田畑由秋のレビュー一覧

  • ヤング ブラック・ジャック 3

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    『苦痛なき革命』
    先天性無痛症の黒人解放運動家の話。にかこつけて、この話の重要人物は、ベトナム戦争帰りのトミーと、元ナチスの科学者リーゼンバーグ教授。この辺の独自解釈とクロスオーバーぶり面白いなぁ。七色インコ読みたくなった。

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    2014年10月25日
  • ヤング ブラック・ジャック 1

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    1968年当時の日本の社会情勢をバックに、医大生だった間黒男がどう生きたかをつづる構成はおもしろいし、ところどころに出てくる手塚キャラにもニヤッとする。
    でもちょっと漫画がこなれてない感というか、ちょっとぎこちない感じがあるのが気になる。同人誌を読んでるみたい。

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    2014年10月20日
  • ヤング ブラック・ジャック 6

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    “「ン?ン?誰だ なぜ寝ている 病人か?」
    「ノンノン 体力の温存のためさ
    こちとら2週間もろくなもの食ってないんだ」
    「……………ドワーフか?トールキンか?」
    「人間だよ!!」”

    キリコと薮さんの会話面白かった。

    “「それでもおれは人をなおすっ
    医者として生きるために!!」”[P.172]

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    2014年07月09日
  • ニンジャスレイヤー(2) ~ラスト・ガール・スタンディング(イチ)~

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    完璧なコミカライズといった印象だったけど、原作よりもドギツくてこってり風味かもしれない余湖田畑版忍殺。それと打って変わって、ヤモトさんあたりの夢見る少女のような作画も面白い。もう原作のテキストを無視して演出するくらいでいいのかもしれないw

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    2014年06月05日
  • ヤング ブラック・ジャック 5

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    “ヘンリー・Mは新たな記憶を持つことができなくなってしまったのだ
    熟睡するとその日起きたことをすっかり忘れてしまう
    「手術以降彼は施設で同じ一日を死ぬまで繰り返すことになった
    今のハザマ・クロオもまるきり同じさ」”

    美味しそうにボンカレーを食べる先生がかわいい。

    “『間青年のいつもの朝食はチキンラーメンだった
    カレの身体はチキンラーメンでできていると言ってもよい
    確かにチキンラーメンはうまい!
    しかしさらなる活動効率のためにはほかの栄養素もほしいところ…』”[P.138]

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    2014年03月05日
  • ニンジャスレイヤー(1)~マシン・オブ・ヴェンジェンス~

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    意外と、忍殺導入編としてピッタリのエピソードでしたね。
    テンポ、迫力重視の作劇が漫画独特の味を出していて良い。

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    2013年12月14日
  • ヤング ブラック・ジャック 4

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    “「じゃあ お前が最初の車椅子医師になれッ!!」
    「…なんだよ…そりゃ…」
    「何って…あー…ほら………」
    「…どうせまた考えもしないで言ったんだろ
    矢島…おまえさんはやっぱり 見た目どおりのアホですなあ」”

    体内にメスの話は原作にもあったはず。あの話好きなので嬉しい。

    “だが間くんは死ななかった
    彼の身体はメスに貫かれることはなかった
    自らを守るため
    真珠貝が自分の身体にはいった砂の欠片を真珠質で包んでいくように…
    カルシウムを染み出させてメスを包んでいったのだ
    なんという奇跡…”[P.136]

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    2013年09月18日
  • ヤング ブラック・ジャック 1

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    手塚治虫の伝説的医療漫画ブラック・ジャックの若かりし頃を描いたスピンオフ作品。

    ブラック・ジャックや、ドクター・キリコなどの隠された人となりが分かる話が満載。ブラック・ジャックに比べ、医療要素よりも人間ドラマにフォーカスを当てている印象。

    また手塚治虫さん特有のスターシステムも継承しており、ブラック・ジャック以外の手塚作品に出てくるキャラも顔を覗かせる。

    ブラック・ジャックを知らない人も楽しめるが、手塚治虫ファンならもっと楽しめる作品!!

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    2013年09月08日
  • ヤング ブラック・ジャック 3

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     まさか、大好きな『七色いんこ』が後編で持ってこられるとは思ってもいなかった。おかげで株急上昇、加えていままでのヴェトナムなどの陰鬱とした部分から離れてインターン時代、凄腕の医者のわざを盗み褒められるなどの大成功をおさめるイケメンブラック・ジャックのお話です。
     御陰様で『どろろ』からちまちまと読み始めてしまいました。全巻そろえちゃおうかナァ、手塚治虫さん作品。復刻版とかでいろいろ出ているし(『火の鳥』はむつかしすぎて挫折したので、『七色いんこ』(二人のらぶっぷり好き)『どろろ』(どろろ可愛いよどろろ、百鬼丸と添い遂げてほしかったよォ)悩みます)

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    2013年06月05日
  • ヤング ブラック・ジャック 3

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    “「しかし今週は日本人とよく会うな…
    交換会でDr.山田野と そしてオペの助手を務めてもらった青年か
    顔の大きな手術跡が特徴だったな
    それよりも手際の良さが素晴らしくて忘れようと思っても忘れられない
    …ほら 噂をすれば彼だ」”[P.61]

    大熊さんの描くいんこが見れて嬉しい。
    思わぬ他作品とのつながりが楽しい。
    表情がちょくちょく手塚さん絵っぽくなっててそれがまた嬉しい。

    “「…!きやがったかフランケン!」
    「フランケンはよしてくれ 俺には間って名前がある
    それにフランケンは怪物ではなくそれを造りだした人物の名前だ
    考えずにモノを言う見た目どおりのアホですなぁ」”

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    2013年04月21日
  • ヤング ブラック・ジャック 2

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     手塚先生がいなくなったいま、ホンモノかどうかを議論する意義があるかどうかはさておくもの。
    (『どろろ・梵』とか。あれは絵柄とかいろいろツッコミどころも多かったけれど個人的に好きなシーンもあったので微妙にw許容範囲)
     手塚先生のほかの作品に出てくるキャラクターもちらちら出てくるので、此処のひとはあのキャラクターかな?と考えるのも楽しいし、最新医療もところどころにちりばめられていて、楽しいです。
     あのDr.キリコの若かりしころも出てきます。手塚先生のキリコとは或る意味まったく正反対で、若いころという設定だからなのか、その戦場でなにかあったからあんなひねくれてしまったのか。それは手塚先生のみぞ

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    2012年11月30日
  • ヤング ブラック・ジャック 2

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    “「よけいな心配さすなって言ってんだよ おれの患者だぞ」
    「そんなへまするものか なんせ俺の患者だからな」
    「バカいえおれの患者だ」
    「いいやれの患者だね」
    俺達の患者だ 必ず救う!!”[P.93]

    BJ先生格好いい超格好良い。
    そしてキリコにビックリ。
    女性を守る話は原作の方に確かあったっけな。
    エリちゃん可愛かったです。

    “「あのネックレスは売らなかったんだ」
    「!なぜ…」
    「…初めての記念だからな」
    「…初めて?」
    「実を言うと人のキズを縫ったのは エリ きみが初めてだったんだ」
    「…あれで初めて?なら…あなたは…やっぱり 本物の天才…だよ…」”[P.197]

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    2012年10月21日
  • ヤング ブラック・ジャック 1

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    “「君のことは調べさせてもらったよインターンでもないただの学生なんだって?
    こっちは警察に訴えてもいいんだ…
    君は間違いなく医師免許は取れなくなるだろうな…
    750万は払えない
    …別に踏み倒す気はないんだ 50万は妥当な値段のはずだろう?
    君のその腕があればこんなヤクザな真似はしなくともちゃんと稼げる医者になれるはずだ…」
    「…あんたは…」
    子供の命を値切るのか?
    助けたいと思ったあの気持ちをウソにするのか
    「…わかった…50万…いただこう」”[P.47]

    原作をちゃんと消化しつつの医学生時代。
    原作よりもBJ先生の色気ぱない。
    骨格!
    スターシステムがとても嬉しい。これがなくては。

    “「

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    2012年06月02日