水沢あきとのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
会社ではは上司と部下の関係だったのが、
上司である彼女がメイド喫茶で働いている事を偶然知った事から、
彼女が気に掛り、フォローしたいキッチンスタッフにまでなり、
奇妙な関係となった石峰真夜と梶原健二。
今回は石峰の兄が登場。実家を飛び出した兄が立ち上げたネット販売業で
合併に伴うサイトリニューアル作業を梶原の会社に依頼してきました。
業績を急進させ、上場を目論む石峰兄の性急な方策に石峰は不安を覚えます。
不安はやがて随所に形となって現れ、上場を急ぐ余りの売り上げ水増しが発覚。
しかし兄はそれを隠蔽しての上場に尚拘ります。
兄と上場を進める怪しい証券会社社員との関係に疑念を抱き、
調査してい -
Posted by ブクログ
会社ではは上司と部下の関係だったのが、
上司である彼女がメイド喫茶で働いている事を偶然知った事から、
彼女が気に掛り、フォローしたいキッチンスタッフにまでなり、
奇妙な関係となった石峰真夜と梶原健二。
今回は名古屋事務所への出張エピソード。
工事の進捗状況が芳しくない事で、支店の社印とも対立し、
また石峰の出向元企業は梶原の会社の業績の思わしくない部門は
積極的に切っていきたいとの考えであり、その強引な手法をよしとしない石峰は
間で密かに良い方向に導く様奔走し、梶原がそれをフォローしようと突っ走ると言う展開。
互いに気を遣う余りに、今回は相手の思惑を察しかねる部分が生じてしまい、
それが取引先 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本社から出向してきた歳若い上司は、アキバで知り合ったメイドさんだったというイマドキの恋愛小説。
1巻で完結と思ったが、2巻が出た。
1巻の引きでくっついていないとはどういうことだ。というか、シリーズにすることにしたら、くっついてたらお話にしにくかったのだろうなあという事情であろうが、なんとなく1巻に比べると凡庸。
ダメなわけでもないのだけれど、どこまでも枠を超えない。
家族の幸せという抗いがたい要素を入れて、対抗する問題を、耐震偽装という規模の大きな問題にして、おかげで散漫になったのだろうか。
クラウド化による解決とかは、1巻のデモ機による置き換えとかのウルトラCに近く面白かったが、大きな問