【感想・ネタバレ】いかにして超感覚的世界の認識を獲得するかのレビュー

あらすじ

霊学研究の諸成果に関心を寄せる人々の中には、そのような人生の高次の謎を口にする者が一体どこからその知識を得たのか、という点に疑問をもたざるをえない人もいるであろう。本書はまず第一にこのような人のために役立ちたいと望んでいる。霊学は人生の高次の謎の本質に深く係わろうとする。この霊学からの発言の根底にある諸事実を吟味しようとする人は自力で超感覚的な認識を獲得しなければならない。本書はそのための道を記述しようとしている。四大主著の一冊。

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Posted by ブクログ

何度か読み返しているが、その度にその深遠な世界に圧倒される。と同時にシュタイナーが、謙虚さと敬虔さを持って無知な私たちに語りかけてくれている愛を感じる。一生、繰り返し繰り返し読み込んで実践していくことを決心させられる。

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2018年11月24日

Posted by ブクログ

アヤシイ題名ですが、内容は現実社会で実践できる具体的な取り組みを紹介しています。
むかしの秘技参入は導師に見守られながら臨死体験せねばなりませんでした。現代は、思考によって一人で理性的に試みることができます。

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2014年03月07日

Posted by ブクログ

不思議な力を得るためでなく、
人生をより豊かに幸せに感じるために。

 神智学徒はいかなるときもひっそり自己沈静する時間を
 生活のなかに確保するべき。

物事を比較・批判・二者択一によって観察することを
世の中の人は当たり前にしていますね。
ちょっと人よりえらくなったような。
それについて人柄(畏敬の気分)と
自己に向き合うことが重要だと示しています。

学習についても、引用文に登録しましたが、
これが始まりですね。
その知識を世の中にいかに伝えられるだろうかと。
本当の学問になるよう。

シュタイナーの世界観は初心者の方には難しいですが、
何度も読み直し実行することで、
その本質がゆっくりと、魂の深みからあふれてきます。

そして、実際の修行方法をすすめていくことで、
世界が開示されてきます。

本当にすばらしい本です。

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2010年05月05日

Posted by ブクログ

四大主著。実践本、修行の書。
永遠に読んでそう・・・
書いていることはいたって『まとも』
自分の成長段階で読めるところまでしか読めない不思議な本。

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2009年11月21日

Posted by ブクログ

ルドルフ・シュタイナー。

13才〜14才にかけて、世界が分からず、人生が分からず、人間が分からず、
何が真理か分からず、自分自身さえも分からず、身動きが出来なくなった事がある。

ルールが分からないままゲームを続ける事はしんどい。
でも私が探し求める‘ルール’に対する答えは、学校からも家庭からも宗教からも
得られなかった。

死ぬしかないかと苦悶した真っ暗闇の中で一筋の光となったのが、この書物だ。

宗教書でも啓蒙書でもない。シュタイナーは一学者である。
が、ここに書かれている内容は何か真理を会得する一つの大きなきっかけを秘めて
いるように思う。
あくまできっかけだ。

彼のアプローチは非常にフェアで、理知的かつ明瞭だ。
これが答えではないが、一片の道筋を切実に希求する徒には勧めたい書である。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人生をより豊かに幸せに感じるヒントを求めて読みました。
幸せになりたい人はいかなるときもひっそり自己沈静する時間を生活のなかに確保するべきだ。

半分も理解していないと思う。また数年後に読み返したいと思った。

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2012年09月30日

Posted by ブクログ

全てこの本を理解するにはまだ自分自身が人間できていないことが改めて分かる。
精進すること、よりよい人間になるための心構えがためになる。
瞑想が大切であること。
都会生活者は大自然の平和な安らぎや優しさに身をおくことが大切である点は心から共感。

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2011年05月30日

Posted by ブクログ

自分には難読だった。超感覚的世界の認識(見えない世界)を獲得(見えるように)する方法について、シュタイナーが科学的に?理論的に?分析して語っている。魂という存在は、今生だけでなく、永久にある存在。この魂のレベルを上げることで、見えないものが見えるようになる。1つ紹介されていたのは、自分の行いを他人が行なっているように認識することで、気づけるところがあるとのこと。瞑想を始めてみて、そういう時間を設けたいと感じた。

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2024年12月15日

Posted by ブクログ

ルドルフ・シュタイナーいかにして超感覚的世界の認識を獲得するか 髙橋巌訳 ちくま学芸文庫

物質的な五感による外的世界観に囚われた中で
忘れられたグノーシス的な内的意識や
第六観を取り戻すのは指南の技である
この本の内容はこの事について
雑誌に連載されたものをまとめた論文だけれど
説明に適した言葉や例えを探す事に苦労しているようだ
これを読んで内容を理解できたならば
すでに理解していたということかもしれない
つまり
説明に足る言葉自体が現状に存在していないということだ

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2020年12月30日

Posted by ブクログ

他の本を読むと、比較的簡単に超感覚にたどり着けるような錯覚を覚えるが、この本で現実に引き戻される。下心を持って、その感覚は身につけられないし、まさに修行のような生活を送らなければならない。

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2009年10月04日

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