【感想・ネタバレ】まんがでわかる 理科系の作文技術のレビュー

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Posted by ブクログ

Before
修論執筆参考のため
今後の文章作成の基礎とするため

Contents
●文章作製手順
①目標規定文の作成
②目標収束に向け,文章全体の構想を検討
目標規定文を参考に,集めた材料と考察を,記述順序や文章組立の原則を踏まえ,最もすっきりした形に配列.
考察では,なぜ?を繰り返す(トヨタ式
文章の綺麗さより構成が重要.

●文章組立の原則
・結論に対し,最も分かりやすい順序に沿って記載.
実験順番などの羽陽曲折を伝えるのではない.読み手が予測する展開と実際の文章のギャップを最小に(驚き最小原則)
・明快簡潔に.必要なことはもれなく記述.不要なことは省略.1つの文書は1つの主題に集中.文章の主語は何かを意識.
・事実と意見は別.事実は具体的なほど情報としての価値が高い.

●記述順序
・重点先行主義
概観から細部へ.文章の重心を前へ.
導入→本論→展開.大枠から詳細までこれで構成
問題→手段→結果.問題と結果が対応するように
・機能や性質別に分ける

●テクニック
・修飾語は長くしすぎない.
・ぼかし言葉は避ける.
・無意味な受身表現もやめる.
・事実はできるだけ名詞と動詞で書く.
・番号を打って分かりやすく.
・書き手と読み手を区別.定量的に数字で示す

Awareness
・文章の書き方が言語化されている
・修論や論文等の専門的な文章でも,分かりやすさが最も重要であることは忘れないようにする

To do
・文章を書く際のバイブルとして,見返す
・原著も読む

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2024年04月07日

Posted by ブクログ

ベストセラー新書の"まんがでわかる"版。書籍の方も見ましたが、ほんとに国語が苦手な理系の人はかれの漫画部分からでも読んで欲しい。同然、こういうのにありがちな肝心な部分は、漫画の合間にがっつり文章で入ってますが、漫画部分にも、へぇそうだったんだーってことが一章に1個ぐらいはあるはず

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2023年12月10日

Posted by ブクログ

レポートの書き方の参考になった。
何度も読み返して、無意識にできるようにしたい。

事実と意見の書き分け
大事なことは最初に書く
はっきりと言い切る
概観から細部へ

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2021年04月25日

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ポイントが絞り込まれており読みやすい。
情報を盛り込みすぎてわかりにくい文章になってしまうことがあるので、「文は短く、格は正しく」が1番印象に残った。

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2021年04月17日

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何回でも読み返したい良書。

読み手に伝わる文章を書くためのメソッドがシンプルに書かれており、テンポ良く読み進められた。

伝えたい事を先に持ってくる、言い切るなど、すぐ
に取り入れられるテクニックが豊富に書かれている。
どれも読みながら、なるほどと納得できるものばかりだった。

講演での話し方やスライドの作成ポイントもとても参考になった。
今後そのような機会がある場合は、本書を読み返して活用したい。

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2021年04月11日

Posted by ブクログ

もうとにかく日本語で何かを書く・話す・伝える・聞く・理解するということをする多くの人に読んでほしい。文系・理系とか関係なく。

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2018年05月28日

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1.仕事文書の心得
・他人が読んでもらうための文書は事実と意見に限る。
 心情的要素(やわらかい文章)、感想、読む相手の常識、を含まない。
・「目標規定文」をまず書いてみる
 何を目標として、何を主張するかを1つの文にまとめる
2.文章の組み立て
・新聞記事のリード(書き出し)に学ぶ
 表題:最重要ポイント、リード:概要、本文:詳細
・記述順序の原則
 分類分け→時系列・空間配列(行動順)の原則を保つ
3.文書の構成
・結論から振り返り、最短説明ルートを見つける
・もっとも筋の通った形に配列・構成する(うまさではなく、構成が重要)
 「構成表」を作る
 序論(1~3節)・本論(必要な節数)・結び(1節)に分ける
・パラグラフ(段落)にトピック(小主題)とセンテンス(概論)を入れる
4.脱日本語の文章
・逆茂木型の文章を避ける
 読んだところまでで理解できるように書く
★この文は正確に言うと何を意味するか、と自問する
★緩衝表現は使わない(だろう、と思われる、とみても良い・・・)
★ぼかし言葉を削る
 「あいまいな表現は責任を回避する以外に何も生み出さない」
 「それはつまり仕事に真剣じゃないのと同じことだ」
5.「事実」と「意見」
・事実と意見を混同しない
・事実記載時には
 書く必要があることのみ記載(必要ない点は一言も書くべきではない)
 ぼかした表現を避ける
 名詞と動詞で書き、主観に依存する修飾語(優れた、など)を使わない
・意見の種類
 推論:前提に基づく推理の結論
 判断:内容価値などを見極めてまとめた考え
 意見:自分なりに考えたり感じたりした結果、到達した結論
 確信:自分では疑問の余地がないと思っている意見
 仮説:真偽は分からないが、仮に打ち出した答え
 理論:照明になりそうな事実が相当数あるが、万人が容認していない仮説
・事実は「真」「偽」のみ。意見は複数の評価が並立する
・文は短く、格(言葉同士の関係が保たれている)は正しく
・「誤解できない」ように書く
6.講演の要領
・時間内で話せる量を把握する
・上手に読むより話しかける
 人に聞いてもらうには適度な繰り返しも必要
・話の構成
 1/4則 序論、方法、結果、考察の4つに時間を均等に割り振る
 1/3則 最初の1/3、会場全てに分かる、
     中間1/3 わかったような気がする
     最後の1/3 専門的な人のみ分かる
・スライド原稿
 最後部の人にも読める文字で、読ませない(ポイントだけ並べる)

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2024年03月02日

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原作を読む前に、内容を軽く知りたいと思い、購入しました。
日本語の曖昧さを排除するには、本内容を何度も振り返りながら、練習することが大切だと感じた。
原作も読んで、さらに専門的な内容に触れ、自分の技術にしたい。

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2023年05月24日

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今まで感覚的に相手に伝わるように文章を書いていたが、作文の方法が論理的に漫画でわかりやすく書いてありとてもためになった。
原作の方は途中で挫折したので、しっかり読みたい。

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2023年03月10日

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帯だけでこの本の内容は全て語っている。それは逆にすごいわかりやすいという事。大事なことは先に書き、曖昧な表現はせず、事実と意見は分ける。あとは講演は同じ話を繰り返す。

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2021年05月31日

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ネタバレ

1.
事実と意見に限り、心情的要素を含まない
「感想」を混入させない
読む相手を考えて書き始める
一つの主題に集中する
長さに応じて主題を絞る
目標に収束するように文書全体の構想を練る

2.
読まれるためには、「内容の重心」を前にする
新聞記事のリードに学ぶ
最初に「巨視型」の説明で全体像を示す
「機能別」「性質別」などの分類に従う
順序の原則を一定に保つ

3.
結論から振り返り、最短経路を見つける
説得目的の説明は順序を選ぶ
最も筋の通った形に配列・構成する
文書の「うまさ」より「構成」
「序論・本論・結び」に分けて、組み立てを整理する
各パラグラフにトピック・センテンスを入れる

4.
読んだだけで理解できるように書く
「逆茂木型」の文章を避ける
修飾節の置き方に注意する
「この文は正確に言うと何を意味するか」と自問する
緩衝表現は使わない
「と思われる」ではなく、「と思う」と書く
ぼかし言葉を削る

5.
事実と意見を混同しない
事実を記述するときの原則
事実の上に立ち、論理的に導き出した意見を書く
「短く、短く」と意識する
格の正しい文を書く
何度でも文を組み立て直し、疑いの目をもって読み直す
字面は面白く、受身は減らし、並記は予告

6.
決められた時間で話せる量を把握しておく
上手に読むより「話しかける」
十分に推敲した原稿を用意する
最後部の人にも読める字で、ポイントだけをまとめる
道具の使い方に注意し、話し方は明快に!

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2021年01月26日

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ネタバレ

『理科系の作文技術』の要点をまとめたマンガ。論理的な文章を書くために意識するべきことが書かれている。
今回、仕事で参考文献として『理科系の作文技術』を紹介されたため、その前段階に読んだ。

印象に残ったのは、以下の内容である。
・必要なこと(事実と意見)だけをもれなく記述する
・主題を最初に、巨視的→微視的
・結論から振り返り最短経路を見つける
・文章の構成(何がどんな順序で書いてあるのか、その並べ方が論理の流れに乗っているのか、各部分が連絡されているのか)が大事
・事実と意見を明確に区別する
・何が主語なのか、主述の対応を意識して書く

個人的には、「あいまいな表現は責任を回避する以外に何も生み出さない。それはつまり仕事に真剣じゃないのと同じことだ。」という文が突き刺さった。
今まで、自分の意見や文章に自信が持てず、あいまいな表現を多用していたが、それは情報の伝達・交換を目的とする仕事上の文章には邪魔でしかないと再認識した。

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2019年09月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この本を読む前は、文章をうまく纏める方法が分からずに相手に意図が伝わらない事がよくあった。また、直近で論文試験を受ける予定もあり、書き方を体系的に学びたいと思った。
この本を読んで、改めて以下のような事を意識していきたいと思った。
・必要でない事は一つも書かない
・読み相手を考える(どんな知識があり、文章に何を期待し要求するのか)
・一つの主題に集中する
・新聞記事のリードに学ぶ(重点先行主義)
・英語に学ぶ
・ぼかし言葉を削る(責任を回避する以外に何も生み出さない)
・分は短く
・誤解できないように書く(疑いの目を持って読み直す)
・まずは手書きで構成を考える(構成を俯瞰的に見る)

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2019年08月03日

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This was bible for me when I had to write essay in business. Other bible book are mainly for students. In that sense, it is useful.

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2019年06月11日

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文章を書くときに意見と事実を分けて書くことの重要性がわかった。また、全体の概観から細部の順で記載する重要性もわかった。

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2018年12月02日

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マンガなんで読みやすい。自分の文章の何がイケてないかを知るとっかかりとして最適かもしんない。マンガなので、エッセンスを知る感じ。詳細は文庫本が良さそう。

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2018年05月09日

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原作は読まずにこちらから。
この作文技術は、プログラミングに通じる内容で驚き。
主題は一つ、無駄は省く等通じる内容がプログラムの書き方そのものだった。
次は原作を読んで深掘りしていきたい。

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2018年04月03日

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確かに知識経験のない私は作文のスキルアップを目指せる本でした。

まんがという視覚的な要素を取り入れることで、理論的な事象の概念や現象を直感的に理解しやすくしています。これによって、読み手はより楽しみながら作文を学ぶことができます。

理論的な作文や、知識をもっと活かしたいと思っている人にとって、非常に役立つ一冊だと感じました。読み手を惹きつける文章を書くためのテクニックを学びたい方には、ぜひおすすめしたいです。

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2024年05月12日

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同僚に勧められて読みました。理科系とありますが、情報を伝えるという目的で文章を書く場合のコツが書かれています。必要なことを過不足なく書く、要点を最初に書く、概部から細部へ、日本語の曖昧性を排除する、事実と意見を分ける。リモートワーク時にはオンラインでのテキストコミュニケーションが主になるため、相手に伝わるかな、という視点で見直しながら文章を作るのが必要と感じました。

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2024年01月18日

Posted by ブクログ

例が少しわかりづらい。また説明部分はマンガ以外の部分でされていることが多く、簡潔にまとまってはいるが、マンガならではの良さは無かった

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2021年08月29日

Posted by ブクログ

名著を漫画化したものだが新書版の要点を上手くまとめていて、これを読んでから新書を読む方が内容が頭に入りやすいのではないか。
各章で、漫画→解説→まとめ→コラムの順に構成してあり、短時間で新書版の内容を確認したい人向けである。

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2021年08月16日

Posted by ブクログ

内容は悪くなかった。ただ、この構成まで?み砕かないとダメなのかとか思ったりはした。中高生には文句なしに勧められる。20代に勧めるかどうか悩む。

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2021年06月06日

Posted by ブクログ

理論整然かつ相手に理解させる文章を書くノウハウを詰めた「理科系の作文技術」から、要点を抜いてまとめた本。
漫画はともかく、まとめページの部分と例の部分が分かりやすかった。
ただし、スライドの作り方は蛇足だと思う。

次は本家も読もうと思う。

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2021年04月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新書の要点だけをマンガにまとめた本。読みやすいのでとっつきにはいいかもしれないが、私には少しもの足りなかった。

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2019年05月06日

Posted by ブクログ

理系の書く文書は大体わかりにくい。
これは世間一般の認識らしい。自分の経験的にもそう思う。

本書は、そうした理系に向けた作文技術のベストセラーを、今流行りの漫画化したもの。

重点先行主義、外観から細部へ、事実と意見の区別、緩衝表現は使わない、等々がわかり易く説明されている。
こうした文章の構成上の技術はもちろんだが、その前に「誤解できないように」書くということがもっとも重要になる。理系の人間が書くことが多い、論文・レポート、仕様書などでは、特にそこが求められる。
漫画ということで、短時間で読めるし、原著のエッセンスは十分伝わるので、みんなに読んで欲しい。

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2019年02月03日

Posted by ブクログ

書きぶりはかなりぶっきらぼうだが、言いたい事の核心は伝わる。マンガチックにしないと売れない時代なのだろうか?内容も大元のものと比べて1/3程度に端折られている。

しかし、日本の省庁の奴らに読ませてやりたい内容。
辞書みたいなプレゼン資料しか作れない文化のところに風穴をあける本になればこの本も本望だろう。

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2018年06月14日

Posted by ブクログ

文学と学術的な論文における作文を、マンガによるストーリーで構成することで、読書を飽きさせないことに成功している。

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2018年02月13日

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