石角友愛のレビュー一覧
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アメリカではホームスクーリングは50州全てで合法で、6パーセントの子どもが選択しています。
ホームスクーラーの学力は学校に行っている人よりも1、5倍で、コミュニケーション能力もはるかに高いそうです。
またアメリカ大統領の38パーセントがホームスクーリングを受けて育っていることも偶然ではないでしょう。
エジソンや本田宗一郎といったギフテッドも学校からドロップアウトしていました。
アメリカでは、そういうギフテッド、才能のある子どもを育てることを国家プロジェクトとして支援しているわけです。
ミシェル・フーコーという哲学者曰く、
現代社会は、パプティノコンという監視型牢獄と同じシステムで工場、軍隊、 -
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AIがどのように社会に大変化をもたらすのかということが書かれてある。
特にためになったのは、AI時代に新たに生まれる仕事についてだ。
AI時代に行き残れる3つのタイプ
1.特化型
代替のきかない特化して高度でプロフェッショナルな技術を持っている人。
2.適応者
高い技術を持っていて、市場で何が求められるかを考えながら、自分をいろいろな場所に適応させることができる人。
3.合成役
AIで仕事が自動化すればするほど、最後に残るニーズはAIで吐き出されてデータをどう価値に変えて、どう事業に結びつけていくかを考える仕事。
MBAは合成力がより身に付くので価値が高まるとのこと。(学校によって差異は -
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geniusという単語は「天才」と訳されるが、本来は「才能・可能性」という意味。誰もが持っているもの。だからあなたはgeniusか?という問いは無意味で、あなたのgeniusは何か?と問うのが正しい。Googleなどで働くグローバルエリートは、自分のgeniusを最大限に発揮して世の中を良い方に変えるために働く。グローバルエリートというと頭の回転が速くプレゼンが上手というイメージがあるが、それだけでは多民族をまとめるリーダーにはなれない。立場の違う人々の話を聞き理解することもまた、重要な素質である。日本人の「謙虚さ」も十分生かせる。
世界で活躍するのに必要な「5つのO」
1 「オプティミス -
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This is a serious place for serious people.という、ハーバードビジネススクール(HBS)のジャニス・H・ハモンド教授の言葉で幕を開ける第一項。 この言葉が本書において最も象徴的だと感じました。
著者はお茶の水女子大付属高校から、オバマ大統領の出身校で心理学士を取得後、日本で起業。 さらに渡米してHBSへ入学。同校でMBAを取得すると同時に出産。乳飲み子を抱えながらシリコンバレーで就活を展開し、グーグル本社で勤務、2012年12月退社。今後は米国でJobArrive社を創業という、まさに猛者。
HBSでの議論を中心とした授業と薫陶を経て、人の可能性が -
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子育ては実戦あるのみ。
ポイントは我が子にとって一番学びの意欲があがる環境は何なのか?一生をかけて新しいことを学び、挑戦し続け、内から湧き出る情熱を見つけ、行動にうつす能力のある子どもにどのように育てるのか?を考えること。
ビジュアル・ラーナーvsオーディトリー・ラーナーは興味深い。
結局、本を読んでも、何か見たり聞いたり体験したりしても、そこから結果が得られないと意味がないと思う。そこにクリエイティビティや他へ展開できる応用力、実行に移せる行動力、結果が出るまでやり続けられるGRIT(やり抜く力)が必要なんだけど、全ては何かをせずにはいられない強烈な興味関心が大事だと言うことと、この興味 -
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大学で4年学んだ後、40年働いてもよかった時代は終わり、大学卒業後4年おきに、何かしら新しい学びが必要な社会になった。学び直し、リスキリングについて書かれた本。自分のスキルを棚卸しして、ドメインスキルを言語化する。さらに学び直す分野を決めて、身につけるというお話。その際、AIも活用してスキルの棚卸しや次に学ぶべきスキルを整理していく。
転職を考えたことがある人は、これまでの実績を基準に自分の持っているスキルを言語化して面談に臨むはず。転職はしないまでも、経験してこなかった業務にチャレンジするスパンが4年くらいだと示唆している。確かに、現状に流されて気がついたら10年経っていたという場合もある。 -
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ギフテッド教育盛んなアメリカの最先端情報が多く載っていた。
■ギフテッドは、普通の子に比べて非同期的な成長→自己効力感の弱まり
(数学的能力、運動能力、言語能力、社会性、特別な能力、感情 どこか1項目が突出、その他はそれほど高くない。アンバランス故に周囲から理解得られない苦しみ)
■公教育の方向性 少数精鋭のやギフテッド教育に注力するか、落ちこぼれを作らないか
■アメリカの方向性 スプートニクショック→stem教育→2002落ちこぼれ防止法→2015
■親にできること 1 結果は褒めるな 2答えは教えない 3アイデアブックの活用 4簡単な成功などない 5世の中の問題は最高のチャンス 6親の辞