ヘンリー・ミンツバーグのレビュー一覧

  • これからのマネジャーが大切にすべきこと―――42のストーリーで学ぶ思考と行動

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    ミンツバーグらしいMBAなんて役に立たない。数値化なんてまやかしだ。人の心が数字でわかるか!マネジメントは現場を理解してナンボ。等々相変わらず面白い。

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    2025年03月21日
  • これからのマネジャーが大切にすべきこと―――42のストーリーで学ぶ思考と行動

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    元ヤフーの方の輪読講座で使用。
    やってみてわかったけどマネージャーってつくづく難しい。そんな自信がない管理職の元では部下も不安だったろう、彼らにとってのキャリアに関わることだから失敗はしないほうが良いけどあまり上手く出来なかった。もちろん毎年、少しずつ自分も成長していったのは実感出来てるけど、もっと早く良いマネージャーになりたかった。
    マネージャーのいろんな大変なことは経験してみないとわからないが、経験する前に知っておきたかった。この本はそれを助けてくれるかもしれない。説教くさくないのが良いし、MBAとかビジネススクールとかグロービス的なモノを軽くディスってるのも小気味良い。
    メモしたいくつか

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    2023年07月29日
  • これからのマネジャーが大切にすべきこと―――42のストーリーで学ぶ思考と行動

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    アート、クラフト、サイエンスという3つの要素のなかの、サイエンスが過剰に評価されている状況に警鐘を鳴らし、現場に根ざしたのコミュニティシップの重要性を説く内容。「より多く」ではなく「より良く」を重視しよう、という主張にも共感できた。

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    2022年06月07日
  • マネジャーの実像 「管理職」はなぜ仕事に追われているのか

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    グロービスのマネジメント本で引用されていたので手にとった本。分厚くて怯んだが読み物として非常に面白かった。
    中盤は中だるみするので1章と最終章だけ読めばOK。笑
    マネージャー初心者として、マネジメントのヒントを得るために読んだけれども、体系化された手法や技術などなく、実践し、経験から学び、ひたすら自分の頭で考えることを止めないことでしか成し得ないのだなということが分かった。

    マネジメントとは、「仕事の喜びと責任と苦悩の世界」である。

    仕事へのモチベーションをあげてくれる。

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    2022年05月14日
  • これからのマネジャーが大切にすべきこと―――42のストーリーで学ぶ思考と行動

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    ミンツバーグ教授の新刊。
    教授のブログから選んだものを本にしたものであり、これまでの教授の著作とは、少しテイストが異なる。エッセイ集的な印象を受ける本。内容自体は、これまでの教授の著作での主張に沿ったもの。
    マネジメント・マネジャー・リーダーシップに関するもの。株主至上主義・資本主義に関するもの。組織や戦略に関するもの、などが収められている。

    マネジメント、あるいは、リーダーシップに関する本は山ほどあるが、私はミンツバーグ教授の書かれているものが一番好きだ。
    マネジャーには、ジレンマ的な、いまいましいことが、次から次に降りかかってくる。そういった中でも、何とか成果を出すのがマネジャーの役割。

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    2021年04月03日
  • 私たちはどこまで資本主義に従うのか

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    ネタバレ

    原題、Rebalancing Society
    この本は3つのセクター、それは政府セクター、主に企業を基盤とする民間セクター、そしてミンツバーグ先生が言われる、多元セクターのバランスを取り戻すために、多元セクターとして、一人ひとりがリソースフルな人間として社会運動、社会事業を行うことを提唱している。社会のバランスを取り戻すことを未来の世代に遺産として残すことが求められている。コミュニティを構成して社会の一員として一人ひとりが、共有資源である地球という資源を大切にする姿勢と行動が必要であることを学んだ。

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    2021年01月04日
  • 私たちはどこまで資本主義に従うのか

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    ヘンリー•ミンツバーグ教授は、カナダの大学の経営学者。日本でも、著作はよく読まれている。私も、多く読んでいる。
    来日されて、伊丹敬之先生、野中郁二郎先生と三人で対話セッションをやられたことがあり、見に行ったこともある。その時に、一緒に写真を撮ってもらったことが、少し自慢。
    本書は、2015年発行。当時の、というか今でもそうだが、特に米国において、企業の力が強くなり過ぎていることに、ミンツバーグ教授は警鐘を鳴らされている。世の中は、政府などの公的部門・政府セクター、企業などの民間セクター、そしてNPOなどの第三部門・多元セクターのパワーバランスがとれているべきであるというのが、教授の主張。
    企業

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    2020年06月28日
  • エッセンシャル版 ミンツバーグ マネジャー論

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    マネージャーとしての考え方や行動が実例を持ちながら記されており、とても身近に感じられる内容で、とても参考になった。

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    2016年06月27日
  • マネジャーの実像 「管理職」はなぜ仕事に追われているのか

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    現実的なマネジメント論。
    いつも時間に追われ、慌ただしい日常、まさにいまの自分と合致しており、少しほっとした気分になる。
    アート(ビジョン)、クラフト、サイエンスからなる実践。
    情報の次元、人間の次元、行動の次元。つまり、情報を分配し、人の育成とチームビルディングをし、自らプロジェクトマネジメントやトラブル対処を行うというところか。

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    2016年01月17日
  • マネジャーの実像 「管理職」はなぜ仕事に追われているのか

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    上司を観察して感じていたことがそのまま書かれていた。あらゆる仕事や雑務に追われ、まとまった時間がとれない、なすべきことを見失う‥そんな状況だ。

    解決するのでなく切り抜ける。なるほどなと思いつつも、この状況をしょうがないものと捉えるのは違うと思う。なすべきことを追究しなくてはならない。

    状況に応じて柔軟に考え方、進め方を変える力。そのベースとなる自分の頭で考え決断する習慣を今まで以上に育む必要がある。行動計画を立てる上でとても参考になった。アート、クラフト、サイエンス。これらを一つの軸にマップを作ってみよう。

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    2014年09月17日
  • マネジャーの実像 「管理職」はなぜ仕事に追われているのか

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    なかなか読むのに骨が折れたが、振り返るといいことがたくさん書いてあったと思う。権限委譲の話は特に参考になる。今まで仕事をしてきて、情報の不均質さがいかにストレスであるかをよく感じていたので、今後の仕事における自分自身の身の振り方にも気をつけたいと思う。

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    2025年10月18日
  • ミンツバーグの組織論―――7つの類型と力学、そしてその先へ

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    組織を7つに大別し、その違いから、組織ダイナミズムを学ぶ、的な本。
    大別していることで批判が上がっていること、大別しているが自社に当てはめる場合にはカスタマイズすることが大前提であること(大抵はハイブリットであること)、など、大家でありながらただの学術論ではない感じが、良かった。

    小ネタ的な横道がすごい多いけど、重要箇所のボールドや括弧書きで後ろに持ってきたりなど、訳者・編集者の努力によって、そんなに煩わしくなく読めた。感謝。

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    2025年04月26日
  • ミンツバーグの組織論―――7つの類型と力学、そしてその先へ

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    巨匠ミンツバーグ教授による組織論。今まで組織構造の解説書籍を数多く読んできたが、これが原点だったか。
    そういう意味では、基本的なところが書かれているし、本書から派生していく数々の組織理論を他の書籍で先に読んでいたためか、「どこかで見た理論だな」という既視感があった。
    私もすでに50代後半に突入し、長年会社員を勤めてきた間に染み付いたものがあるのだろう。
    「理解したつもり」という思考が、実は一番良くないのは分かっている。
    しかし、それを自覚するのは、本当に難しい。
    どこかで見た組織論だと評するのもおこがましい限りだが、「原点」故に目新しさが感じられなかったのは事実。
    ただし、ここは基本のキに立ち

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    2025年04月19日
  • これからのマネジャーが大切にすべきこと―――42のストーリーで学ぶ思考と行動

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    ネタバレ

    経営学の大家であるヘンリー・ミンツバーグのブログを書籍化したもの。

    ミンツバーグを初めて知る、読むという方にはオススメである。
    私としてはいろいろな書籍を拝読しているので、その寄せ集めという感じで、ミンツバーグらしい深い切り込みが足りないという印象を受けた。

    その中で気づきとなったのは以下である
    成功するマネジャーが備えている資質
    ・内省的・思慮深さ・賢明さ・献身・洞察力・率直さ・人脈が豊富・愛嬌・鼓舞する力

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    2024年10月10日
  • 私たちはどこまで資本主義に従うのか

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    ソ連共産主義の崩壊、中国の不動産不況、若年層の雇用問題など民主主義が勝ち誇っているかのような社会は、実は資本主義社会でもアンバランス化している、と言う。それは市場原理により大きな格差が生まれ企業から個人の利己主義へと転化している。近年、政治家の利権・特権の悪用、企業との癒着から賄賂など富裕層、特権階層への富の集中が社会変化を起こし始めている、のはその要因と感じる。それはすでに自由主義・社会への不満が逆に起こりいいどこ取りの共産・社会主義への勢い(多元主義)が出始めている、とも考えられるが、基本的にどの資本主義国(自由主義国)でも大きく変化し始めていることだ。

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    2024年07月15日
  • これからのマネジャーが大切にすべきこと―――42のストーリーで学ぶ思考と行動

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    ネタバレ

    印象に残った点
    ・地に足のついたマネジメント。ネットワーク内を縦横無尽に。
    ・全員が同じ意見なら、だれも考えていないのと同じことだ。ベンジャミン・フランクリン

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    2024年07月11日
  • これからのマネジャーが大切にすべきこと―――42のストーリーで学ぶ思考と行動

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    あまり頭に残らず。
    ようは現代経営批判。
    リーダーシップよりも繋がり。組織は誰もが引っ張っていけて本当の組織という思想。

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    2022年12月12日
  • これからのマネジャーが大切にすべきこと―――42のストーリーで学ぶ思考と行動

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    ■著者はマギル大学の工学部機械工学科を卒業し、マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院にて1965年に経営学修士及び1968年に博士を取得。現在、カナダのマギル大学の教授である。
    ■「マネジメントは、リーダーシップを振りかざすことではなく、地に足をつけて現場に関わっていくことであるべきだ。」この言葉にこの本の全てが集約されている。
    ■もともとは同氏のブログに書き留めたものの中から、特に有意義だと思える42本を選んで、マネジャーが寝る前にベッドで読めるような本を作りたいと考えて編成された本である。
    ■日本人、日本のことが結構出てくる。著者は日本にも造詣が深いように感じる。日本語訳も自然で読みや

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    2022年04月24日
  • これからのマネジャーが大切にすべきこと―――42のストーリーで学ぶ思考と行動

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    これまでのマネジメント論に対するアンチテーゼ。ブログが基になっているので、一つひとつの論証が浅いのは少し不満。

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    2021年07月31日
  • これからのマネジャーが大切にすべきこと―――42のストーリーで学ぶ思考と行動

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    カナダ・モントリオールの大学院で教授を勤める著者が書き留めたブログ記事を集め、著者いわく、マネジャーが寝る前にベッドで読めるような本。
    著者は、「この本はマネジメントの本だが、マネジメントの特効薬は期待しないで欲しい。私に言わせれば、特効薬を提供しようとする本は、問題をより複雑にするだけだ。本書では思いがけない発見を提供したい。」と述べているとおり、ビジネス書として、マネジメントを扱う書籍でありながら、解説らしいものではなく、ノウハウもなく、著者がマネジメントに関するちょっと思ったことを書き連ねている印象で、これまでにない読後感でした。もともとの著書名が「BEDTIME STORIES FOR

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    2021年03月29日