大森倖三のレビュー一覧

  • 機動戦士ガンダムNT(6)
    ゼータプラスを駆る防衛隊員はここで退場か……。そもそも名前が明かされていない時点で事前に示唆されていたとも言えるんだけど


    ゾルタンが切り札のつもりで出撃させたⅡネオ・ジオングがとんでもない事に…!というよりナラティブがヤバいパターンか、これ?
    『UC』ではユニコーンとバンシィ等多くの者を苦しめた...続きを読む
  • 機動戦士ガンダムNT(3)
    フェネクスの暴走と失踪、そしてリタの行方不明。これらが描かれた事でようやく『不死鳥狩り』の物語が本格始動したように思えるよ
    また、本作だけに関わる『不死鳥狩り』の始まりだけでなく、ダカール演説に絡む宇宙と地球の対立、そして強化人間への注力などこれまでの宇宙世紀にも関わる部分が描かれたのは印象的
    こう...続きを読む
  • 機動戦士ガンダムNT(1)
    『ラプラスの箱』解放から1年が経った宇宙世紀が舞台の物語ですか。あれだけの騒乱と覚悟と願いの果てに『箱』が開かれたというのに、大して世の中が変わらなかったというのは虚しいね…
    ただ、本作の場合は単純に『箱』解放から1年が経った世の中を舞台とするだけでなく、むしろジオンが地球にコロニーを落としてきた悲...続きを読む
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(17)
    圧倒的な物量でユニコーンやバンシィを押し潰さんとするネオ・ジオング。おまけにフル・フロンタルが見せてくるのは刻の終わりですか
    どれだけの奇跡によって可能性が示されても変わらずに争いを続けた人類が行き着く先。それこそがフル・フロンタルが見たニュータイプとしての絶望か…

    未来への可能性を考えられなくな...続きを読む
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(16)
    サイアム・ビストが語る宇宙世紀の始まりと、そこに秘められたささやかな善意。
    これから果てしない世界へ送り出される宇宙棄民への贖罪の一文。最初は何の意味もなかったそれがジオン勃興とニュータイプ神話に拠って意味が様変わりし、憲章に関わる人々を呪い縛り、それが知られた時に何が起きるか判らないという恐怖を刻...続きを読む
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(13)
    本作において、かなり異質なエピソードを含むこの13巻。けど同時にネェル・アーガマでの内紛を描くことで異なる立場の集団による信頼や許容の難しさをこれでもかと表現しているね
    前巻ではユニコーンが発する虹の光に包まれた事で連邦とジオンの間に和解への道が開かれたのではないかと思われた。でも、その程度の奇跡で...続きを読む
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(12)
    マリーダやミネバだけでなく多くの人を助けたいバナージ、ミネバだけを助けたいリディ。そこにこそ大きな差が生じてしまった気がするよ
    体制に抗い続ける人間、体制に呑まれてしまった人間。そういった両者を前にしてザビ家の生き残りとして藻掻き続けるミネバが手を取りたい相手なんて決まってる
    だからってあの状況で瓦...続きを読む
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(6)
    バナージの意思で止められる筈のパラオでの戦闘。けれど、戦闘を止める為のマリーダとの会話が逆に戦闘を引き伸ばしてしまうという……
    これを欲をかいたと表現すべきか、それとも戦闘を止める為に全力にならなかったと見るべきか…。また、バナージにとって不幸と言えるのはNT-Dの存在だね。ニュータイプを殲滅するシ...続きを読む
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(5)
    巻の前半はフル・フロンタルの襲撃後の話
    面白いのはリディとバナージが似た構図を取り始めた事か
    リディは敵方であるミネバから、バナージは敵方であるマリーダからそれぞれ異なる立場の話を聞いた。そして最終的に敵方を助けるため、もしくは敵方こそ自分を助けてくれる存在になる

    よくガンダム作品は単純な勧善懲悪...続きを読む
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(1)
    DVDと違ってこっちは原作を忠実に漫画化なのかとも思っていたが、模擬戦は原作になかったよな。まあ嫌いなタッチじゃなかったので良かった
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(14)
    本作において異質さを放つ前巻からのエピソードに蹴りが付く巻。これまで『ラプラスの箱』を巡る因縁に一切絡んでいなかったカイ・シデン、家族を守るか恨みに従うかを彷徨うジンネマン。そういった人物を中心に据えつつ対立する運命の中で必死に抗い続ける人々の姿が。これはバナージ達が解決しなければならない問題を当事...続きを読む
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(14)
    イスラムに関するテロの描写を入れ込むことには、
    とても違和感を覚えざるをえない。
    かえって、偏見に満ちているようにも思える。

    宇宙世紀のリアリティを損なうことにはならないか。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(9)
    自分の心を騙してまでも、父親であるマハディの目論みに手を貸しダカールの街を破壊するロニ。それを目にしたバナージは、ジンネマンの下を離れユニコーンで立ち向かう。戦争をする限り、逃れられない悲劇へ。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(10)
    突如現れた黒いユニコーンに敗れ捕らえられたバナージ、時を同じくしてマーセナス邸を脱走したミネバは己のやるべきことを自覚する。オリジナルMSバイアランカスタム2号機も登場する新解釈UC第10弾。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(8)
    重力の井戸の底、そこは灼熱の大地だった。戦いの中で度重なる悲劇を目の当たりにして、取り返しの付かないことに自暴自棄になったバナージ。彼に救いはあるのだろうか。そしてその先に抱いた決意とは。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(7)
    ユニコーンが次に示した座標、そこは宇宙世紀始まりの地だった。ダグザの命を賭した戦いを見たバナージに悲しい別れがやってくる。そして、地球に降りたリディとミネバを待つものとは何なのだろうか。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(6)
    瞬く間に戦場と化すパラオ。騒乱の中、ユニコーンで離脱するバナージの目の前には、再びマリーダのクシャトリヤが立ち塞がるのだった。「ラプラスの亡霊」編突入。そして、新武装も登場。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(2)
    主人公バナージ・リンクスは戦場と化したコロニーで父と再会、そして運命の白いMSユニコーンガンダムを託される。アニメ、小説にも無い新エピソードを加えた大ヒット作ガンダムUC第2巻!
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(3)
    一角獣が覚醒の時が来た。かつて、白い悪魔とも言われた伝説のガンダムが戦場に姿を見せる。父に託されたガンダムを駆り16歳のバナージはネオジオン軍の巨大MSクシャトリヤに突進する。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(4)
    あの赤い彗星の再来と共に、運命の対決が繰り広げられる。さらにバンデシネオリジナルMSも登場。ネオリジナルエピソードを追加した、宇宙世紀ガンダム最強の人気コミックス第4巻。