元はイギリスのコモンローを構成する、マグナカルタや権利章典を受け継いでいる。独立当初にバラ

    0
    2016年09月01日

    Posted by ブクログ

    米国の憲法改正から憲法解釈や日本国憲法との関係性について書かれた一冊。

    英国からの独立時に制定された合衆国憲法から27回の改正を経ている米国の憲法について、フェデラリストとアンチフェデラリストの間で改正についての議論を重ねた結果現在のかたちに至ったことや南北戦争終戦後に13条、14条、15条の修正

    0
    2018年02月01日

    Posted by ブクログ

    アメリカの憲法も、その成立について違法性が指摘されていること。改正条項により成立させる事ができ、また憲法としての正当性に寄与していること。解釈改憲が行われてきたこと等について、初めて知った。
    日本国憲法も改正条項がありながら、一度も改正されてこなかったのであり、国民の意思としてその必要性が強く認識さ

    0
    2016年10月27日

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