岩崎日出俊のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
【全体】
未来を見据えた仕事との向き合い方を考えさせられる本でした。自分自身を見つめ直し、自分のために学び続けようという気持ちになります。
タイトルだけを見ると、文系に限定した話のように見えますが、理系の人にも通ずるところはあるので、理系の人にもおすすめできる内容です。
【本書をおすすめしたい人】
・文系出身の人
・これから文系大学へ進学する人
・将来に漠然とした不安を感じている人
・教育に興味のある人
(文系学科の教師の方々にはぜひご一読いただきたいです)
・自分が目指す仕事の方向性を考えたい人
【注目ポイント】
■”リスク”とは・・・?リスクについての考え
”リスクを取らないことがリ -
Posted by ブクログ
「最近目の前の仕事に追われてばかり。このままでいいのだろうか」と思って手に取った本。
今の私の勤め先はおそらく20年度も存続していると思われる(願望かもしれないけど)。でも、今の私の仕事はおそらく20年後にはない。職場の近くの同僚が取り組んでいる仕事もきっと20年後にはなくなっているのだろう。
その20年後に備えて身につけておくべきものは、継続してチャレンジすることによって得られる胆力・グローバル化に耐えられる語学力・企業の未来を見通すための経営知識に集約されるのではないかと考えた。そして、自分にとっての働きがいは何であるか定義して意識しておくこと。
・・・・このように書くと、ありきたり -
Posted by ブクログ
残酷な20年後の世界を見据えて働くということ
2014/11/22 著:岩崎 日出俊
著者は大学卒業後日本興業銀行へ入行。経営学修士(MBA)を取得。22年間の興銀勤務を経て、J,Pモルガン、リーマンブラザーズ等を経て現在は経営コンサルタント会社インフィニティ代表取締役を務めている。
20年後の日本は、働く人にとっては、残酷な社会になっている。今後襲ってくる「残酷な社会」を生き抜くためには、いまから準備しておくことが必要である。
これから先、どういう武器を手にし、どう歩んでいったらはっぴーになれるか。どうしたらレッド・オーシャンを避け、働き甲斐のあるキャリアを送れるのかを主題として以下の -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
落ちてくるナイフを素手でつかむな!
…ウォール街の株の格言 1930年代の大恐慌が、またやってくる!?
あのとき、何が起こったのか。
今、何が起きているのか。
人類は80年前の大恐慌のような悲劇に突入していくのか。
あるいはオバマ大統領の大胆な政策が奏功し、危機は収斂していくのか。
オバマが行おうとしている多大な財政支出を伴う「手術」にアメリカ経済という「生体」が耐えられるかどうか。
今後の明暗は、その1点にかかっている。
大規模な財政支出がドルに対する信任喪失に繋がってしまえば、いったんは回復したかにみえる株価も、次のより大きな暴落へと繋がっていってしまうリスクがあるのだ。
な -
Posted by ブクログ
市場は効率的で、株価はその企業の価値と最終的には一致する。
上がりすぎた株価もいつかは落ち着く。
安くみられてる株を探すということですね。
そのためには企業価値から妥当な株価の算出が何より大事。
それができれば失敗はしない。
そして極めて効率的な市場にうまい話は絶対にない。
極めて投資家的な視点で見ているので、
日本企業を叩いてる面も多いです。
前述の会社は株主のものという話もですが、
日本に多い企業の多角化。その言い訳のシナジー効果は、
投資家にしては、企業が勝手に事業ごとのポートフォリオを
組んでるのと同じことで、それは投資家自身がやることであり、
無駄であ -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
過去十五年でアメリカの“株価”は四倍に上昇、日本のそれは三分の一に減じた。なぜこれほどの差がついたのか。
そもそも“株価”とは何なのか。
著者は社会を動かす株と金融の基本を驚くほど平易に説き明かしてくれる。
「株を買う=その会社の一部を買う」「株価=その会社の真の価値」「会社の価値(値段)はこうして決まる」―これらの本質さえ分かれば、将来伸びる会社は予測できる。
同時に世間を賑わす企業の合併・買収(M&A)の仕組みと功罪も見えてくる…。
第一線で活躍する金融のエキスパートが、個人と社会を豊かにするための知恵を満載して贈る、まったく新しい金融入門。
[ 目次 ]
第1章 「金融」