舞田竜宣のレビュー一覧

  • 行動分析学で社員のやる気を引き出す技術

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    人の行動を決定づけるのは、
    ①強化
    ②消去(不変化)
    ③弱化
    しかない。
    ①強化の例:褒め言葉。
    子どもが勉強する→直後に褒める→もっと勉強する。
    しかしこれでは褒める人がいないと勉強しなくなる。いわば外在。内在的理由で強化するほうがよい。たとえば、好奇心が満たされるとか。
    なお、褒め言葉とかしかる言葉は、直後に与えるのが効果的。
    最初は連続強化(するたびに褒めたりする)次第に部分強化(頻度を減らしていく)。

    行動のきっかけとなる刺激には
    ①言語
    ②モデル
    ③身体的誘導(体に触って指導すること)

    一連の流れを細かく分解し、それぞれを順次クリアさせていくやり方と、ゴールから体験させる形でクリ

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    2015年06月13日
  • 行動分析学で社員のやる気を引き出す技術

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    【連続強化】つきっきりでやり方を教え、やらせてみて、出来たら褒める事をしばらく続ける。
    【部分強化】いつまでもそれを続けていると、褒められないと動かない人になりかねない。慣れてきたら、【連続強化】から【部分強化】に変え2回に1回褒めるようにし、3回に1回、4回に1回...と強化の頻度を下げていく。【部分強化】には行動を維持する効果がある。
    【シェイピング】相手の行動をステップバイステップで上げていき、最終目標とする行動へと近づけていく。前段階の行動が出来なくなってしまった時は、一旦前の段階に戻って強化をし直す事。

    山本五十六…やってみせ、言って聞かせて、させてみて褒めてやらねば、人は動かじ。

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    2014年05月25日
  • 18歳から読む就「勝」本

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    外見、内面を磨く意識を持つ。
    友人関係、人脈を大事にする。
    など、意識しておくと良さそうなことが書かれている。読んで損はないと思った。

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    2013年12月09日
  • 行動分析学で社員のやる気を引き出す技術

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    内容は,前著『行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論』
    ――舞田 竜宣 (著), 杉山 尚子(著)――とほぼ同じです。
    前著は,架空のストーリーを軸にしている分,冗長さを感じたが,
    本書は,それもなく平易かつ簡潔に行動分析学および,
    その実践具体例について書かれている。
    個人的には,本書の方をお勧めする。 どちらを読んでも構わないけど,
    本書の方が読みやすいし,何よりハードカバーでないのがいい。

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    2013年04月28日
  • 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論

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    人の行動を変えるにはどうすれば?が行動分析学のアプローチで書かれている本。外資系の会社に合併吸収された日本の会社。一つのチームとしてワークする際に生じる様々な障壁を、行動分析学に詳しい人間が一つづつ解決していく物語形式で描かれている。テーマ別に章立てされており、物語編と解説編で1章となっているので理解しやすい。

    【感想】
    好子嫌子・強化弱化など、行動に関するいろいろな概念が出てくるが、平たく言うと「相手の行動にどのようにフィードバックを与えればよいか」に尽きると思う。
    人の「行動」は他人から見える表層でしかなく、その裏には習慣や思考、経験などが広く絡みあって生成されている。本質的に変化を求め

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    2013年02月23日
  • 行動分析学で社員のやる気を引き出す技術

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    タイトルに「社員の」とあるが自分も社員なので、自分自身も含めた組織全体について考えたくて読んだ。「やる気なんて気の持ちよう」と言われがちだが、この本では人間の「やる気」がどのように構成されているか理論的に説明されており、それを向上させる手段も具体的に提示されていた。ヒントは頂けたと思う。

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    2012年06月07日
  • 行動分析学で社員のやる気を引き出す技術

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    成功体験のない人に「逆境をばねにする」なんて言葉はひびかない。
    正しいことならば相手の意見を否定してよいわけではない。
    しんどいときや嬉しくないときに笑顔は無理というのは自然体で良いことなのか。
    その他、目標とその達成の方法など、為になることがたくさん書いてあったので時間をおいて再読したい。
    職場はみんなが働きやすい空間でありたい。

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    2012年06月19日
  • 行動分析学で社員のやる気を引き出す技術

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    ネタバレ

    行動分析学を学ぶと『人は変われる』という哲学的な信念を持つことができる。本書では人の行動を変える方法として、「強化」「消去」「弱化」の3つが紹介されている。

    強化とは、ある行動をした直後に良いことがあるともっとその行動をするというもの。例えば、上司に相談したら問題が解決したとか、勉強をしたら親に褒められたということが挙げられる。この強化は、いい習慣だけでなく、喫煙やだらだら癖といったものにも適用されてしまうので注意が必要。

    消去とは、ある行動をした直後に何も変わらないとその行動をしなくなるというもの。消去では、行動は徐々に減り、一時的にバースト(行動が一時的に増える)が起こることがある。例

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    2012年03月18日
  • 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論

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    マネージャーに読んでもらいたい本です。人事部に人にもいいですね。
    人の行動は刺激の与え方によって変わる。人が動かないのは、刺激の与え方が間違っているのだ。
    一般の事例があるので読みやすい一冊です。

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    2012年02月23日
  • 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論

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    ネタバレ

    リブセンスの課題図書。

    行動の随伴性に着目して人の行動を変える。
    随伴性とは,問題となっている行動とその行動の直後に怒る状況の変化との関係のことである。
    大きく分けて,①強化の随伴性②弱化の随伴性がある。
    強化の随伴性は,問題となっている行動が起こりやすくする。弱化はその逆。
    たとえば,たばこをやめたいとき。
    たばこを我慢した→自分を褒めた→次も煙草をがまんした
    この例で,自分をほめるという行動は,その前の我慢するという行動を強化している。

    何かの行動を起こしたいとおもったら,その行動を強化する随伴性について考えてみる。
    何かの行動のパターンが存在しているのなら,そのパターンを維持している

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    2011年11月28日
  • 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論

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    とてもとてもシンプルに考えてみたら、なんだか犬の調教を思いだした。やって欲しい行動をしたら褒める。お座りをしたら褒める、もしくは餌をあげる。

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    2011年02月01日
  • 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論

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    行動分析学が自分が追求したいテーマのひとつ。この本は、ある会社で起こる問題とその解決までのプロセスを物語風にして例に挙げ、その後行動分析学での解説をするというもの。分かりやすく解説してくれているのだが、自分のものにするためには、何度も何度も読まないといけないと思った。

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    2011年02月19日
  • 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論

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    なぜその行動は起きるのか?


    人の行動を分析し、
    その原因を発見し
    解決することで、
    行動をマネジメントする。


    人の行動を強化する好子。
    人の行動を弱化する嫌子。
    人の行動は随伴性によって変化する。


    人との関わり(マネジメント)に関心のある方は
    ぜひおすすめです。

    これからの時代に求められる実践的学問です。

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    2009年12月29日
  • 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論

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    会社組織における多くの問題や課題は、行動分析で改善できることが理解できた。ストーリー仕立てで分かりやすく、今後も役立つ1冊になりそう。自分自身の日常の行動改善にも繋げたい。

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    2024年04月09日
  • 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論

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    本書の内容は「ほめる技術」に通ずるものがあると思って見返したところ、強化と弱化、60秒ルール、シェイピングなどの同じ用語が出てきた。ほめる技術は行動科学で、本書は行動分析学。同じ領域なのだろう。

    行動の直後に好子が出現すると行動は増加する。会議で好ましい発言に対してポジティブなリアクションを返すと、そのような発言が次々と出るようになる。

    進捗会議の事例
    乗り越えたことや工夫したこと、結果が出たことに対して関心を示し、ポジティブに反応するのは、よい報告をするという部下の行動を強化する。逆に、「ふうん」という無関心や「まだまだだな」という否定は、嫌子による弱化や消去になる。
    ★失敗の報告を奨励

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    2023年10月17日
  • 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論

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    ネタバレ

    例としてのストーリー+学術的な部分という構成で読みやすく、理解しやすい内容になっています。

    日常生活に使えそうな、特に仕事で使えそうなトピックが主です。

    ここでの知識を暮らしに活かしていきます。

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    2018年11月12日
  • 行動分析学で社員のやる気を引き出す技術

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    人の行動は、強化、消去、弱化の3つで制御できる。
    シンプルな視点だが、自分の行動とその直後の感情等を思い起こすと、なるほどと感じる場面も多い。

    いずれにせよ、仕事などで相手に働きかけるのは、ある種の行動を期待するから。期待する行動を引き出すために、自分が相手に働きかけるか?結局は自分が変わらないとなと思う。

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    2018年05月13日
  • 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論

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    題名は堅めだが、小説風にケーススタディが提示され読みやすくなるよう工夫されている。成功譚になっている感もあるが、納得性は高く参考になる。

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    2015年04月30日
  • 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論

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    基礎的な心理学に出てくる事項を、行動分析学的に説明した本。そういった意味で特段の目新しさはない。

    ただ、ストーリ形式になっていることや解説が付けられていること、現実に使えそうな形で紹介されていることから、組織での振る舞いやルール作りの際に役立ちそうでもある。

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    2012年10月30日
  • 行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論

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    読書会 vol.5 presented by 渡邊

    行動分析学マネジメント-人と組織を変える方法論
    舞田 竜宣, 杉山 尚子, 338ページ, 日本経済新聞出版社, 2008年12月16日, 1800円(税抜).

    Abstract: 人が行動する原因を分析する「行動分析学」。その特徴は原因を“心”ではなく"行動"に注目をして原因を探り、
    そこから行動の「予測」や「制御」をすることである。既に教育や医療の分野で活用されているこの「行動分析学」を、本書ではある企業組織のストーリーを通じて具体的、体系的に解説している。

    1行動分析学の基本 〜行動の原理を知る〜
    【行動分析学

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    2009年10月04日