小倉昌男のレビュー一覧

  • 福祉を変える経営 障害者の月給一万円からの脱出

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    ネタバレ

    オススメの一言『売るための努力をしなければ「売れない」』

    この本のタイトル、「福祉を変える経営」を見て、福祉は福祉なのだから、それを変えるなんて一体どういう意味だ?と思いませんか。読めば必ず分かるはずです。今の福祉の現状を、これからの福祉の在り方を、福祉を変えていくという意味をこの本を通して考えてみませんか?

     みなさんは障害を持った方たちが、施設にいるのではなく、自立して働いている、又は、働こうと頑張っていることをご存知でしょうか。そもそも自立とは、自分で稼いで、衣食などを充実させることも指すのですが、これを満たすことがいかに大変なことか、しかも障害者ならば尚更大変なことであり、そして、

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    2011年06月30日
  • 福祉を変える経営 障害者の月給一万円からの脱出

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    この本は実は非常にわかり易い経済を理解する入門書としてつかえます。
    経済オンチ?な方にわかりやすく小倉社長の経済の捉え方を説明しています。
    僕は子どもが高校に通うころに読ませたい本です。

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    2009年10月04日
  • 福祉を変える経営 障害者の月給一万円からの脱出

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    自分のために書き留めておかねばならない。


    「障害が重い人ほどお金が必要なのであり、それだけにやりがいがある仕事をつくり出さねばならないのです。やりがいがある仕事とは、儲かる仕事です。」

    第4章で事例として紹介されている、社会福祉法人はらから福祉会の武田元さんの言葉です。


    商売とは、ビジネスとは、本来、社会貢献なのです。
    人々に有益な商品、サービスを提供するという意味でも、雇用によって人々の生活を支え、地域の安定と発展に寄与するという意味でも。
    それを継続する、という意味でも。
    それがどれほど尊いことか。


    「最終的に商品を買うのは、売り手側である経営者ではない、買い手側である消費者

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    2009年10月04日
  • 小倉昌男 経営学

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    前職の職場でおすすめされてから積読になっていたものを消化。

    宅急便を立ち上げたヤマト運輸の2代目小倉昌男氏の著書。
    リーダーである自身が積極的にセミナーでの情報収集や海外視察などを行い、様々な考えを取り入れて事業を作っていく姿に感銘を受けた。
    リーダーとはかくあるべしを見せられた。

    率先して情報を集め、論理的思考、仮説思考で事業スキームを組み立てていく思考ステップまで描かれていてリアリティを感じた。
    読みながら緻密な戦略家なのかなと感じる部分もあったが、採算計算ばかりしても計算に使う人件費がもったいないという発言もあり、経営者としての胆力を感じた

    ・第1を定めるだけではなく、第2を定める

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    2025年07月21日
  • 小倉昌男 経営学

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    普遍的な思考、行動を学ぶことができると思う。戦略というストーリーを考え、日々の仕事での効率的、ライバルに勝てる業務の進め方である戦術、人としてのあり方が何か。改めて読み替えてしみてもまた新たな視点に気づけそう。顧客ファーストを忘れずに私も仕事をしよう。

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    2025年03月22日
  • 小倉昌男 経営学

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    物流分野かつサービスの差別化について分かりやすい表現で深く理解できた。著者がいかに改革に向けて考え抜いていたかよく分かる。何度か繰り返しの文章もあり、馬鹿な自分には助かった。
    小林塾紹介の本

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    2025年03月03日
  • 小倉昌男 経営学

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    ネタバレ

    どういった経緯でヤマト運輸が業績を立て直し、新たな個人宅配という分野に切り込んだのか、戦略も含めわかりやすくまとまっていて読みやすい

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    2024年06月02日
  • 小倉昌男 経営学

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    クロネコヤマト立ち上げの経緯が分かりやすく書かれている。顧客とってより良いサービスを提供するために進むべき方向を定め、大口のお得意様と決別し、行政と戦い、世論も味方につけて進んでいく。

    個人的に心に刺さったのは以下

    7章 サービスとコストの問題
    ・サービスとコストはトレードオフ
    ・サービスが先、利益は後
    →まず良いサービスを提供することに懸命の努力をすれば
     結果として利益は必ずついてくる
     利益のことばかり考えていれば、サービスはほどほどで良いと思うようになり、サービスの差別化などはできない。となると収入も増えない。よって利益はいつまでたっても出ない
     (ただし、これは社長だからいえる言

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    2024年03月17日
  • 小倉昌男 経営学

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    経営学のレポートを書く際に大変お世話になりました。今まで、運輸業の仕組みやその戦略について疎くて全然知らなかったのですが、小倉さんの努力やこんな企業でありたいという理念が知れて大変勉強になりました。
    今までよりもっとクロネコヤマトが好きになりました。宅急便で積極的に利用していこうと思います。

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    2024年03月03日
  • 小倉昌男 経営学

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    感想
    新たなインフラを創出する。どこに何を届けるか、いつ届けるか。論理的に突き詰めた解を現実に適用する。その難しさは想像を絶する。

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    2023年04月20日
  • 小倉昌男 経営学

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    ジェフベゾスもそうだけど、突出した経営者というのは生産性を上げることを徹底的に追求する、そしてサービスが向上すれば利益は後からついてくるという信念がある、細かい計算にとらわれずとにかくやってみる、同業者から徹底的に差別化する。そしてただ単にこの人がカリスマ創業者なのではなく、永続的な組織を作っているというところが日本版ビジョナリーカンパニーだと思う。今までそこになかった新たな業態を作るということがどういうことか、手にとるようにわかる良書。こうやって一つ一つを言語化できるというのは、著者がセンスや情緒ではなくひたすら論理の積み重ねによって経営をしたということの何よりの証左だと思う。
    99年の時点

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    2022年10月13日
  • 小倉昌男 経営学

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    クロネコヤマトが現代の宅急便事業に至るまでについてが書かれてる

    国と戦い、顧客と戦い、社内の役員や労働組合と戦い、その歴史が学べる

    情熱的で人間味のある名経営者だったんだなと、、、

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    2021年07月07日
  • 小倉昌男 経営学

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    まさに優れた戦略は面白いストーリーであり、論理の太い繋がりであり、順列である、という典型的な好事例。企業の存在意義やステークホルダー、サービスドライバーと全員経営の考え方、トップが考え抜く戦略、というものを学ばせていただいた。サービスが先、利益は後、というように、優先順位をわかりやすい言葉で浸透させる妙と、それにブレない強い姿勢も感じた。

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    2021年02月22日
  • 小倉昌男 経営学

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    これも気になっていた名経営者だったので読んでみた。直前に読んだ永守氏に関する著書に比べると、参考になるところが多かった。自分として気になった言葉は「仮説」である。仮説を立てて検証しながら事業を進めているからこそ成功されたのだと思った。また、事業の経営が常に論理的であるのもなるほどと思った。どちらかというと、熱い感じの人なのかと勝手に想像していたのでその点は意外だった。労働組合とのあるべき関係性にも触れてあり、自分の会社と似ている気がした。

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    2021年08月08日
  • 福祉を変える経営 障害者の月給一万円からの脱出

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    障害者の月給1万円からの脱出、その一番良い方法は?
    まず給与を一定金額渡す、それからその金額を払うにはどうする事が必要かを考える。
    この考えは我々が仕事をしていく上でとても重要な考え方だと思う。つまり、まずあるべき姿があり、それに向かって行動をする。我々の仕事に関していえば、大事な事はそのあるべき姿の確立だ。

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    2018年07月15日
  • 福祉を変える経営 障害者の月給一万円からの脱出

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    ネタバレ

    この書籍の著者は小倉昌男さんといい、戦う経営者として有名なのだ。

    彼を(間接的だが)知らない日本人はいないだろう。そう、小倉昌男さんは宅急便の生みの親である。

    もともとヤマト運輸はそごう百貨店の下請けをやっていた。あんまりにもそごうの要求がキツイので、原価計算してみると宅急便事業を起こした方が儲かると分かり、宅急便事業を日本で初めて軌道に乗せたという天才経営者なのである。

    その小倉さん、ある日ヤマト運輸の取締役に「小倉会長、もう経営の一線からはお引きください。役員一同あなたのことが邪魔で、邪魔で仕方がないんです」と言われ、ヤマト運輸の経営の一線から退いた。

    その後、自身が持ってたヤマト

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    2017年07月04日
  • 福祉を変える経営 障害者の月給一万円からの脱出

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    昔読んだ著者の『経営論』が非常に分かりやすくて
    面白かったので著者の別の本を読んでみようと手に取った本。
    ヤマト運輸が福祉財団を作っていて、障害者就労の問題に
    取り組まれているのを初めてしりました。
    福祉のための経済学・経営学と銘打っていますが、非常に
    経営・経済の初歩としてまとまっている内容だと思います。
    また、障害者がまだまだ世間に出て生活できるようになっていない
    現実もまた悲しいことかと思います。

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    2013年11月21日
  • 福祉を変える経営 障害者の月給一万円からの脱出

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    ある障害者の言葉「私は障害を持って生まれたことを不幸とは思わないが、日本の国に生まれたことを不幸だと思う」
    共同作業所では障害者が月1万円で働いていた。この実情を知り、小倉氏は、福祉にも経営を取り入れることを考え行動にうつした。
    経営とは、理屈。目的があり、それを実現させる手段を考える。
    手段として合理的かつ効率的な方法を見つけて成果をあげるのが経営。
    作ることよりも売ることが大事。消費者が欲しがるものを提供する。
    そのためには買い手の視点で考えることが大事。
    できるところからやってみる。やらなければ永遠にできない。
    経営は楽しい仕事である。

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    2013年05月20日
  • 小倉昌男の人生と経営

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    宅急便事業は如何にして生まれ発展したのか。今月度は著者の本の集中的に読んだ。小倉昌男氏月間の一冊目。情けは人のためならず。お客様の利便性のために常識を変えることの繰り返し。

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    2013年03月02日
  • 福祉を変える経営 障害者の月給一万円からの脱出

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    ヤマト素晴らしい。
    経営の視点を取り入れる。パラダイムシフト。
    工賃が挙げれない言い訳はいくらでもできる。

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    2013年02月05日