田畑由秋のレビュー一覧
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まさか、大好きな『七色いんこ』が後編で持ってこられるとは思ってもいなかった。おかげで株急上昇、加えていままでのヴェトナムなどの陰鬱とした部分から離れてインターン時代、凄腕の医者のわざを盗み褒められるなどの大成功をおさめるイケメンブラック・ジャックのお話です。
御陰様で『どろろ』からちまちまと読み始めてしまいました。全巻そろえちゃおうかナァ、手塚治虫さん作品。復刻版とかでいろいろ出ているし(『火の鳥』はむつかしすぎて挫折したので、『七色いんこ』(二人のらぶっぷり好き)『どろろ』(どろろ可愛いよどろろ、百鬼丸と添い遂げてほしかったよォ)悩みます) -
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“「しかし今週は日本人とよく会うな…
交換会でDr.山田野と そしてオペの助手を務めてもらった青年か
顔の大きな手術跡が特徴だったな
それよりも手際の良さが素晴らしくて忘れようと思っても忘れられない
…ほら 噂をすれば彼だ」”[P.61]
大熊さんの描くいんこが見れて嬉しい。
思わぬ他作品とのつながりが楽しい。
表情がちょくちょく手塚さん絵っぽくなっててそれがまた嬉しい。
“「…!きやがったかフランケン!」
「フランケンはよしてくれ 俺には間って名前がある
それにフランケンは怪物ではなくそれを造りだした人物の名前だ
考えずにモノを言う見た目どおりのアホですなぁ」” -
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手塚先生がいなくなったいま、ホンモノかどうかを議論する意義があるかどうかはさておくもの。
(『どろろ・梵』とか。あれは絵柄とかいろいろツッコミどころも多かったけれど個人的に好きなシーンもあったので微妙にw許容範囲)
手塚先生のほかの作品に出てくるキャラクターもちらちら出てくるので、此処のひとはあのキャラクターかな?と考えるのも楽しいし、最新医療もところどころにちりばめられていて、楽しいです。
あのDr.キリコの若かりしころも出てきます。手塚先生のキリコとは或る意味まったく正反対で、若いころという設定だからなのか、その戦場でなにかあったからあんなひねくれてしまったのか。それは手塚先生のみぞ -
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“「よけいな心配さすなって言ってんだよ おれの患者だぞ」
「そんなへまするものか なんせ俺の患者だからな」
「バカいえおれの患者だ」
「いいやれの患者だね」
俺達の患者だ 必ず救う!!”[P.93]
BJ先生格好いい超格好良い。
そしてキリコにビックリ。
女性を守る話は原作の方に確かあったっけな。
エリちゃん可愛かったです。
“「あのネックレスは売らなかったんだ」
「!なぜ…」
「…初めての記念だからな」
「…初めて?」
「実を言うと人のキズを縫ったのは エリ きみが初めてだったんだ」
「…あれで初めて?なら…あなたは…やっぱり 本物の天才…だよ…」”[P.197] -
Posted by ブクログ
“「君のことは調べさせてもらったよインターンでもないただの学生なんだって?
こっちは警察に訴えてもいいんだ…
君は間違いなく医師免許は取れなくなるだろうな…
750万は払えない
…別に踏み倒す気はないんだ 50万は妥当な値段のはずだろう?
君のその腕があればこんなヤクザな真似はしなくともちゃんと稼げる医者になれるはずだ…」
「…あんたは…」
子供の命を値切るのか?
助けたいと思ったあの気持ちをウソにするのか
「…わかった…50万…いただこう」”[P.47]
原作をちゃんと消化しつつの医学生時代。
原作よりもBJ先生の色気ぱない。
骨格!
スターシステムがとても嬉しい。これがなくては。
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