デイビッド・セインのレビュー一覧
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読めば読むほど、誤解を与えず言いたいことを英語で表現することの難しさを感じた。
こういう本を読んでしまうと、参考になるけど失敗を恐れて口から出なくなりそう。
まあそれ以前に、困らせる直訳どころか英語が口から出てこない自分...
そんな私が思うのは、英語の勉強として英作文を取り入れたらどうかなということ。
文法テストにあるような穴埋め問題だけでなく、例えば「足を向けて眠れません(P165)」を英訳してみよう、のようなもの。
まずは日本語でどういうことを表現しているのか理解した上で、英語にする。
すると、物理的に足を向けて寝れないという状態を英訳しても、真意は伝わらないことがわかる。
そして恩を -
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第1章は日本の政治や日本人の生活について、第2章以降は「なぜ日本人は、知らない人とあいさつを交わしたりしないの?」や、「なぜ相撲取りは塩を投げるの?」、「なぜ意味のない英語の言葉を洋服などの商品にプリントしてるの?」など、全部で50のQ&A形式で、日本を紹介したもの。左ページに英文、右ページに訳、「表現解説」として語や表現の説明が下にあるという構成。
第1章は教科書的な説明で(「国会は1890年に最初に開設され、1915年までには、25歳以上のすべての男性に参政権が与えられるようになりました」(p.13)みたいな)、正直つまらないが、全体で7章あるうちの1章だけなので、ここを読んで -
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学校では教えられない英語が勉強できます。
例えば、何かを頼むときのきき方は日本語でも目上の人や初対面の人、親友などによって言葉を使い分けますが、そんなワンランク上の英語勉強に興味のある人ならきっと楽しく読めます。
I want you to call me tomorrow.
I need you to call me tomorrow.
上記のニュアンスの違いわかりますか?上は上司が部下に命令する感じで、下の方が頼み方としては自然です。
It'll take me a little time to get ready.
It'll take me no time to -
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また読んでしまったデイビッド・セインの「ネイティブ本」。たぶんこの人の本の良いところは、本当に短時間で読んでしまえて、それなりに英語を勉強した人でも、知らなかった表現や語彙が紹介されているからだろう。「ネイティブ」を売りにする本は嫌いなのに、何故か読んでしまう。今回はクイズ形式。
今回勉強になった部分を列挙すると、「順番を待って下さい」は"Wait your turn."であって、"Wait for your turn."とは言わないそうだ(p.38)。outfitという単語は知っているけど、"I like your outfit.&quo -
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読み込むスピードが足りないことを強調している。
面白いもの(自分に興味があるもの)を読む、スピードを上げていくことをTOEICスコアアップのキーとしている。
後半はダラダラ英文と日本語訳の紹介。
数多くのこれ関係の書籍がリスニングでのスコアアップを強調しているが、本書はリーディングこそスコアアップのカギであるとしている。
記憶を定着させるための英語学習としては役立つ内容ではあるが、TOEICスコアを短期間であげたいのであればこの学習方法では不十分である。
よってTOEICスコアアップに関係なく英語の能力を総合的に伸ばしたいのであれば本書の内容を活用するのがいいだろう。
ただ「こうすれば