石角友愛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者は、高校を中退し、16歳で単身渡米。全寮制私立高校に進学し、帰国後起業家を支援するインキュベーションビジネスを立ち上げ、3年間運営。2008年再び米国に渡り、ハーバード・ビジネススクールへ。2010年に長女出産と同時にMBAを取得。シリコンバレーのグーグル本社でシニアストラジストとして働き、2012年12月退職。
著書に「私が白熱教室で学んだこと」がある。
ハーバードビジネススクール(HBS)は決して、非人間的なエリートを育成していたり、無機的な授業や研究が行われている場所ではなく。むしろすごく人間的な教育の場である。
人間としてより良く生きるため、組織や世の中に良い影響を与えられる -
Posted by ブクログ
ハーバードからグーグルと、誰もが羨むキャリアを積んだ筆者の経験エッセンス。文章を見る限り、筆者自身は比較的等身大の日本人のため(強烈なエリート思考ではなく)、読んでいて共感や浸透してくる内容が多い。
特に名言とも違うハーバード教授や先駆者たちの珠玉のアドヴァイスが琴線に触れる。日本と米国どちらが優れているかは無いと思っているが、経営界にとってはHBSが間違いなくトップレベルだろう。そこに属する人々の挫折や挑戦を経た含蓄に溢れる言葉は参考になる。
打って変わって「グーグルカルチャー」は日本人にとっては(アメリカ人にとってもか)ちょっとした衝撃。下手するとブラック企業。しかし世界最高峰の頭脳集 -
Posted by ブクログ
デジタルを推進するとか、そんな権限もなく、部署にもいない自分が、DXというかデジタル化になんとなく興味があって手に取ってみた本。結果、今の自分に直接必要なことは得られなかったけど(まぁ、当たり前か)、DXに限らず、大きなことを成し遂げるには、周りにWHYを伝えて、巻き込んでいくことが大事だということを改めて感じた。
ネットフリックスの例(DVD郵送サービスからストリーミングサービス)はおもしろかった。
顧客情報の宝庫で、ユーザーが何に興味を持って、何を観ているのかが一目瞭然。ある意味、ちょっと怖いね。
以下、自分への備忘録として。
デジタル化には3つのステップがある。
① Digitiza -
Posted by ブクログ
DXについて知っているつもりだったけれど、知らないことが多かった。驚いたことに、基本的なことすら自分は知らなかった。
例えば、デジタル化には3段階あり、
①デジタイゼーション
②デジタライゼーション
③デジタルトランスフォーメーション
この3段階は基本中の基本であるが、私はそれすら知らなかった。
今働いている環境では、ただ単にデジタイゼーションを進めないといけないことがめちゃくちゃあるが、なぜそうする必要があるのか、どのデータを抽出してデジタル化する必要があるのか。そしてそれらをどのように活用していくのかを含めてディスティネーションを考えないといけない。
単に今の仕事を