森岡正博のレビュー一覧

  • 生まれてこないほうが良かったのか? ――生命の哲学へ!

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    自分は希死念慮が割とあり、「自分は生まれてこないほうが良かった」とも思っているけど、希死念慮(自殺願望)と反出生主義が厳密には違うことを理解できたし、自分の「死にたい!生まれてこなければよかった!」という考えを解きほぐされたような、頭がすーっとしていくような読書体験だった。
    この本を読んだからといって「わかりました私は生まれてきてよかったです」とはならないし、あくまでロジックを理解したにすぎないけれど、自分の今後の心の動きに何らかの影響は残るのではと思う。

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    2026年01月31日
  • 生まれてこないほうが良かったのか? ――生命の哲学へ!

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    私自身著者の方と同じく、「生まれてこないほうがよかったのではないか?」という問いに終生苦しめられてる人間として、ずっと読みたい本だった。

    意外だったのは、ベネターのような反出生主義の論客以上に、ニーチェやショーペンハウアーの入門的解説書になっているところ。この辺の哲学者による思想は一般教養として知っておいたほうがいいはずなのに、自力で原典から理解するには難易度高すぎるし、ニーチェやショーペンハウアーの思想解説を目的としてる本ですら難しいので、こういう糸口でわかりやすく解説してもらえたのは非常に良かった。

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    2025年12月27日
  • 決定版 感じない男

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    2023/10/08

    二日酔いながら一気見してしまった。
    おかえりアリスに衝撃を受け、そのあとがきからこの本の存在を知った。

    中学生の時に、毛が薄かった自分の足について、友達から「綺麗な足、女みたい」と言われた。そのことがずっと誇りだった。胸筋が無いので胸に脂肪がすぐ付いてしまうが、その僅かなふくらみを見るとき、少しだけ誇らしい、倒錯した感情がある。リナとミサトから、お世辞だとしても、「綺麗な顔立ちをしている」と言われたことをずっと覚えている。本当に嬉しかった。その嬉しさは恐らく、褒め方に性別が関係ない言葉だから。

    女になりたいと思っていた。それは思想の面だけでだと思っていた。女が女と取るコミュニケーションに憧れていた。男として扱われることに悲しくなる時もあった。年上の女と接することが多かったから、女と話していて楽な気持ちを覚えるんだと思っていた。少し違うのかもしれない。

    俺は俺の性をある面で肯定していてある面で否定している。

    「男のための物語」を俺が必死に求めていた理由はなんだろう。傾向はある。孤独な物語、孤独な男の感情を悲しむ物語。しかしそこに目を当てるということがそもそも慈しみだとしたら、その慈しみの行為こそを求めていたのかもしれない。

    俺が女を心から好きになる時、そこには憧れがある。自分には絶対になれない存在を少しでも自分のうちに取り込もうとする行為なのかもしれない。俺は全く自分のセクシュアリティに関して、人より悩んでいるであろうにも関わらず、何も答えを見つけられていない。

    以下引用。

    「私は、「男とはこういうものだ」という言い方の噓を、身をもって知った。「男とはこういうものだ」という言い方は、「男とはこういうものだということにして、男同士、楽にやっていこうぜ」という、男たちのあいだの申し合わせにすぎない。」

    「現実と虚構を、セクシュアリティの次元でうまく区別できないことが、「感じない男」の特徴のひとつなのかもしれない。」

    「そもそもどうして、少女の体になりたいという願望が、私の中にひそんでいるのであろうか。少女に乗り移ってまでして、少女の体を獲得したいという欲望は、どこから沸き起こってくるのだろうか。その欲望の根底にあるのは、「このごつごつして汚い男の体から、抜け出してしまいたい」という、祈りにも似た脱出願望なのではないかと私は思う。自分自身の体に対する感情は、このような自己否定の感情である。」

    「かつての私のようなタイプのロリコンの男が最終的にめざしているのは、大人の女になる瞬間を迎えたかわいい少女の体の中へと乗り移り、その少女の体を内側から生き、その少女の体を内側から心ゆくまで味わい、その体に様々な服を着せて人々と交わり、人々から優しく大切に扱われ、自分で自分の体を真に愛することだ。そして少女の体の内側から、少女の子宮へと射精し、妊娠して自分自身を出産することだ。それによって私は、母親の影響圏から最終的に離脱することができる。私は自分自身から産み出された存在となり、もはや誰にも隷属することなく、ここに完全な自由を手に入れる。少女の体という肉体上の理想を獲得し、自分の体を自己肯定し、精神上の自立という内面の自由をも獲得する。かくして世界は私を祝福し、私も自分自身を祝福し、世界は充足した私自身によってどこまでも満たされていくことになるだろう。」

    「自分の体を愛せないことが身にしみて分かったとき、私はどうしたのか。私は自分の心の空虚を埋めるために、「男らしさ」に手を伸ばしたのである。いまさら女にはなれないわけだから、自分が男として自己肯定するためには、この体をもっと「男らしい」ものにしないといけない。体だけではなくて、精神も、行動も「男らしい」ものにしないといけない。それが成功したら、私は、自分の体とセクシュアリティをきっと肯定できるようになるはずだ。私はそのように思ったのだった。それは、溺れる者が藁をもつかむ気持ちと似ていたのかもしれない。」

    「もっとも大切なことは、好きな人や、大切な人たちと、やさしい関係をつむいでいくことであり、互いを尊敬していつくしむことのできる関係を作っていくことだと私は思う。」

    やさしい関係。やさしくありたい。

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    2023年10月09日
  • 生まれてこないほうが良かったのか? ――生命の哲学へ!

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    夢中で読みました。明確な言葉で論理的に繰り返し確認しながら書いてくれてるので読みやすかった。また読み返します。何回かにわたって講義を受けた気分。手軽なハウツー本ではなくこれからも考えてゆく途上にある哲学です。人間への愛がある。自分の陥ってる状況がわかってきたし行き詰まった感覚から緩やかに解放されていくだろうという希望が見えました。

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    2022年06月17日
  • 生まれてこないほうが良かったのか? ――生命の哲学へ!

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    とても平易な文章で読みやすかった。
    ベネターの誕生害悪論から反出生主義の変遷を古代ギリシャまで遡り、西洋から東洋へ、その横断を辿るのも面白かったし各章の論考も充実。最終的には誕生の肯定を目指す本なので、読み終える頃には気持ちが軽くなっていた。

    個人的にはショーペンハウアーと仏教の章が特に面白かったのだけど多分それはショーペンハウアーの哲学をほとんど知らなかったからだと思う。逆にインド哲学が難しくてわかるようなわからんような…そしてこの文脈にニーチェを乗せると彼がいかにぶっ飛んだかが分かって面白かった。人を超えるのだ…

    シリーズもののようだけどこれ一冊でも十分楽しめたかな。けど出産の同意不在論についてはもっと読みたかった…まだ発展途上の議論のようだけど(川上未映子『夏物語』に繋がりますね)。
    そして気になってくるのがハンス・ヨナスなのだった。次の本でヨナス哲学にもっと切り込んでいくなら買いたい。

    各章のサブタイトルが「世界と人生に対する呪詛」とか「自殺について」とか「無意志こそ最強」みたいなネガティブワードばっかりでそれだけで面白かったのに極め付けにブッダの章で「一切皆苦」が出てきたときには堪えきれずに笑ってしまった もう生まれてきたくない人たちがこんなにたくさん…

    でも反出生主義が自殺を必ずしも肯定しないというのは興味深かった。「生まれない方が良かった」と「じゃあ自殺すればいい」は違う話でこれは時代も超えてショーペンハウアーもベネターも意見が同じでへえーなんかすごいなと思ったのだった
    何れにしても皆さんの立場は一切皆苦なんですけどね…

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    2021年02月06日
  • 生まれてこないほうが良かったのか? ――生命の哲学へ!

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    「生まれてこなければよかった」という思想の歴史の長さに驚かされる。洋の東西を問わず、様々な時代の様々な歴史家や小説家、哲学者が向き合ってきた思想。個人的にもう少し掘り下げてみたい思想もあり、読んでよかった。

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    2021年02月06日
  • 生まれてこないほうが良かったのか? ――生命の哲学へ!

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    この分野の基礎文献。

    反出生主義は文学も含め、多くの分野に根を下ろしていたのか。

    ニーチェを生の肯定の哲学として読む試みは刺激的。かれをさらに乗り越えていこうというのも重ねて刺激的。

    心理的と哲学的なレベルを分けて終盤は論じている。

    本当に多くの論点と難題が横たわっている「世界哲学」のテーマであることがよく分かった。

    著者の切実さに基づいた思索は、論拠を何度も崩しては堅め直し、哲学するとは何かも学べる。

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    2020年12月04日
  • 救いとは何か

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    救いとは何か、にまつわる対談。宗教学者でもある山折さんに対し、宗教的な言葉を用いず、哲学的に語ろうと苦心する森岡さんの、ぎこちないながらも必死に言葉を探そうとする姿には感銘を受けた。
    議論の内容も、結論がはっきりと出るようなものばかりではないが、倫理を育むのは結論ではなくむしろ過程だろうし、それでいいと思う。

    最終的に森岡さんは「命を大切にしようがしまいが、命自体が尊い」という境地に至り、いつかそのことを哲学の言葉で、論理によって説明できるようになればいいと話す。
    そうなればいいと僕も思うし、僕は僕の言葉でそれを見つけたいとも思った。

    議論の途中、まさにこのことと対称的な森岡さんの言葉として、
    「ある人に対して、(中略)「自分なんて、生まれてこなければよかった」と思わせるように仕向ける。それこそ極悪ではないか」
    というものがあったが、これには心底同意する。殺人よりも何よりも、それこそが悪だ。

    けれど、たとえそんな人間でさえも生きているということは尊いものなのだ。そんな人間でさえも、すでに救われている。そんなことを、どうにか納得して生きていくことができるのかどうか、自信はないけれど、考えてみることは吝かじゃない。

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    2017年08月27日
  • まんが 哲学入門 生きるって何だろう?

    購入済み

    一気に読みました

    哲学ってむずかしくてよくわからないという人にオススメ。哲学的な考え方とは何かということについて素人が触れることができる。
    とにかくわかりやすい。

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    2017年04月23日
  • 救いとは何か

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    宗教では救われない私たち。では生きる救いとは何か。真摯な語り合い。「誕生肯定」という言葉に涙した。大切な本に出会えた。

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    2013年05月29日
  • 生命観を問いなおす ――エコロジーから脳死まで

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    生命学という現代文明を顧みるための新たな学問を提唱するその軸として、エコロジー思想や生命倫理にフォーカスをあてて新しい生命観を模索する意欲作。筆者自身も最後に書いているが、この本はそういった壮大なテーマに立ち向かうための準備体操としての位置付けであるため、繰り返しが若干多い。そのおかげでとてもわかりやすくなっている。読みながらそんな考え方があったのかと驚くと同時に、自分はデカルト哲学に端を発する近代文明に期せずしてどっぷりと浸かってしまっていたことに気づかされる。個人的にディープエコロジーをどうやって自分の中で処理するか苦しんでいたところ、この本と出会い、仏教的に話を展開する刺激的な論調に出会えて本当によかった。ぜひ生命学入門も読みたいと思う。

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    2012年11月09日
  • 決定版 感じない男

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    肯定することはどうして難しいのか…
    つまらない体には耐えられないのか…
    ちがう体を手に入れることについて、未来は…

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    2026年05月28日
  • 生まれてこないほうが良かったのか? ――生命の哲学へ!

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    反出生主義についての哲学的考察
    ショーペンハウアー、ニーチェのような西洋哲学からインド哲学までを横断し、論じている

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    2026年04月07日
  • 生まれてこないほうが良かったのか? ――生命の哲学へ!

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    生まれてしまっているという現実を受け入れたところからはじまる、「生まれてこないほうが良かったのではないか」という問いをめぐる古今の思想家の紹介や批評。
    著者は、このような問いを含む「生命の哲学」の構築をめざしているという。

    なんのために生きるのか(生きているのか)、という問いの問題圏で類似する幾つかの問いの形があるが、そのなかでも、この問いの切り口を採用したからこそ浮かび上がる問題とその考察を、心地よく感じた。

    分かりやす答えがあるわけではないが、考えの整理と著者なりの、肯定に向けた(意思ある)見解が示されている。

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    2025年08月04日
  • 33個めの石 傷ついた現代のための哲学

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    人は規律正しく生きていくことができるのか。否、時折私たちは間違いを犯す。自省し謝り改心していこうと努める。そして周囲はその過ちを許すことが大切であると筆者森岡正博は述べる。そこに宗教は介在しなくてもよい、怒りや苛立ち、憎しみがもたらす排除や復讐には平穏は訪れない、負の感情がエスカレートして分断や衝突といった人びとの摩擦による疲弊が繰り返される惨状でしかない。本当に人を慈しむ行為は他者から偽善と罵られても一向に構わず、その偽善をとどのつまり自身の為に行動しよう。情けは人の為ならず。

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    2023年10月09日
  • 決定版 感じない男

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    男の身体が汚いと思う意識。
    Vチューバーの綺麗な女の身体を得る。脱毛、化粧。男性的なものが汚く感じる。それによる女性性への憧れ?
    また読み返さないといけない。

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    2023年07月18日
  • 生まれてこないほうが良かったのか? ――生命の哲学へ!

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    存在することと生成することの違いに基づく議論は難しかったが、反出生の考え方が古代にまで遡り、常に存在し続けてきたことに驚き。
    本題とは逸れるがニーチェの永遠回帰という考え方は初めて知り、刺激的だった。

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    2023年06月26日
  • 決定版 感じない男

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    衝撃を受けた一冊。性癖や性欲の起源を知る事が、押し付けられた性欲から距離を取り、自分自身の欲や嗜好を取り戻す機会になるのではないかと思えた。

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    2023年01月02日
  • 生まれてこないほうが良かったのか? ――生命の哲学へ!

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    面白かった!
    誕生肯定とニーチェの運命愛の概念が特に好きで、自分の人生観を変えてくれたと言っても過言では無い。

    ブッダやショーペンハウアーの考え方も分かる。
    (数年前まではうつ病もあり他者には強要しない反出生主義の立場だったので、辛い時人間はこうなっていたかもしれない平行世界の存在を考えてしまうというのも嫌という程当時は実感した。)
    そして歴史的に苦悩を抱える人間達が存在したこと自体も自分にとっては凄く救いになったので反出生主義の人達も存在はしていて欲しい。

    だがやはり何が実現可能かを考え続けない限り無駄に苦しむだけという事も理解しているので今の精神状態でこの本が読めて良かったと思う。

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    2022年11月20日
  • 草食系男子の恋愛学

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    「草食系男子」と言う言葉が流行ったのは、もう随分前の事だ。

    今の若い世代には通じるのだろうか?

    この言葉が生まれた当初、自分のことじゃ無いか!と衝撃を憶えつつ、同じ様な人が沢山いるんだと安心した記憶がある。

    それに甘えるかのように、もう歳を取り、彼女いない歴=年齢のどうしようもない人間になってしまった。

    あの時、こんな言葉に甘えずに、安心せずに行動していたら今と違った未来もあったんだろうと。

    と、これだけ草食系男子の話をしたが、内容はそれほど草食系男子とは関係がない。

    あとがきに書かれているように、本書は草食系男子という言葉か出る前に書き出され、その言葉が流行り始めた時期に刊行されただけだ。

    内容としては、恋に奥手な男性のための恋愛について

    と言ったところ。

    女性心理から、優しさとか、セックスの事とか、多岐に渡って書かれており、読み物として非常に面白かった。

    恋愛だけでなく、女性を知る意味でも大切な本だと思う。

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    2022年06月02日