姉小路祐のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
姉小路祐の初読み。
その日はどうしても、『古書店の「100円コーナー」から1冊を選ぼう』という気分で・・たまたまタイトルが気になり(見覚えあり)、あらすじを読んだら面白そうな設定だったもんで、即購入。
警察機構への筆者の持論(特にキャリア制度についてのあれこれ…疑問やら矛盾やら問題点やら…)を疲労するために編まれた物語、というのが、率直な感想。
また、「ちょっと、出来すぎなんじゃ?」という展開もいくつかありはしたものの、、、
主人公のキャラに親しみが持てたのと、作者の主張にも共感できる部分が多かったのとで、ちゃんと楽しく読み進められた。
ただ……最後の方の政治的な四つ巴なんたらかんたら -
Posted by ブクログ
O女史おすすめ本。署長刑事の第二弾。
もうね、見事に課長以上の役付きや他のキャリアと、署長や下っ端刑事を分けて描かれていて、上の方の人たちを嫌いになりそうです。
事件のことについてはネタバレなのでご注意を。
※スマホからはネタバレ設定できない
過去の話はどれも時効が成立してるなあと思って、やはり社会的地位とかの問題か?と思いきや、海外に行ってた期間ね。
あ~、よく使われる方法なのに、今回はすっかり謎解きまで気づかなかった。
香港に行ってたっていうところを、かなりさらっと読み流してしまった。迂闊。
真相に辿り着くまで、地道な捜査は良いのだけど、若干ワクワク感が足りないのはなぜだろう?
しばら -
Posted by ブクログ
O女史おすすめ本。
私が警察モノが好きだからというので、さらっと読めるわよと紹介していただいた。
大阪を舞台に背の低い若すぎる赴任したばかりの署長が奮闘するお話。
協力してくれるメンバーもぽっちゃりさん?がっしりさん?な庶務係の未成年婦警さんだったり、皆異動や昇任したがっていたりとなかなかユニーク。
シリーズ一作目ということもあってか?ちょっと主要な話が始まるまでが長く感じた。
そのわりに事件は唐突だったかなとも思う。
この事件の背景にはそんなことがと、事実が後から出てくる感じか。
とにかく出てくるキャリアの印象があまりよくない。
現場の若手警察官と小さな署長さんが、このあとのシリーズではもっ