オマル・ハイヤームのレビュー一覧
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楽しく過ごせ、ただひとときの命を。一片の土の塊もケイコバードやジャム(イランの王たち)だ。世の現象も人の命も、つかの間の夢、錯覚、幻(109)▼酒を飲め、それこそ永遠のいのち。青春の唯一のしるし。花と酒、君も浮かれる春の季節。楽しめ一瞬を、それこそ真の人生(133)▼さぁ、ハイヤームよ、酒に酔って。チューリップのような美女に喜べ。世の終局は虚無に帰する。喜べ、無いはずのものが有ると思って(140)。オマル・ハイヤームKhayyam『ルバイヤート(Rubaiyat)』11世紀
※ペルシアの数学者・天文学者。ジャラーリー暦(現イラン暦)を生み出す。
※セルジューク朝(11c)マリク=シャー時代。宰 -
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生と死双方への懐疑、天空と地上への敬愛。
とどめようのない嘆きとある種の諦観。
これらが綴られる言葉の美しさに酔います。
創生の神秘を、知を、学徳を追い求めること。それが何になるのだろう?
始終悶え、心を労すること。それに何の甲斐があるのか?
すべては太初よりさだめられたものであるのに。
すべてはもとより死の枕べに迎え入れられるさだめであり、
そのうちに天空の大鋸が首を掻く時が来る。
人形は一つずつ無の手箱に入れられる。
今日我が目を慰めるあの青草が
明日はまた我が身に萌芽し君の目を慰む。
死後の世界が死者の心を潤わすと何故皆信ずるのか。
帰ってきた者などいないのに。
さればこそ今夜酒 -
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オマル・ハイヤーム「ルバイヤート」赤783-1 岩波文庫
『11世紀ペルシアの詩人ハイヤームは、生への懐疑を出発点として、人生の蹉跌や苦悶、望みや憧れを短い四行詩(ルバイヤート)で歌った。19世紀以後、フィッツジェラルドの英訳本によって広く世界中の人々に愛読された作品の、日本最初の原典訳。』(本書そでより)
全部で143首が収められ、役者により八部に分類されています。
八分類のなかでも特に
『生きのなやみ』
『むなしさよ』
『一瞬をいかせ』
あたりは真骨頂といった感じで、興味深い四行詩がいくつもありました。
唯一、共感できなかったのは、やたらに酒を飲んで済まそうとするところでしょう