あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
100万部越えを果たした大ベストセラーの新書『理科系の作文技術』が、ついにまんが化!
ひたすら「明快・簡潔な表現」を追求し、「本当に役に立つ」と評される本書のエッセンスをマンガで分かりやすく解説。「最強の文章術」が、論文、レポート、ビジネス文書など、あらゆる文を書くシーンであなたを助けます!
まんがを読むだけで、名著『理科系の作文技術』のエッセンスが身につきます。
<あらすじ>
IT企業で契約社員として働き始めた文。
根っからのSF小説好きで、作文には自信のあった文だが、
“仕事の文書”で求められる文章は全く異なるものであった――!
上司の梶山の指導のもと、奮闘する文。
少しずつ「相手に伝わる」文章スキルを身につけていくストーリー。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
This was bible for me when I had to write essay in business. Other bible book are mainly for students. In that sense, it is useful.
0.この本を読む目的は何か
簡潔に伝えるための文章作成Tipを学ぶ。
レポートを書く際のポイントを自分なりにまとめ、それを実践することを目標とする。
1. この本は要するに何について伝えようとした本だと理解しましたか。また、現在の自分にとって、どのような意味があるかを考えてください。
文書を作るということは、読み手がいて、その読み手に何かを伝えたいということである。書き手が伝えたいことを伝えたいままに書いても、目的が達成されない。だからこそ、読み手に伝わる文章のポイントを押さえ、文書を作成する必要がある。
2.本の中で印象に残っていることは何か?
良い文章を作成するために肝心なことは、
・徹底的に読み手の立場になり、納得できる文章になっているか疑うことができること
・良い文章にするために、何度も変更する忍耐力があること
である。
押さえるべきポイントは、
・重点先行で書く。概観から細部へ説明する
・文章の構成:最も筋が通ったかたちに配列・構成する
・明確に書く。ぼかし表現を使わない。
・ファクトとそこから導き出された意見は、区別して書く
3. 今後、何を意識し、どのような具体行動を励行していきたいですか
レポート執筆する際、上記ポイントを押さえているかチェックする。
読み手の立場になり、自分の主張が伝わる文章になっているか確認する。伝わる文章になったと納得できるまで、見直しに手を抜かない。
Posted by ブクログ
1.
事実と意見に限り、心情的要素を含まない
「感想」を混入させない
読む相手を考えて書き始める
一つの主題に集中する
長さに応じて主題を絞る
目標に収束するように文書全体の構想を練る
2.
読まれるためには、「内容の重心」を前にする
新聞記事のリードに学ぶ
最初に「巨視型」の説明で全体像を示す
「機能別」「性質別」などの分類に従う
順序の原則を一定に保つ
3.
結論から振り返り、最短経路を見つける
説得目的の説明は順序を選ぶ
最も筋の通った形に配列・構成する
文書の「うまさ」より「構成」
「序論・本論・結び」に分けて、組み立てを整理する
各パラグラフにトピック・センテンスを入れる
4.
読んだだけで理解できるように書く
「逆茂木型」の文章を避ける
修飾節の置き方に注意する
「この文は正確に言うと何を意味するか」と自問する
緩衝表現は使わない
「と思われる」ではなく、「と思う」と書く
ぼかし言葉を削る
5.
事実と意見を混同しない
事実を記述するときの原則
事実の上に立ち、論理的に導き出した意見を書く
「短く、短く」と意識する
格の正しい文を書く
何度でも文を組み立て直し、疑いの目をもって読み直す
字面は面白く、受身は減らし、並記は予告
6.
決められた時間で話せる量を把握しておく
上手に読むより「話しかける」
十分に推敲した原稿を用意する
最後部の人にも読める字で、ポイントだけをまとめる
道具の使い方に注意し、話し方は明快に!
Posted by ブクログ
『理科系の作文技術』の要点をまとめたマンガ。論理的な文章を書くために意識するべきことが書かれている。
今回、仕事で参考文献として『理科系の作文技術』を紹介されたため、その前段階に読んだ。
印象に残ったのは、以下の内容である。
・必要なこと(事実と意見)だけをもれなく記述する
・主題を最初に、巨視的→微視的
・結論から振り返り最短経路を見つける
・文章の構成(何がどんな順序で書いてあるのか、その並べ方が論理の流れに乗っているのか、各部分が連絡されているのか)が大事
・事実と意見を明確に区別する
・何が主語なのか、主述の対応を意識して書く
個人的には、「あいまいな表現は責任を回避する以外に何も生み出さない。それはつまり仕事に真剣じゃないのと同じことだ。」という文が突き刺さった。
今まで、自分の意見や文章に自信が持てず、あいまいな表現を多用していたが、それは情報の伝達・交換を目的とする仕事上の文章には邪魔でしかないと再認識した。
Posted by ブクログ
この本を読む前は、文章をうまく纏める方法が分からずに相手に意図が伝わらない事がよくあった。また、直近で論文試験を受ける予定もあり、書き方を体系的に学びたいと思った。
この本を読んで、改めて以下のような事を意識していきたいと思った。
・必要でない事は一つも書かない
・読み相手を考える(どんな知識があり、文章に何を期待し要求するのか)
・一つの主題に集中する
・新聞記事のリードに学ぶ(重点先行主義)
・英語に学ぶ
・ぼかし言葉を削る(責任を回避する以外に何も生み出さない)
・分は短く
・誤解できないように書く(疑いの目を持って読み直す)
・まずは手書きで構成を考える(構成を俯瞰的に見る)