岩崎日出俊のレビュー一覧

  • サバイバルとしての金融

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    真面目な金融リテラシーの本

    興銀出身でアメリカのビジネススクールでMBA取得後外資系金融機関経験を積んだ著者の真面目でわかりやすい金融本。

    「株価は、その本来の価値を実現する価値に落ち着く」
    という考えのもと、企業価値の視点を持つことの大切さ、企業価値を極大化する経営をわかりやすく説明。

    この本が、リーマンショック前に書かれていることが驚きだ。
    ライブドアや村上ファンドなどが一世風靡していた中、世界の著名な経営人は意外に質素(真面目)な生活をしている等々、お金にコントロールされずに、お金をコントロールする生き方を伝えており金融リテラシーの大切さも伝えている。

    最後にまとめると、
    ・努力

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    2011年07月31日
  • サバイバルとしての金融

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    ● 将来を予測することが重要だ。過去は、未来を予想する上でのみ意味を持つ

    ● 親が子供に与えることができる最大の贈り物は、教育だと思います。このお金に関する教育も含まれているはずです。「お金の大切さを知る。汗水流してお金を稼ぐことの重要さを感じる。お金をコントロールし、お金にコントロールされない」。

    ● 重要なのは、企業の価値であり、売上や資産は関係ありません。経営者は、企業の価値の向上を求めなくてはならず、いたずらに売上や資産の拡張を追い求めれば失敗します。企業価値の拡大とは、分かりやすくいえば、利益の増大、キャッシュ・フローの増強です。

    ● 資産はコストである、との発想。資産は、それ

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    2009年10月04日
  • サバイバルとしての金融

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    <著者>
    興銀に20年近く勤め、98年の公的資金注入のときに外銀へ転職、JPM、ML、LBでIBに従事した人。

    <全体>
    わかりやすいようによく練られた文章。
    書く範囲をハッキリ限定していて、書くと決めたことに関してはトコトン分かりやすく書いてる。まさに選択と集中。
    「身近な話題で親近感を」「具体例で感情移入を」「ポイントは何度も繰り返す」「具体例も絞って、そのかわり使いまわしてイメージしやすく」等々、相当プレゼンもうまいんだろうなぁと思える書き方。

    <思想>
    市場マンセー。効率マンセー。
    興銀から正反対の外銀への転職のインパクトか?
    日系のステークホルダー型資本主義(株主だけでなく、顧客

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    2009年10月04日
  • サバイバルとしての金融

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    市場原理ばんざい!
    ってかんじだけど人柄がよさそうな著者でさらりとよめます。

    2007.november

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    2009年10月04日
  • サバイバルとしての金融

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    外資系投資銀行出身の銀行マンが書いた本
    。金融について、資本主義について多面的に語っています。資本主義というもの、金融というもの、お金を稼ぐということ・・
    について自信を失い、ぐらついている世の中ですから・・・一読の価値はありそうです。

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    2009年10月04日
  • サバイバルとしての金融

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    興銀から外資の投資銀行を渡り歩いた金融マンが書いた本。金融に関する色々な方面について書かれていたけど、メインテーマは株価の本来の価値についてかな。
    株式が本来有する価値である割引キャッシュフローの話や、リスク回避型の投資家の説明などなど。経営学の授業でやったことがそっくりそのまま書いてあったので、大きなサプライズはなかったけど、バフェットなどの話は興味深かった。そしてちょっと投資銀行―特に外資―に興味がわいた。
    金融に関する知識は、現段階においては周りの学生よりはあると思うけど、知識なんて後づけ全然だし、必要なのは知識を有効に活用し、それにより何かを成し遂げたり得たりすることってのは再確認した

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    2009年10月04日