ルドルフ・シュタイナーのレビュー一覧

  • 自由の哲学

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    シュタイナー四大主著のひとつであり,純粋な哲学書。外的な世界を認識する知覚と内的な世界(=概念)を知覚する直観とを思考が繫ぐという独自の一元論を展開する。外的世界とともに概念も実在の半面である。
    「思考によって近くないように結びつけられた概念の内容は主観的ではない。その内容は主観からではなく,現実から取り出されている。それは知覚だけでは獲得できない現実の一部分である。それは経験内容ではあるが,知覚によって与えられた経験内容ではない。概念を現実的なものと考えることのできない人は,概念を頭の中にあるだけの抽象形式だと考えている。」
    勉強不足で自信はないが,この発想は最近の思弁的実在論に通じるものが

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    2023年12月01日
  • いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか

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    何度か読み返しているが、その度にその深遠な世界に圧倒される。と同時にシュタイナーが、謙虚さと敬虔さを持って無知な私たちに語りかけてくれている愛を感じる。一生、繰り返し繰り返し読み込んで実践していくことを決心させられる。

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    2018年11月24日
  • 神智学

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    高橋巌さんの翻訳は
    私は読みやすいです。

    いま、読みこなせなくても
    手元に置いてスタンバっておいていい本。

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    2014年03月07日
  • 自由の哲学

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    正直、シュタイナー四大著書の中で
    一番苦手な本。

    だって「知ってて当然」みたいに出てくる哲学者たちの名前
    全然知らんし。

    でも「一番好き」って言うアントロ友だちもいる。
    あなたはどちらなのか、まぁ一読を。

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    2014年03月07日
  • いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか

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    アヤシイ題名ですが、内容は現実社会で実践できる具体的な取り組みを紹介しています。
    むかしの秘技参入は導師に見守られながら臨死体験せねばなりませんでした。現代は、思考によって一人で理性的に試みることができます。

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    2014年03月07日
  • 神秘学概論

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    ネタバレ

    難しかった。人間を肉体、エーテル体、アストラル体、自我という4つの要素に分けたのは、面白かったが、宇宙との歴史にからめ、これらを解説しているのは全くよっくわからなかった。地球記に入り、アトランティス期における解説はとってもわかりやすく面白かった。人間がもともと遠い祖先の記憶を全部持っており、アトランティス期に入ってから徐々に失われていったという説にはとっても納得がいった。

    インドのカースト制度が、アトランティス期に別れた、火星人等々をもとにしているからこそ、生涯を通じてカーストが同一であり、また、ゾロアスター教も古代のアトランティス期への憧憬から来ているというのも面白い発想だった。

    イエス

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    2013年02月17日
  • いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか

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    不思議な力を得るためでなく、
    人生をより豊かに幸せに感じるために。

     神智学徒はいかなるときもひっそり自己沈静する時間を
     生活のなかに確保するべき。

    物事を比較・批判・二者択一によって観察することを
    世の中の人は当たり前にしていますね。
    ちょっと人よりえらくなったような。
    それについて人柄(畏敬の気分)と
    自己に向き合うことが重要だと示しています。

    学習についても、引用文に登録しましたが、
    これが始まりですね。
    その知識を世の中にいかに伝えられるだろうかと。
    本当の学問になるよう。

    シュタイナーの世界観は初心者の方には難しいですが、
    何度も読み直し実行することで、
    その本質がゆっくり

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    2010年05月05日
  • いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか

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    四大主著。実践本、修行の書。
    永遠に読んでそう・・・
    書いていることはいたって『まとも』
    自分の成長段階で読めるところまでしか読めない不思議な本。

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    2009年11月21日
  • いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか

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    ルドルフ・シュタイナー。

    13才〜14才にかけて、世界が分からず、人生が分からず、人間が分からず、
    何が真理か分からず、自分自身さえも分からず、身動きが出来なくなった事がある。

    ルールが分からないままゲームを続ける事はしんどい。
    でも私が探し求める‘ルール’に対する答えは、学校からも家庭からも宗教からも
    得られなかった。

    死ぬしかないかと苦悶した真っ暗闇の中で一筋の光となったのが、この書物だ。

    宗教書でも啓蒙書でもない。シュタイナーは一学者である。
    が、ここに書かれている内容は何か真理を会得する一つの大きなきっかけを秘めて
    いるように思う。
    あくまできっかけだ。

    彼のアプローチは非常

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    2009年10月04日
  • 自由の哲学

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    シュタイナー初期の著書であり、最高傑作。私見ですが、シュタイナー思想を現実に共有可能性を持たせたのが本書であり、オカルト的要素を含ませて語ったのが神智学等の文献である。

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    2009年10月04日
  • 神智学

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    人生でちょくちょくシュタイナーってワード出てくるから読んでみようと思って読んだ。

    難しい単語はほぼ出てこないから読めるかなーと思ったけど、言葉の一つ一つが深くてあまり掴めてなくて、全体的に理解が難しかった。
    でもいいんだ、薄い膜を重ねていくのの一つ目として
    あと読むことでインストールするみたいな部分もあると思う。しかし本の中で間違った読み方の例があったけど、私こんな感じだよ、むしろそこまでもわかってなくて文字を追ってるだけだ、と思った。

    肉体・魂・霊
    鉱物、植物、動物、人間

    YouTubeでシュタイナーはスピリチュアルと思われがちだけど、ニーチェの弟子の哲学者と聞いた。この時代は魂や霊が

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    2025年12月02日
  • 神智学

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    プラトンのイデア論に基づく魂の構造と仏教(むしろウパニシャッド哲学?)の解脱の境地を、輪廻転生の概念なども交えつつ接続したような内容。できるだけ経験的な事柄に即したりなぞらえたりしながら、日常的/科学的/唯物的な疑念に答えようとしているが、最終的には超経験的な「感覚器官(霊眼・霊耳)が開かれないと分からない、というところに落ち着く。随分色々な批判に晒されていたのだろうな、と推察される書きぶりだ。

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    2025年02月14日
  • いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか

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    ネタバレ

    人生をより豊かに幸せに感じるヒントを求めて読みました。
    幸せになりたい人はいかなるときもひっそり自己沈静する時間を生活のなかに確保するべきだ。

    半分も理解していないと思う。また数年後に読み返したいと思った。

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    2012年09月30日
  • いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか

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    全てこの本を理解するにはまだ自分自身が人間できていないことが改めて分かる。
    精進すること、よりよい人間になるための心構えがためになる。
    瞑想が大切であること。
    都会生活者は大自然の平和な安らぎや優しさに身をおくことが大切である点は心から共感。

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    2011年05月30日
  • 神智学

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    この本は過去に少し流行ったらしい。旦那が言っていた。そして、ワタシは幼稚園で知ったシュタイナー。旦那はスピリチュアルな人だと思ってたので幼稚園あるなんてビックリしてた。神智学とは、人間はどういった存在なのかといった話しです。人間はただ生まれて人生終えてハイ終わりってワケではない。体に宿った魂が肉体を通して生を体験する。魂には霊がついていて、霊は神聖な存在で人間の業や感情とは無縁のものだそう。霊は魂が体験した人間の営みを間接的に経験する事で精進し、より良い霊になっていくのだそうだ。なので人間が思考している存在が魂って言う事なのかな?霊と言うのはハイヤーセルフ(高次の自我)のようなのかもしれない。

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    2010年12月13日
  • 神智学

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    はい、ラスボス級の本を1冊。しかし、ラスボス級ですが、ラスボスではありません。笑。さて、これをいかに卒論にしていくか。

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    2009年10月04日
  • いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか

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    自分には難読だった。超感覚的世界の認識(見えない世界)を獲得(見えるように)する方法について、シュタイナーが科学的に?理論的に?分析して語っている。魂という存在は、今生だけでなく、永久にある存在。この魂のレベルを上げることで、見えないものが見えるようになる。1つ紹介されていたのは、自分の行いを他人が行なっているように認識することで、気づけるところがあるとのこと。瞑想を始めてみて、そういう時間を設けたいと感じた。

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    2024年12月15日
  • いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか

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    ルドルフ・シュタイナーいかにして超感覚的世界の認識を獲得するか 髙橋巌訳 ちくま学芸文庫

    物質的な五感による外的世界観に囚われた中で
    忘れられたグノーシス的な内的意識や
    第六観を取り戻すのは指南の技である
    この本の内容はこの事について
    雑誌に連載されたものをまとめた論文だけれど
    説明に適した言葉や例えを探す事に苦労しているようだ
    これを読んで内容を理解できたならば
    すでに理解していたということかもしれない
    つまり
    説明に足る言葉自体が現状に存在していないということだ

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    2020年12月30日
  • いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか

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    他の本を読むと、比較的簡単に超感覚にたどり着けるような錯覚を覚えるが、この本で現実に引き戻される。下心を持って、その感覚は身につけられないし、まさに修行のような生活を送らなければならない。

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    2009年10月04日
  • 自由の哲学

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    面白いのに難解な哲学書、シュタイナーの基本。
    実際に読んだのは選集(単行本)の方だった。

    基本と言われているものの、哲学入門ではないので、
    基本=入門として読むと半分も読めず放棄すること必至。
    (まぁ、哲学書は複数回読み返して内容を理解し飲み込むのが普通ではあるが)

    だが、面白いことには変わりない故、哲学を学ぶものなら是非読んでおきたい一冊。
    自由とは何か、自由になるためには如何あるべきか、自由をどのように捉えるか、
    考えてしまえば単純なことだが、何となく私たちが考えている自由ということを、
    より深く掘り下げ、知覚させてくれる本である。

    シュタイナーらしく神秘云々の香りはするが、
    理解出

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    2009年10月04日