姉小路祐のレビュー一覧

  • 監察特任刑事

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    流れるような京都弁なので
    読んでいて違和感も難しさも無い。
    その場で会話を聞いているように読み進められる。

    さて、警察に特別資格枠があるか否かは知らないが
    読む前は税理士のキャリアを活かして
    事件を解決するのかと思ったが・・・
    刑事としての経歴が無いので
    特殊部署に異動させられ
    そして、上層部に利用される・・・まえに・・・
    暴き出すという話。

    別に特別枠を使用しなくても
    熱血刑事を主役にしても良かったのでは?
    と思える内容だったが
    京都弁と人力車の友人が爽やかだったので
    ★4つ

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    2016年10月06日
  • 潜入捜査官 警視庁都民相談室 七曲風馬

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    就職を斡旋するベスト・ファイナル・スクールの活動に疑問を持った千沙が警視庁都民相談室に来たことから、警察官がスクールに潜入して捜査をする物語だ.落選中の元国会議員 杉山紀一郎、スクール代表の伊賀博司、雑用係のような西夫妻、スクールに資金を出している大江田と胡散臭い人物が登場する.相談室は七曲風馬が囮のような形でスクールの入り込む.伊賀が失踪することで話しが展開する.最後の謎解きはやや強引な感じだった.

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    2015年06月05日
  • 署長刑事 指名手配

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    シリーズも3作目となると、登場人物のキャラがはっきりしてきて安心して読めます。

    今回は高校での殺人事件。

    今回も幾多の苦難を乗り越えて真実を解き明かす署長。

    最後は爽やかに終わるところがこのシリーズの良さですね。

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    2013年05月19日
  • 署長刑事 大阪中央署人情捜査録

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    新しいタイプの主人公でなかなか面白いです。

    大阪弁コテコテですが^_^

    ただ、個人的には最後の方のいろいろな利権の説明の部分がややこしくてちょっとマイナス。云いたいのは分かるし、問題なんだけど、もう少し簡略にまとめて欲しかった。

    でも、次作が楽しみではある。

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    2013年04月27日
  • 「本能寺」の真相

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    明智光秀は実は天王山の戦い以後も生きながらえて,家康のブレーンとして活躍するとともに,将軍の血筋さえも明智に染めていったというストーリー。あくまでも信長討ちは秀吉・家康をも巻き込んだ密約ということで,史料の類はないが,様々な状況証拠が上述のストーリーを物語っていくような,大変面白い歴史小説でした。

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    2012年10月24日
  • 刑事長

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    「署長刑事」シリーズが面白かったので、次に手に入れた本。

    今回の主人公は、キャリアではなく、ノンキャリアが主人公。

    事件の展開も深くて面白いけど、
    娘のサユリとのやり取りがとても良いと思う。

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    2012年07月08日
  • 署長刑事 時効廃止

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    前回に引き続き面白かった。

    事件がすんなり解決しない。

    でも、問題を克服して解決していくのを
    読んでいくのが楽しい。


    役職者としての振る舞い方の難しさが読み取れるし、
    署長に惹かれて協力する部下もよい。

    第三弾も読んでみたい。

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    2012年10月21日
  • 署長刑事 大阪中央署人情捜査録

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    弱冠29歳で大阪の下町の中央署に署長として赴任。熱い正義感に燃えたエリートらしからぬ言動で、次第に現場の人情を呼び込んでくる・・・という予定調和のオヤジ小説。

    着任早々に発生した警官による飲酒ひき逃げ事件を孤軍奮闘で捜査するんだが、ひき逃げ犯人とされた警察官が実は被害者だったということに気づくのがようやく後半になってから。と書いたところで(ほとんどの読者には想像できているだろうから)ネタバレにもならないだろう。

    公営ギャンブルの主管庁 ()付きは主管でなく指導
    ・競馬 --- 農林水産省
    ・競輪、オートレース --- 経済産業省
    ・競艇 --- 国土交通相
    ・サッカーのトト --- 文部科

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    2011年11月25日
  • 介護と相続、これでもめる!~不公平・逃げ得を防ぐには~

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    親の介護を引き受け尽くして見送ったのち、兄弟姉妹から弁護士まで立てて相続権を主張されることが実際に起こっており、どのように対処していけばよいか著者の経験も踏まえて記載されている書籍。このようになってしまった場合は、その後はほぼ絶縁状態となる。そうならないため、性善説ではなく、親が生きているうちからデリケートな部分の話も詰めて、後味よく生きていきたいなと思う。

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    2025年07月04日
  • 緘殺のファイル 監察特任刑事

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    まあ、小説の中ぐらい正義が勝っても良いでしょう。そんな感じの物語。只最後は急展開し過ぎる感有りすぎ。残念!

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    2025年02月20日
  • 刑事長

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    ベテラン刑事のダンさんが事件を追って追って追う話。事件が解決したが違和感があり更に事件を追っていく流れが良い。ダンさんに反発するのも背を押したくなるのも両方分かってしまう社会人の辛さ。昭和ならではの刑事って感じで、ほんと好きなんですよねこういう足で追う刑事。

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    2025年01月09日
  • 七色の行方不明

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    熱血刑事として鳴らした安治川信繁はキャリアの晩年、親の介護や事故死した弟夫婦の遺児を育てるために時間的に余裕のある内勤に転じて、その実力を惜しまれていた。60歳で定年退職を迎えた彼は大阪府警に新設された特異行方不明者か否かを認定する消息対応室に再雇用警察官として雇われた。給料半減、昇進ナシ、手柄も現役組のものとなるという条件ながら、退職金の心配無用、面倒な組織のしがらみも無関係で、かえって伸び伸び捜査ができると定年前よりも生き生きと第二の人生を過ごしている。現役時代に培った幅広い人脈は安治川ネットワークとも呼ばれ、思わぬところから助っ人が次々と飛び出して、同僚の新月良美巡査部長や芝室長をたびた

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    2024年09月14日
  • 再雇用警察官 いぶし銀

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    加害者と被害者、色々と入り混じって複雑な感じだったがそれなりに面白いと感じた。
    最後の含みを持たせた終わり方がなんとも思わせぶり。

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    2024年05月04日
  • セカンド・ジャッジ~出口の裁判官 岬剣一郎~

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    主人公は若くして更生保護委員を努めることになった元警察官僚・岬剣一郎。受刑者の仮出所の可否を決定するのが更生保護委員ということを初めて知った。更生保護委員の活動も描かれているが、大半は刑事モノと同じく、真犯人捜査の話であった。どんでん返しがあるが、あまり驚かなかった。

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    2023年10月21日
  • 再雇用警察官 究極の完全犯罪

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    会社経営者の朝霧は旅先で亡くした妻・弥生を荼毘に付すが、弥生の姉が妹の行方不明者届を提出。死亡診断書、遺体確認書、DNA鑑定書…そこに隙はないのか!? 再雇用警察官・安治川が究極の完全犯罪に挑む。

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    2023年07月19日
  • 再雇用警察官 0の構図

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    シリーズ4作目。3つのストーリーのうち2本は2022年7月と2023年3月にドラマ化されている。ドラマは神奈川を舞台にしているが、原作はこてこての大阪もの。今回はちょっと話がややこしく感じた。でも、悪くないと思う

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    2023年05月01日
  • 再雇用警察官 0の構図

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    あくまで裏方的な活動を強いられているのが消息対応室。しかしいつの間にか事件捜査の最前線で重要な活躍をしてしまっているのは、再雇用警察官安治川信繁の安治川コネクションに依るところが大である。定年退職まで地道に築き上げた人脈と鍛え上げた刑事の勘が、一見ただの一般行方不明者と思われた事案の背後に潜む想像を絶する事件性を暴き出し解決に導く。そんな安治川が扱う三つの事件。継父からの性暴力に人知れず悩む若い女性二人の失踪事件に端を発する殺人事件。真相に迫りながら苦い思いを噛み締める安治川たち消息対応室の面々/現職議員の息子が失踪!? 忖度、保身、組織の論理が渦巻く警察事情に阻まれながら真相に迫る安治川の、

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    2022年10月29日
  • 再雇用警察官 0の構図

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    再雇用警察官として配属された先が、大阪府警生活安全消息対応室。
    そこで行方不明の捜査をするのが、安治川信繁である。
    短編3話あり、どれも人間関係が複雑に絡み合っており、それを長年培った人脈と鋭い勘で真相を突き止める。
    セリフが多くて会話形式で進んでいくのは、ちょっと脚本のようだが、(高橋英樹主演ドラマ化 シリーズ最新作)とあり、なるほどと思った。

    安治川信繁の方言が、大阪弁よりもクセがありすぎてインパクト強めである。
    地元の地名が、頻繁に出てくるのでその辺りの雰囲気感は、掴みやすかった。

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    2022年05月02日
  • 偽装法廷

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    正義派弁護士・朝日 岳野之助を訪れた女子大生。
    ある事件で、犯人として自首した母親の弁護を依頼したいとのこと。

    しかし、母親は法廷で無罪を主張。
    そこで、犯人を名乗り出たのは、なんと弁護依頼をした娘であった...

    次々と明らかになる新事実。
    果たして、本当の『真実』とは?

    一事不再理の原則。
    一旦刑が確定したら、二度と同じ事件で裁かれることはない。
    たしかにそうですが、かなりリスキーですね。

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    2021年09月18日
  • 再雇用警察官 完敗捜査

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    行方不明者届のグレーゾーン案件を扱う大阪府警消息対応室に再雇用警察官として勤める安治川信繁。刑事畑で培った卓越した技術と勘と広い人脈で捜査を進め、事件性なしと思われたケースに潜む悪をあぶり出す…。しかし、その先に見えたものはあまりに切ない人生模様であることが多い。そのようないくつかの事件を解決してきた安治川の前に、新たな案件が。

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    2021年06月15日