木下是雄のレビュー一覧

  • 理科系の作文技術(リフロー版)

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    この本は、理系のレポートなどについて根本から説明をしてくれる本だ。私が印象に残った箇所は、修飾語をつける位置についての記述だ。「逆茂木」というキーワードを用いて、日本語特有の最後まで読まないと意味が通じにくい修飾のやり方に一工夫を加えるやり方を説明していた。端的にいうなら、修飾語は、被修飾語の近くに置くこと。この本は定期的に再読したい。何度でも新しい発見が得られるだろうから。

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    2024年07月05日
  • まんがでわかる 理科系の作文技術

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    確かに知識経験のない私は作文のスキルアップを目指せる本でした。

    まんがという視覚的な要素を取り入れることで、理論的な事象の概念や現象を直感的に理解しやすくしています。これによって、読み手はより楽しみながら作文を学ぶことができます。

    理論的な作文や、知識をもっと活かしたいと思っている人にとって、非常に役立つ一冊だと感じました。読み手を惹きつける文章を書くためのテクニックを学びたい方には、ぜひおすすめしたいです。

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    2024年05月12日
  • まんがでわかる 理科系の作文技術

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    同僚に勧められて読みました。理科系とありますが、情報を伝えるという目的で文章を書く場合のコツが書かれています。必要なことを過不足なく書く、要点を最初に書く、概部から細部へ、日本語の曖昧性を排除する、事実と意見を分ける。リモートワーク時にはオンラインでのテキストコミュニケーションが主になるため、相手に伝わるかな、という視点で見直しながら文章を作るのが必要と感じました。

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    2024年01月18日
  • 理科系の作文技術(リフロー版)

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    別の本でオススメされていたので読んでみた。随分と昔の本で理科系向けとの事だが、現代のビジネスシーンでも必要とされる基本的な事を学べた。事例が物理や科学のモノなので内容を理解しようとせず文章のわかりやすさだけを注意して読んだ。

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    2024年01月13日
  • レポートの組み立て方

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    欧米に比べて日本人の論文はわかりにくい
    レポートに書くべきものは事実と、根拠を示した意見だけであり、主観的な感想は排除すべき
    作文ではない
    情報化社会においてはそのことの重要性は明らかなこと

    一文は短く
    事実と意見は明確にする
    概要、序論、本論、論議の構成が、おすすめ

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    2023年11月09日
  • 理科系の作文技術(リフロー版)

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    『頭のいい人が話す前に考えていること』
    という本の中で紹介されていて
    気になったので読みました!
    普段こう言った本をあまり読まないので
    自分に落としこむ為には何度か読み返さないとな
    と感じました。
    目標規定文を書くことや、文の構造、文章の流れ等
    普段から気をつけたいなと思いました。

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    2023年10月05日
  • レポートの組み立て方

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    レポートを作成する上で必須の技術や考え方が書かれている。学生時代にレポートで指摘された内容や感覚的に分かっていることがわかりやすく言語化されている。レポートに物足りなさを感じるが、何が原因か分からないという人は一読する価値があると思う。著者の「理科系の作文技術」と合わせて読むとより効果的と感じた。
    特に、明快な文章(一義的にしか読めない文)を書く技術については、普段から真の要点だけを簡潔に述べる訓練をする重要性を再認識した。自身の作成したレポートにいかに無駄が多く、読み手に負担をかけているか気がつくことができた。

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    2022年09月15日
  • 理科系の作文技術(リフロー版)

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    理系の弱点を踏まえた文章作成のポイントが論文例をもとに解説させている。ページ数も少なく特に卒業研究に追われている大学生にオススメです。

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    2022年07月10日
  • 理科系の作文技術(リフロー版)

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    報告書、提案書、論文等を論理的に書く際の気を付けるべきことを具体例を交えて解説している。1981年出版なので、文体は古いが、エッセンスは今も変わらないところが多い。

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    2022年06月12日
  • 理科系の作文技術(リフロー版)

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    人文系は読め
     6章の日本人論と日本語論は怪しい:特に6.2節.しかし内容は具体的で,有用だ.論文向きに見えるかも知れないが,それ以外の文章にも利用できる.『理科系の作文技術』といふ題名だが,文科系にも活用してほしい.人文科学でまかり通ってゐるやうな文章を書いてほしくないし,読みたくもないのだ;それは飛躍的だったり,ひねくれたり,はったりやこけおどしだったり,思弁的だったりしてゐる文章のことだ.例へば,小林秀雄や吉本隆明などがさういふ風に書いてゐた.
     もっとも,今では古い部分があるので,そこは読まなくてもいい.

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    2022年09月27日
  • 理科系の作文技術(リフロー版)

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    読むのに時間がかかった。初めの方は難しく感じたが、後になって理解が進んでいくと、前半の内容もわかるようになる。

    私はこの本を読んでから、漢字とひらがなの割合を気をつけるようになった。理科系でないし、まだここまでの技術をまとめられる文を書く機会がないので、簡単なところを実践していきたい。

    ここで述べられている技術は作文に限らず、物事を考える多くの場面で活用できると感じた。

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    2022年03月10日
  • 理科系の作文技術(リフロー版)

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    ネタバレ

    2020年11月22日記述

    理科系の作文技術
    木下是雄氏による著作。
    1981年9月25日初版。
    私が持っているのは2017年10月10日83版だ。
    これはもう本書は古典となったと言えると思う。

    木下是雄(きのした・これお)
    1917年(大正6年)東京に生まれる。
    1917年(大正6年)11月16日 - 2014年(平成26年)5月12日
    早稲田大学物理学科教授であった木下一彦は息子。

    1941年東京大学理学部物理学科卒業。
    名古屋大学助教授、学習院大学教授、学習院大学学長を経て学習院大学名誉教授、専攻、物理学、
    2014年逝去。

    本書は野口悠紀雄氏の「超」文章法でも紹介されていた。

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    2021年12月25日
  • 理科系の作文技術(リフロー版)

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    一読して無味乾燥な本だなという印象なんですが、まさにこの本が「理科系の作文技術」によって書かれてるからなんですよね。

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    2021年11月06日
  • まんがでわかる 理科系の作文技術

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    例が少しわかりづらい。また説明部分はマンガ以外の部分でされていることが多く、簡潔にまとまってはいるが、マンガならではの良さは無かった

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    2021年08月29日
  • まんがでわかる 理科系の作文技術

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    名著を漫画化したものだが新書版の要点を上手くまとめていて、これを読んでから新書を読む方が内容が頭に入りやすいのではないか。
    各章で、漫画→解説→まとめ→コラムの順に構成してあり、短時間で新書版の内容を確認したい人向けである。

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    2021年08月16日
  • まんがでわかる 理科系の作文技術

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    内容は悪くなかった。ただ、この構成まで?み砕かないとダメなのかとか思ったりはした。中高生には文句なしに勧められる。20代に勧めるかどうか悩む。

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    2021年06月06日
  • まんがでわかる 理科系の作文技術

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    理論整然かつ相手に理解させる文章を書くノウハウを詰めた「理科系の作文技術」から、要点を抜いてまとめた本。
    漫画はともかく、まとめページの部分と例の部分が分かりやすかった。
    ただし、スライドの作り方は蛇足だと思う。

    次は本家も読もうと思う。

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    2021年04月18日
  • まんがでわかる 理科系の作文技術

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    ネタバレ

    新書の要点だけをマンガにまとめた本。読みやすいのでとっつきにはいいかもしれないが、私には少しもの足りなかった。

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    2019年05月06日
  • まんがでわかる 理科系の作文技術

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    理系の書く文書は大体わかりにくい。
    これは世間一般の認識らしい。自分の経験的にもそう思う。

    本書は、そうした理系に向けた作文技術のベストセラーを、今流行りの漫画化したもの。

    重点先行主義、外観から細部へ、事実と意見の区別、緩衝表現は使わない、等々がわかり易く説明されている。
    こうした文章の構成上の技術はもちろんだが、その前に「誤解できないように」書くということがもっとも重要になる。理系の人間が書くことが多い、論文・レポート、仕様書などでは、特にそこが求められる。
    漫画ということで、短時間で読めるし、原著のエッセンスは十分伝わるので、みんなに読んで欲しい。

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    2019年02月03日
  • まんがでわかる 理科系の作文技術

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    書きぶりはかなりぶっきらぼうだが、言いたい事の核心は伝わる。マンガチックにしないと売れない時代なのだろうか?内容も大元のものと比べて1/3程度に端折られている。

    しかし、日本の省庁の奴らに読ませてやりたい内容。
    辞書みたいなプレゼン資料しか作れない文化のところに風穴をあける本になればこの本も本望だろう。

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    2018年06月14日