あらすじ
自分の子どもには最高の教育を受けさせたい――。子を持つ親なら誰もがそう考えるだろう。では、どう育てれば子どもの才能を伸ばすことができるのか。本書では、6~10%は存在すると言われる「天才児」をどのように発掘しその芽を伸ばすか。親ができることは? アメリカの最先端事情をルポ。
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Posted by ブクログ
アメリカに来て思うのは、学校を選んだり、遠くの学校や習い事に送迎したり、子どものためにあらゆる役目が求められるけど、それを皆面倒くさがらずにやってるし、教育に熱心であることが誇りという文化がある。
Posted by ブクログ
アメリカではホームスクーリングは50州全てで合法で、6パーセントの子どもが選択しています。
ホームスクーラーの学力は学校に行っている人よりも1、5倍で、コミュニケーション能力もはるかに高いそうです。
またアメリカ大統領の38パーセントがホームスクーリングを受けて育っていることも偶然ではないでしょう。
エジソンや本田宗一郎といったギフテッドも学校からドロップアウトしていました。
アメリカでは、そういうギフテッド、才能のある子どもを育てることを国家プロジェクトとして支援しているわけです。
ミシェル・フーコーという哲学者曰く、
現代社会は、パプティノコンという監視型牢獄と同じシステムで工場、軍隊、そして学校を管理しており、
社会全体が規律を通して相互監視していることを明らかにしています。
さらにSNSを通してありとあらゆるところに、相互監視
が浸透してきている異常な事態だなあと思っています。
我が国の教育がどれだけ時代遅れか。
この国の洗脳は行き着くところまで行き着いてしまっているし、そういう人を相手にしても、檻の中の動物を説得するみたいな感じだと思うのです。
学校の教育システムは本質的に生命と逆行している。
Posted by ブクログ
子育ては実戦あるのみ。
ポイントは我が子にとって一番学びの意欲があがる環境は何なのか?一生をかけて新しいことを学び、挑戦し続け、内から湧き出る情熱を見つけ、行動にうつす能力のある子どもにどのように育てるのか?を考えること。
ビジュアル・ラーナーvsオーディトリー・ラーナーは興味深い。
結局、本を読んでも、何か見たり聞いたり体験したりしても、そこから結果が得られないと意味がないと思う。そこにクリエイティビティや他へ展開できる応用力、実行に移せる行動力、結果が出るまでやり続けられるGRIT(やり抜く力)が必要なんだけど、全ては何かをせずにはいられない強烈な興味関心が大事だと言うことと、この興味関心は恥じることではないんだ、割と普通なんだと思わせられる環境作りが大事だと気づいた。オタクはオタクコミニティーに属してた方が良いってこと。
Posted by ブクログ
ギフテッド教育盛んなアメリカの最先端情報が多く載っていた。
■ギフテッドは、普通の子に比べて非同期的な成長→自己効力感の弱まり
(数学的能力、運動能力、言語能力、社会性、特別な能力、感情 どこか1項目が突出、その他はそれほど高くない。アンバランス故に周囲から理解得られない苦しみ)
■公教育の方向性 少数精鋭のやギフテッド教育に注力するか、落ちこぼれを作らないか
■アメリカの方向性 スプートニクショック→stem教育→2002落ちこぼれ防止法→2015
■親にできること 1 結果は褒めるな 2答えは教えない 3アイデアブックの活用 4簡単な成功などない 5世の中の問題は最高のチャンス 6親の辞書に面倒臭いはない
■教育のアウトソーシングばかりしてはならない。小学校低学年と高校は慎重に。
■増え続けるホームスクール
Posted by ブクログ
今まで知らない世界について書いてあり、学校には合わない子達の違った見方ができるように思えた。日本では不適応でも、アメリカでは才能とみなされるのかもしれないというのは新たな気づきだった。
Posted by ブクログ
ギフテッドに特に興味があるわけではないが、参考に読んでみた
前半はイマイチでしたが後半は実践的で面白いです。
結果は褒めない
答えは教えない
答えを知ってるよりも質問ができる方がいい
アイデアブックを持ち歩く
世の中の問題はチャンス
色々やらせてみる
小学校は親のコミットメントが求められる
アメリカではPTAやボランティアなど
親の役目は多い
しかしそれが子供の満足度にも繋がる
アメリカ大統領は32%がホームスクーラー
教室を飛び出して現実社会での実体験をつめる
プチホームスクーラー
習慣化
絵本 伝記
子供の質問大事
ビジュアルラーナー
これにかなり納得
視覚的ツール活用
自然に触れる
早い段階で子供の方向性を見極める
トライアンドエラーでいい
Posted by ブクログ
2020 大学制度改革(日本)
全米天才児協会(米で1番歴史が古く大きな組織)
現理事長 ジョージ ベッツ博士(ノーザンコロラド大学 名誉教授) ギフテッド教育研究者
ALMモデル(主体的学習モデル)を生み出した
フォーブス誌 価値ある大学専攻科目(食える専攻科目)
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