小倉昌男のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
有名な名著ですね。古い本ですが、現代でも通用するお話ばかりなのに驚きます。
「宅急便」という新規事業の創出過程を軸に、様々な経営者としての考え方を余す所なく説いてくれる本ですが、新規事業を立ち上げていく際の要諦は、現代においても変わる所はないと感じます。
・既存のアセットを活用する
・儲けが出る状態、損益分岐点を超える(期間含めた)シナリオを明確にする
・そのために追うべき指標(KPI)を明確にする
・そのために「やるべき」ことを明確にする
・加えて「やらない」ことも明確にすることで、「やるべきこと」を自立的に取れるようにする
・これらを他社との差別化につながるものから選ぶ
まったく新規の -
Posted by ブクログ
ヤマト運輸二代目社長の視点から、同社が宅急便事業に至り、そして成功させるまでの険しい道のりが赤裸々に描かれている本書。
超重要取引先と、国家権力と、そして社内と闘った歴史、その節目節目における小倉社長の思想と行動が鮮明に浮かび上がるようで、一気に読み進めることができた。
不運もあって20代は病床に伏せる期間が長かったにもかかわらず、仕事に復帰した後は「強烈なリーダーシップ」と「綿密なロジカルシンキング」でもって構想を描き、現場と経営を引っ張っていたこと、ゼロからイチを実現していったことに胸が熱くなった。
いくつもの印象に残る部分があり、特に印象に残った箇所を抜粋すると以下の通りです。
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Posted by ブクログ
何年もの間、積読していたがもっと早く読めばよかった。極めて秀逸なヤマト運輸創業二代目小倉昌男の自著。
世間の既成概念や行政の規制から成り立つはずがないと言われた、宅急便を創った才人。
20年前に書かれた本書の時点で、ネット成熟による宅急便の取扱高の大幅増を予見するほどの先見性。
経営は論理の積み重ねであり、自身の考えや経緯を筋道立てて説明できることが寛容だと話す。
その言葉通り、いつ何をどのように考えて宅急便をはじめたか、サービスを始めたのか。その判断に至った経緯が克明に記録されている。
「サービスが先、利益は後」という繰り返される標語に理念がよく表れている。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ小倉昌男 経営学 単行本 – 1999/10/1
ヤマト運輸株式会社の2代目社長、宅急便を開始した小倉昌男氏の著作。
今、ヤマトグループはデリバリー部門であるヤマト運輸を始め
巨大な組織になっている。しかしどれもこれもが宅急便という基礎があってこそ。
どういう途中経過があって今に至るのか、今我々はどこにいるのかを知る意味で
有意義であろう。(特にヤマトグループに勤務している人は)
本書冒頭で1972年岡田茂氏が三越社長に就任した際の過酷な経営に
振り回される様が描かれている。
押し売りのオンパレードであり消費者、生活者の為にどうするかという視点が無い。
ヤマト運輸がそんな横暴な三越と取引を -
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話題の 小倉昌男を読む。
感じたのは 実に気骨のある人だと思った。
今風に言えば なんに対しても『フェアー』ということだね。
自分は気が弱いニンゲンであると思いながらも、
筋の通らないことに対してはとことん戦う。
『筋』とは 自分の利益のためではなく、消費者と言う国民のため。
『正しいこころ』と『思いやりのこころ』が必要だと言う。
仕事に対する姿勢。
論理的に考える思考力。
好きな仕事だけがあるわけではない。
目標を見つけて、努力する中で、自分にとってプラスになることがある。
そういうことが、仕事に惚れていくことになる。
一番の仕事をする上で、大切なことは、
『役に立つー価値がある』とおも -
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ネタバレオススメの一言『売るための努力をしなければ「売れない」』
この本のタイトル、「福祉を変える経営」を見て、福祉は福祉なのだから、それを変えるなんて一体どういう意味だ?と思いませんか。読めば必ず分かるはずです。今の福祉の現状を、これからの福祉の在り方を、福祉を変えていくという意味をこの本を通して考えてみませんか?
みなさんは障害を持った方たちが、施設にいるのではなく、自立して働いている、又は、働こうと頑張っていることをご存知でしょうか。そもそも自立とは、自分で稼いで、衣食などを充実させることも指すのですが、これを満たすことがいかに大変なことか、しかも障害者ならば尚更大変なことであり、そして、