姉小路祐のレビュー一覧
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大阪中央署の署長にキャリアで警視の古今堂航平が就任した。その4日後、現職の警察官が飲酒運転の上市民をひき逃げし、自宅で自殺を図ったと言う事件が起こる。事件に疑問を持った航平は、中央署の署員達の協力を得ながら、事件の真相を暴く。
飲酒運転で市民をひき逃げした現場、行った事があるけれど昼間でも静かなとこ...続きを読むPosted by ブクログ -
これまで読んできた刑事小説で面白いと思ったのは、
一匹狼でカッコいい刑事が出てくるものだった。
この小説の主人公は、正直かっこよくない。
でも・・・
エリートなのに気取らず、一生懸命取り組んでいる姿を
見てると、つい応援してしまった。
最初の話からは想像ができなかったが、
最後になるとすごく深...続きを読むPosted by ブクログ -
同じ様なシリーズ物有りましたね!捜査一課と二課との違いはありますが。途中までは中々面白く読ませていただきましたが最後は悪い意味でのスピード感で終わってしまいました。シリーズ物なら中途半端で終わっても良かったのではないかと思います。次作は多少期待して読みたいです。Posted by ブクログ
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初めはふあとした感じで正直ハズレかなとおもいました。主人公が今まで見た事の無い職業で途中からアガサ クリスティー 横溝正史ぽくなりました。正直又この手タイプは読まないでしょう。刺激が少な過ぎ。私的には横溝正史みたいに泥々な物が欲しい。現代では無理かな?Posted by ブクログ
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警視庁都民相談室に持ち掛けられたセミナー詐欺疑惑の真相に迫る物語。
当初は詐欺として追っていたものが、殺人事件として展開していく。
見栄のために大金をつぎ込み自尊心を守るというのはミステリーではよくある話。実際でもよくあるのかな。
劇団員を装いアルバイトとして疑惑の会社に乗り込む話は面白かったけど、...続きを読むPosted by ブクログ -
“モサい”ながらも正義に燃える警察官僚・古今堂航平は、弱冠29歳で大阪府警中央署署長に着任した。その矢先、管内で警官による飲酒ひき逃げ事件が発生。身内の失態を揉み消す記者会見に利用された古今堂は、不信感を拭いきれず自ら孤独な捜査に踏み出す。人情派キャリアを描く正統派警察小説。Posted by ブクログ
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バブルの時代の小説。平成の初め、土地がどんどん上がっていて、銀行の金利が5% (そんなことが本当にあったんですよ) の頃、京都の一角で繰り広げられる地上げ合戦。反対派の最先鋒だった旅館女将が、自殺を遂げたところから、不信を抱いた大阪のコテコテ司法書士と妹が謎を解いていく。
読みやすい。さらに、土地...続きを読むPosted by ブクログ -
就職を斡旋するベスト・ファイナル・スクールの活動に疑問を持った千沙が警視庁都民相談室に来たことから、警察官がスクールに潜入して捜査をする物語だ.落選中の元国会議員 杉山紀一郎、スクール代表の伊賀博司、雑用係のような西夫妻、スクールに資金を出している大江田と胡散臭い人物が登場する.相談室は七曲風馬が囮...続きを読むPosted by ブクログ
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新しいタイプの主人公でなかなか面白いです。
大阪弁コテコテですが^_^
ただ、個人的には最後の方のいろいろな利権の説明の部分がややこしくてちょっとマイナス。云いたいのは分かるし、問題なんだけど、もう少し簡略にまとめて欲しかった。
でも、次作が楽しみではある。Posted by ブクログ