大森倖三のレビュー一覧

  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(8)

    アニメの補完として

    劇場番、テレビ番とも違う展開で描かれなかった部分が記される。ロニの内面、連邦の政治的な動きなどが描かれます。キャラクターをより深く知ることができるのでアニメを楽しんだ方にもぜひ読んでほしい作品です。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(8)
    荒涼たる砂漠を歩むバナージの姿、自分が進むべき道に迷う心境をそのまま表しているかのよう
    ただ、彼にとって不幸中の幸いと言えるのはその無限に思える旅路にを共に歩むジンネマンの存在があったことか。ギルボアの件が有ったから何もかも心を預けられる相手ではない。けれど大切な者の死や自分が助けられなかった命への...続きを読む
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(7)
    人を殺したくないこだわりと自分を中心に戦場が構成される無慈悲さによるジレンマ。殺しを避ける為に加減しても意味を成さず、むしろ追い詰められてしまう
    バナージ一人で出来る事なんて限界を迎えていたと言えるわけで。傍で見守るダグザが行動に移るのはある意味当たり前なんだけど、MSに白兵戦を挑むなんて無謀が過ぎ...続きを読む
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(4)
    シャアの亡霊フル・フロンタルに襲撃されるネェル・アーガマの乗員たち
    亡霊なんて本来は見えてはいけない代物。けれど実際に見えるしリディ達に襲いかかる
    だから対処しなければいけないけれど、見えてはいけないものが見えてしまっている誤りを自覚しないと対処法まで正しい形を取らなくなる

    その誤りの代表格が「姫...続きを読む
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(3)
    遂に全貌を現したユニコーンガンダム。通常状態だと地味な見た目のMSが覚醒状態に入れば馴染み深いガンダムの形に変形する流れは燃えるね
    また、それが読者・視聴者側だけでなく、戦況を見守っていた周囲の人間に対してもガンダムの登場が特別な意味を持って受け止められている。それはガンダムが強い機体というだけでな...続きを読む
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(2)
    迫り来る戦争の足音……を前にしてカーディアス・ビストを目指すバナージと「姫様」の道中はけれどお出掛け模様のように映ってしまうのは面白い
    ここで「姫様」があの映画の看板を見て「オードリー」と名乗った点含め彼女の正体や後々の展開を思えば、このバナージとの短い道行きは本当に尊い時間だったんだろうなぁ……
    ...続きを読む
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ Episode:0(2)
    UC以前の、袖付き、フルフロンタルやアンジェロ、アナハイムの人間たちの複雑な事情が理解できるようになります。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(8)
    バナージの意識の変化とそこに現れたロニの「死ぬべきではない人」感。激しい戦い以外も納得のコミカライズだ。ダカール戦序盤、市街地戦の恐ろしさもかなり容赦なく描かれていていい。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(7)
    フロンタルが嫌らしいほど無事なのは、シャアが見たアムロ(一年戦争時)みたいなもんかもしれない。どん底に落ちてから最後の一言が渋い。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(6)
    え、もうこの巻終わり!? というテンポの良さ、と、まあ何かが起きそうと引っ張ってから止められた感。その分キャラが掘り下げられていて、マリーダの回想やダグザの徹底した態度が印象的。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(11)
     バイアランカスタムの登場を散々煽っていた割には思っていたほど活躍せず、ほとんどリディの足になってしまっていたのが残念。もともと劇画よりの画風であったが、さらにそれが劇画寄りになっていると感じた。たまたまそうなってしまったのかは分からないが、それが登場人物の成長にリンクしているように思えた。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(5)
    原作よりシンプルに落とし込みつつ、バナージの心情の推移が理解しやすく整理されているのがあざやか。クラーケ・ズールのサービス旺盛なデザインお披露目と共にヒキというのも嬉しい。この所ちょっと作画に手癖が付きすぎ?という観はある。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(1)
    アニメ視聴済み。基本的にはアニメと同じだけど少し内容的には濃い感じ。読んでからまたアニメも見直したい感じ。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(9)
     オリジナル展開とはいうものの、小説に準拠した設定でOVAの展開を組み込んだ形する形になっており、話の流れは変わっていないから、オビの通り解釈の違いというところだろう。また、コミカライズにあたり余分な物を落としたのか全体的にスッキリした印象を受けた。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(9)
    大きくラストが変更されたダカール編・・・
    バイアランカスタムの活躍が見れなかったのがとても残念です。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(7)
     緩急、スピード感のバランスが絶妙であっという間に読み終わってしまった。バナージやリティといった主役格よりも周りの大人達がいい味を出していた。大人がしっかりと大人をしている―良い意味でも悪い意味でも―というのは子供が主役である作品にとって重要な要素であると思った。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(3)
    3倍の男、登場。
    しかし、ドズルみたいな体格ともみあげで、赤い彗星とか言われても~。
    でも、3倍はうれしいな。

    これって、「逆襲のシャア」の後の話なんですよねぇ。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(6)
    マリーダさん……うぅっ(´;ω;`)
    ダグザさんは思いの外いい人ですね。ご都合主義なNT-Dシステムとラプラスさえ無ければ非常に良いヒューマンドラマなんだけど…と作品の骨子全否定かあああ!
    ところで、ガンダム系作品って主人公周りの女子キャラが総じてキチガイじみてて鬱陶しいですよね。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(6)
     バナージをはじめとして内面の変化に焦点を当てた話がメインのため画面上の盛り上がりはあまりないが、その分印象的なカットが多かった。台詞は少ないが却って思いが伝わってきた。
  • 機動戦士ガンダムUC バンデシネ(5)
    ネェル・アーガマ内での、リディとオードリーの会話から。
    この巻では結構リディの目立つシーンが多いと思う。

    相変わらずMSや戦闘シーンがとても綺麗。

    パラオでのギルボア一家とバナージの交流が多めに描かれていて、ギルボアの父としての姿にバナージが色々と影響されているシーンもあって良かった。
     
    個人...続きを読む