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「ルバイヤート」とは「四行詩」を意味するペルシア語「ルバーイー」の複数形。九世紀半ば以降の中世ペルシア文学の中でペルシア詩最古の詩形とされています。短く平明な言葉、流麗な文体で、心の赴くままに詠うことができます。詩の形式上の取り決めに対して、詩の想念が優先する詩形といえます。本書は中世ペルシアの四行詩集「ルバイヤート」の日本初の英・日対訳詩画集。フィッツジェラルドの優れた英訳と竹友藻風の流麗な邦訳、そしてバルフォアの美しい挿絵に彩られたルバイヤートの世界をご堪能下さい。
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Posted by ブクログ
生と死双方への懐疑、天空と地上への敬愛。
とどめようのない嘆きとある種の諦観。
これらが綴られる言葉の美しさに酔います。
創生の神秘を、知を、学徳を追い求めること。それが何になるのだろう?
始終悶え、心を労すること。それに何の甲斐があるのか?
すべては太初よりさだめられたものであるのに。
すべてはもとより死の枕べに迎え入れられるさだめであり、
そのうちに天空の大鋸が首を掻く時が来る。
人形は一つずつ無の手箱に入れられる。
今日我が目を慰めるあの青草が
明日はまた我が身に萌芽し君の目を慰む。
死後の世界が死者の心を潤わすと何故皆信ずるのか。
帰ってきた者などいないのに。
さればこそ今夜酒を飲もう。
酒を飲め、この一瞬を無駄にするな。
オマル・ハイヤームの人生をどうにも操作することの出来ない嘆き、
天の定めに従うしかないという諦めに触れ、
自分が望み努力さえすればほとんど手に入らないものはない、
そういうoppotunityが与えられている
今の時代(特に日本)が如何に恵まれているかを感じました。
語彙郡の美しさは圧巻。
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