【感想・ネタバレ】文系が20年後も生き残るためにいますべきことのレビュー

あらすじ

「なんとなく働いて」いるあなたへ……

AIに仕事を奪われない「武器」を持て!
興銀、J.P.モルガン、メリルリンチなどで活躍した著者が
「投資家」「コンサル」「経営者」視点で語る人生戦略!

「文系は本当に使いものにならない」のか……。
人工知能の台頭、超高齢化社会への突入、終身雇用や新卒一括採用の終焉……。
いま、これまでの常識が通用しない激動の時代が訪れている。
そんな時代を、これといったスキルを持っていない文系は、どうやって生き残っていけばいいのだろうか。
数々の外資系投資銀行で活躍した著者が提言する「つぶしが効く」文系になるための人生戦略。

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Posted by ブクログ

【全体】
未来を見据えた仕事との向き合い方を考えさせられる本でした。自分自身を見つめ直し、自分のために学び続けようという気持ちになります。
タイトルだけを見ると、文系に限定した話のように見えますが、理系の人にも通ずるところはあるので、理系の人にもおすすめできる内容です。

【本書をおすすめしたい人】
・文系出身の人
・これから文系大学へ進学する人
・将来に漠然とした不安を感じている人
・教育に興味のある人
 (文系学科の教師の方々にはぜひご一読いただきたいです)
・自分が目指す仕事の方向性を考えたい人

【注目ポイント】
■”リスク”とは・・・?リスクについての考え
”リスクを取らないことがリスクとなる日”が来る、その日までに自分に何ができるかの考えが参考になりました。

■著者の海外生活経験を活かした米国と日本の文系教育の比較
実際に文系として学生生活を送ってきた身としても著者が指摘するような問題点は感じており、これからの時代に合わせた教育の必要性を感じた。(もちろん、一括りに”文系”に問題点があるとは言えないし、私は文系の学問が大好きです。)

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2017年06月20日

Posted by ブクログ

三種の神器
1.英語
2.ファイナンス
3.プログラミング
この三つを手に入れることで、市場価値は格段に上がる、とか。
英語はTOEICというある程度の基準が測れるものがあるが、プログラミングとかファイナンスについてはどうなのか。でもやっておくか。

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2017年06月22日

Posted by ブクログ

メモ
・AIに代替される100種のうち、15種が事務職(医療事務、学校事務、経理事務、行政事務など)、また販売・接客も多い。逆に医師、美容師、調理師は代替されにくい。→でも激務で薄給だと思うけど・・・(医師は奨学金返済してたらいいかもだが)
・文系の73%が事務・接客・販売についている。理系は18%
・欧米やシンガポールでは金銭解雇は一般的、上限は1~2年分の給与が支払われる
・非正規は文系38%、理系17%
・年収も理系の方が高い(平均46歳で559万円と601万円)
・正社員と非正規の間にこれほど差があると(非正規は正規の6割)、一度正社員になれたら「なんとしてもここにしがみつきたい」という発想になってしまう→確かに・・・
・調べることはネットで簡単にできる、経営者が求めるのはロジカルに考える力、正解がない答えを突き詰める力
・数学を短期間で克服する生徒の共通点は、国語力に優れていること(『根っからの文系のためのシンプル数学発想術』)
・ディベート(アメリカ大統領のテレビ討論会を見てみる)
・確率を数字で合理的に判断(デシジョンツリー)
・クリティカルシンキング
・読書
・シャープでだけ通用する文系の人は他社ではいらない
・文系理系と言ったって、たかが高校・大学の6~7年の勉強内容のちょっとした差に過ぎない。それだけであなたの100年近い一生が左右される必要はない→100年は大げさだけど、まあ職業人生40年でも4分の1以下だな。ただ転職には年齢制限があるのも事実

新卒採用について、「学生時代に大して勉強していなくても面接さえ得意なら、学歴があれば、就職には困らなかった。」という文があって、まさに自分は勉強したけど面接苦手で難航したタイプ。たしかに新卒重視の採用はなくした方がいいと思う。日本の面接自体がアホらしいし(グループディスカッションやがくちか含めて)、2,3回面接しただけでポテンシャル判断できるんだったら3年で3割もやめてないよな。面接官の目が節穴な証拠。そのうえで文系も職業に直結するスキルを(も)身に着けておくことには同意。筆者がいう英語、プログラミング、会計もそうだし、それ以外のスキルも。飲食店やサービス業だけじゃなく、企業でもバイトしておけばよかったかもなー。高校の時にすでに英語コースに進学して、自動的に文系になったけど、センター試験のために数Ⅱ・Bや生物、化学も勉強した。特に数学はもっと勉強しておけばよかったなあと思う。Bはわけわからんくて挫折したけど、微分積分とかは解けた時の快感は、ほかのどの教科よりも高かったことを今でも覚えている。


読んだことある本
・七十歳死亡法案、可決
・チーズはどこへ消えた?

参考文献
・小学生から始めるわくわくプログラミング

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2022年05月01日

Posted by ブクログ

刺激的なタイトルだな、と思うのは、自分が文系だからでしょう。
そういう読者が多いと思われます。

自分の仕事がなくなる、自分の存在意義がなくなる、わかっていながら何もしないことが一番のリスク。

何年も同じしごとをしていると、口ばかり上手になって、やらない理由を探すのがうまくなりがちです。
そうならないために、新しい武器を探し続けないといけないことをよくよく、理解させてくれます。

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2017年09月16日

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